励ましメッセージ(その11)
- 公開日
- 2020/04/17
- 更新日
- 2020/04/17
今日のできごと
非日常の様子が当たり前になりつつある最近ですが、校長先生の励ましのメッセージにあるように四中の藤の花は咲き出しています。杜甫の「春望」の句のように「城春にして草木深し」といった趣です。三年生の皆さん、課題は進んでいますか?終わっているならば、その先を見据えて様々なことを学習してみましょう。
西郷隆盛の詩にある
貧居(ひんきょ)、傑士(けっし)を生み、勲業(くんぎょう)多難に顕(あら)わる。
雪に耐えて梅花(ばいか)麗(うるわ)しく、霜を経(へ)て楓葉(ふうよう)丹(あか)し。
如(も)し、能(よ)く、天意を識(し)らば、豈(あに)敢(あえ)て、自から安きを謀(はか)らむ。
という句があります。簡単に要約すると、今ある苦難はつらい、だけど耐えよう。梅の花が雪に絶えて美しく咲くように、もみじの葉は霜が降りた後に真っ赤に染まるように。もし、天の意志を知ることができたならば、楽をしようなどとは思わない。ということになります。将来の自分の姿という天意を識って今のつらさを乗り切りましょう。
野球部の皆さんへ
野球ができない悔しさ、つらさ、大変なことでしょう。でも、今、自分にできること、自分にしかできないことがあるはずです。ランニングや筋力トレーニングに加えて、イメージトレーニングも忘れずに。臨時休業明けにグランドで皆さんの元気な姿を見ることを楽しみにしています。目指せ、都大会上位進出!
(国語科 服部泰史)