学校日記

Drop`s ボーカル 中野ミホさんが「キャリア教育」

公開日
2019/12/17
更新日
2019/12/17

校長室

 12月16日(月)第四小学校にDrop`s ボーカル 中野ミホさんが来校し、5,6年生の児童に「キャリア教育」をしました。今回は本校が八王子市教育委員会の研究指定校の「国語」を受けて「読み物」の叙述について研究していたので、言葉を大切にしている歌手の中野ミホさんに依頼しました。
 Drop`sは北海道出身の女性5人組のグループで、中野ミホさんはボーカル・作詞・作曲を担当されています。これまで、映画「無伴奏」「月光」「復讐したい」という映画の主題歌や挿入歌を担当され、CMではJR東日本「行くぜ、東北。SPECIAL冬のごほうび」で歌声を披露されました。
 当日は、歌を四曲交えながら、話してもらいました。以下に概要を述べます。
・言葉はメロディーと一緒になって大きな力をもつ。自分の想いを言葉に素直に表すことが大事。
・中学生の頃は、恥ずかしがり屋でしたが、歌に出会って自分の好きなことが見つかり、歌う時は、自分を発揮できた。好きなことを見つける大切さを話されました。
・やりたいことを自分の気持ちにウソをつかないでやり切ることが大事。
・恋をした時はラブソングを作った。自分の気持ちを素直に言葉に表すことが相手に伝わる。そして、その気持ちは、少しずつみんなの物になっていく。例え、恋が終わっても歌・言葉は蘇らせてくれる。
・10年たって、たくさんの方々に支えてもらった。歌・言葉を通して多くの人をHappyにしたい。人生にはうれしいこと、悲しいこと、悩んでいること、苦しいことがある。そんな時、歌・言葉は救ってくれる。
・未来のためには、自分の気持ちにウソをつかないで、正直にやりたいことに向き合うこと。自分が夢中になって取り組むことが未来につながる。
・私を応援してくれた父母に感謝している。今日は、皆さんの大切な時間をいただき「ありがとうございます。」と話されました。

 中野ミホさんは小柄で華奢な方です。でも、体育館に響く歌声は研ぎ澄まされた澄んだ声、素直な気持ちを歌い上げる歌詞と歌声、いつもの体育館がコンサートホールになりました。全てが子供たちへの心からのメッセージでした。本当に ありがとうがとうございました。