学校日記

ドイツ ヴリーツェンから

公開日
2017/10/02
更新日
2017/10/02

今日の出来事

 私たちの学校・第三小学校で学んだ方の中に、『肥沼信次さん』がいらっしゃいます。お医者さんであった肥沼先生は、戦時中のドイツ・ヴリーツェン市で、献身的にチフス患者の治療にあたられ、最後は自らチフスにかかって亡くなられたのです。今でもヴリーツェン市では、私たちの先輩である「肥沼先生」のことを大切に思ってくださっているそうです。

 この度市制100周年を記念して、八王子市とヴリーツェン市は友好交流協定を結びました。そして今回、 ヴリーツェン市の市長自ら「肥沼氏の育った場所や母校へ行ってみたい。」とのことで、今回の訪問が実現しました。

 子どもたちに笑顔でたくさん手を振ったり、握手をしたり、深々と頭を下げていたり、あたたかな人柄のジーベルト市長さんでした。みんなで歌ったドイツ語の「のばら」の歌に感動され、目に涙を浮かべていらっしゃいました。

 喜んでいただけてよかったですね。みんなの素敵な歌声とがんばりに拍手です!