道徳地区公開講座 5年2組
- 公開日
- 2022/06/24
- 更新日
- 2022/06/24
学校日記
主題名:公平な心
教材名:転校生がやってきた
「ぼく」は、仲間外れにされたり、無視されたりするなど、学級の中でいじめを受けていた。「勇馬」という転校生がやってきて、靴隠しにあったりする「ぼく」を支え、励ましてくれた。そして、「いじめをしてはいけない」ということを学級のみんなに投げかけた。それまで黙っていた学級のみんなも、「勇馬」の言動から正義の実現に向けて動き出していくというお話です。
授業の導入では、「いじめはしてはいけないこと」と分かっていても、いじめがなくなっていない現状を、文科省のいじめ実態調査から読み取り、自分事として捉えられるようにしました。勇馬が、いじめについて学級のみんなに話しかけた場面では、「いじめられているる人をほうっておけないという思いがあったのでは。」「助けてくれる人がいたから自分は救われた。だから今度は自分が助ける側にならなきゃという思いがあったのでは。」という意見が出され、勇馬の勇気ある行動について考えました。そして、いじめをなくすために、自分ができることを考え、「いじめを見つけたら放っておかず、すぐに先生(大人)に報告する。」「勇気を出して止めたい。」「いじめられている子に寄り添ってあげる。」という意見が出されました。
振り返りでは、いじめをなくすために一人一人が勇気を持って行動することや、必ず誰かに相談することの大切さを感じていました。