12月21日(月) 本日の授業風景
- 公開日
- 2009/12/21
- 更新日
- 2009/12/21
校長より
3年生・数学(少人数)の授業の様子です。
「 三平方の定理 」 の応用やまとめに入っています。
グループによっては、円錐や四角錐といった錐体 ( すいたい ) の体積の求め方も学習していました。
錐体の体積の求め方 底面積 × 高さ × 1/3 という公式はすでに1学年の時に学んでいますが、3年生では三平方の定理を活用して、その底面積や高さを算出しなければなりません。
二次元の図形 ( 平面 ) ではなく、三次元の図形 ( 空間 ) を相手にしなければならないので難しいところもあります。
そう考えると、四角錐の巨大建造物 「 ピラミッド 」 を造った古代エジプト人の知恵には、今さらながら感心させられます。
今年、「 週刊・世界百不思議 」( 講談社 ) という雑誌が発刊されました。
私はその創刊号を買ったのですが、その中に 「 葦嶽山にピラミッド発見 」 という特集記事がありました。
なんでも広島県にある葦嶽山という山は、本家本元エジプトのピラミッドよりも古い世界最古のピラミッドなのだとか …。 もしそれが事実だとすると、私たち日本人の祖先は、古代エジプト人と同等かそれ以上の数学力を持っていたことになります。
皆さんはその遺伝子を受け継いでいるのですから、自信をもって 「 三平方の定理 」 の問題を解いてください。
… と、そんな理屈、何の励ましにもなりませんかね?
校長 武田幸雄