学校日記

12月14日(月) 本日の授業風景

公開日
2009/12/14
更新日
2009/12/14

校長より

 3年生・理科の授業の様子です。

 「 科学技術と生活 」 を学習しています。

 カーボンナノチューブ、ファインセラミックス、吸水性高分子、形状記憶合金など、最先端の科学技術にはどういう特長があるのか、日常生活のどんなところに役立っているのかなどを確認しました。

 また、光化学スモッグなど、科学技術の進歩がもたらした影響についても学びました。

 先に話題となった行政刷新会議の行った 「 事業仕分け 」。
 科学技術予算も例外ではなく、いわゆる 「 仕分け人 」 と呼ばれた人たちによって、大幅な削減や凍結の判定が下されてしまいました。

 このことに異議を唱えたノーベル化学賞受賞者の野依良治さんは、次のようなコメントを発表しています。

「 教育や科学技術は未来への投資であり、コストはなじまない。 ( 仕分け人の人たちは ) 将来、歴史の法廷に立つ覚悟はできているのかと問いたい。」

 さすがにノーベル賞を受賞する人だけあって、コメントにも 「 すごみ 」 を感じました。
                                     校長 武田幸雄