11月26日(木) 本日の授業風景
- 公開日
- 2009/11/26
- 更新日
- 2009/11/26
校長より
1年生・理科の授業の様子です。
「 混合物の状態の変化 」 の学習で、混合物を加熱したときの温度変化を調べる実験を行っています。
水とアルコールの混合物は、80度ぐらいで沸騰しましたが、その後も温度は少しずつ上がり続けます。 そのことから、混合物の沸点は決まった温度にならないことが確かめられました。
この 「 水とアルコールの混合物の変化 」 について、私からひとつ問題です。
水 100cc に お茶 50cc を加えると、薄いお茶 150cc になります。
では、水 100cc に ウィスキー 50cc を加えると、どうなるでしょうか?
ウィスキーの水割り 150cc になるでしょうか?
正解は、「 ならない 」 です。
具体的には「 150ccより少し少ないウィスキーの水割りになる 」 です。
物質は、分子という 「 その物質の性質を持つ最小の粒子 」 からできていますが、アルコールの分子は水の分子と混ぜ合わせると、その一部が水の分子に溶け込んでしまうからなのです。
私は、この問題についてはたまたま 「 お酒 」 に関する知識なので知っていただけです。 したがって、さらに詳しいことを知りたい人は、担当の猪野先生に聞いてください。
校長 武田幸雄