学校日記

2月17日(木) 本日の授業風景 ・ その2

公開日
2011/02/17
更新日
2011/02/17

校長より

 1年生・社会(歴史)の授業の様子です。 担当は、川口先生です。

 歴史の学習も、いよいよ 「 近世 」 に入ってきました。
 今日は 「 日本とヨーロッパの出会い 」 を取り上げています。

 「 南蛮貿易 」 の学習では、川口先生から 「 身近にポルトガル人やスペイン人の知り合いがいる人はいますか? 」 という質問が出されました。

 私はてっきりサッカー部員から 「 ルイス・フィーゴ 」 「 リカルド・ペレイラ 」 「 クリスティアーノ・ロナウド 」 ( 以上、ポルトガル代表選手 )、「 ラウル・ゴンザレス 」 「 フェルナンド・トーレス 」 「 ダビド・ビジャ 」 ( 以上、スペイン代表選手 ) といった名前が挙がるかと思ったのですが、「 身近に … 」 というのがネックだったらしく誰一人出ませんでした。

 当時日本に輸入された品物の名称が、そのまま日本でも使われるようになった言葉を資料集で確認しました。 「 カステラ 」 「 ボタン 」 「 カルタ 」 など、私たちの日常生活で当たり前のように使われている言葉が出てきましたね。

 川口先生は 「『 ズボン 』 も外来語かと思っていたが、先日テレビで 『 ずぼーんと足を通すからズボンになった 』 と紹介していたので、驚いた 」 とお話しされていました。 しかし、実は川口先生のほうがテレビより正しいようです。

 ただし、語源はポルトガル語やスペイン語ではなく、フランス語の 「 jupon 」( ジュポン ) です。 そして、その 「 jupon 」 とは、女性がスカートの内側に履くペチコート ( 下着 ) のことです。

 改めて、私たちの身の回りにあるさまざまな日用品の語源を調べてみると、ほかにも意外な発見があるかもしれませんね。
                                     校長 武田幸雄