1月28日(金) 本日の授業風景 ・ その2
- 公開日
- 2011/01/28
- 更新日
- 2011/01/28
校長より
3年生・美術の授業の様子です。 担当は、田中先生です。
「 デペイズマン 」 や 「 だまし絵 」 に取り組んでいます。
「 デペイズマン 」 とは、意外なものを組み合わせた絵 ( そうすることで、見る者を驚かせる絵 ) のことです。 例えば、一見空に浮かんだ雲を描いているようだが、その雲は大きなワイン・グラスにのっているといった絵です。
「 だまし絵 」 は、トリックアートとも呼ばれます。
有名なものでは 「 ルビンの壺 」 といって、見方によって 「 壺 」 や 「 見つめ合っている二人の横顔 」 に見えるといった絵があります。
「 デペイズマン 」 「 だまし絵 」 どちらを選択してもよいのですが、これまで美術の授業で学んできたマーベリングや吹き流し、スパッタリングなどの技法も取り入れながら作品を仕上げていきます。
「 画用紙に描かれた景色が、画用紙の外に飛び出してきている絵 」
「 木の葉や枝を描いているが、よくみるとそれが猫の姿になっている絵 」
「 同じ建造物なのに、柱の本数が絵の上と下とで異なっている絵 」 …
さすが3年生。 どれも完成が楽しみなものばかりでした。
ちなみに、東京スカイツリーの地上付近での断面図 ( 地面と水平方向 ) は、正三角形をしています。 しかし、高くなるにしたがって徐々に丸みを帯びていき、約320m付近ではとうとう円形になってしまいます。
これなども、描き方によっては 「 だまし絵 」 になるかもしれませんね。
校長 武田幸雄