6月30日(水) 本日の授業風景 ・ その2
- 公開日
- 2010/06/30
- 更新日
- 2010/06/30
校長より
2年生・国語の授業の様子です。
期末考査の返却と解説を行っていました。
今回のテストに関して担当の張元先生が、「 残念だったこと 」 として 「 90点台が一人もいなかったこと 」 を、そして 「 良かったこと 」 として 「 80点台が大勢いたこと 」 を挙げていらっしゃいました。
「 90点台 」 と 「 80点台 」
その壁が何であったのか知りたくなり、このクラスで80点台だった人たちの答案用紙を見せてもらいました。
その結果、私が思ったのは 「 ちょっとした勘違い 」 「 乱雑な字の書き方 」 「 答え方の間違い 」 など、いわゆるケアレスミスが壁であったということです。 これは、決して乗り越えられない壁ではないはずです。
張元先生が、今後の試験 ( 高校入試も含めて ) で失敗しないように、解答の仕方についてさまざまな注意を与えてくださっていました。
国語の試験で高得点をとるためには、文章読解力や言語知識だけでなく 「 試験における正しい答案の書き方 」 といったものも要求されます。
しかし、それは決して難しいことではなく、さまざまな問題を解くことで誰でも身につけることができます。 ただし、逆の言い方をすると、そうした訓練を積まなければ身につけることはできないかもしれません。
今日の授業で張元先生が指摘してくださったことを忘れずに訓練を積めば、今回越えられなかった壁は、次のテストで簡単に乗り越えられるはずです。
校長 武田幸雄