6月30日(水) 本日の授業風景
- 公開日
- 2010/06/30
- 更新日
- 2010/06/30
校長より
3年生・理科の授業の様子です。
「 地球と太陽 」 の学習に取り組んでいます。
今日は特に 「 夏にオリオン座が見えないのはなぜか 」 という課題を通して、星の1年の位置の変化を確かめていました。
地球は自転しながら、太陽の回りを公転しています。
そのため、地球から消える太陽や星座の位置は、季節の変化や一日の時間の推移によっても移り変わります。
教科書やワークには、太陽や星座の動きについて再三 「 見かけの動き 」 という表現が使われています。
これは、実際には動いているのは私たち ( 地球 ) なのであって、太陽や星座は 「 動いているように見えるだけ 」 だからです。
勘違いする中学生がいるといけないので、そうした表現を使っているのでしょうが、今や 「 天動説 」( てんどうせつ = すべての天体は、地球を中心に回っているとする考え ) を唱える人は、まずいないでしょう。
ただし、私たちが学生の頃、この 「 天動説 」 をもじって 「 テンドウ君・テンドウさん 」 と呼ばれる人がいました。
どういう人かというと、「 世の中はすべて自分を中心に回っている 」 と考えているかのような言動をとる人たち、つまり、今で言う 「 ジコチュー ( 自己中心 )」 の人たちのことです。
こんなあだ名は、つけられたくないものですね。
校長 武田幸雄