7月17日(金)
保護者の皆様。
1学期間、何かとお世話になり有り難うございました。
明日からお子さんたちは夏休みです。 部活動や三者面談なども控えておりますが、基本的にはご家庭中心の生活になるかと思います。 ぜひ、保護者会でお話しさせていただいた 「 よい加減 」 の親子関係の中で、生活のリズムを崩さないようなご指導をお願い申し上げます。
なお、学校HPも 「 今までどおり 」 とはいかないまでも、可能な限り夏休み中も更新してまいりますので、ぜひ閲覧してください。
※ 終業式講話は、下欄 「 おりたたみ記事 」 に掲載されています。
私が夏休みのしおりに書いた 「 三つの 『 落とすな!』」。
「 学力落とすな! 品格落とすな! 命落とすな! 」
今日は、そのことについて少し詳しくお話しさせてください。
まず 「 学力落とすな! 」 についてです。
皆さんは、学校のある普段の日は、どんな勉強を中心に行っていますか? やはり、その日の授業の復習や、翌日の授業の予習、宿題が中心かと思います。
そこで、ぜひ夏休みには、そういう普段の勉強ではなかなか取り組めない学習に取り組んでもらいたいのです。 例を三つあげます。
ひとつは、1学期はもちろん前の学年や、場合によってはさらに前の学年にまでさかのぼり、当時教わったことでわからないままにしてきてしまった内容、曖昧なまま今日に至っている内容についての学習です。
簡単に言うと、「 過去のつまずきを手当てする学習 」 です。
ふたつめは、例えば、自分でテーマを決めて自由研究に取り組む、いつも以上にたくさんの本を読む、作文や絵などのコンクールに応募してみる、各教科の応用問題に挑戦してみる、といった学習です。
簡単に言うと、「 発展的な内容の学習 」 です。
みっつめは、その逆に、漢字や英単語などを徹底的に暗記する、計算などの基礎問題を繰り返し練習する、といった学習です。
簡単に言うと、「 基本的な内容の学習 」 です。
以上の三つの学習をバランスよく全部やれればいうことないのですが、なかなかそうもいかないでしょう。 そこで、今日もらう通知表の各教科の評定や、先生の書いた所見を参考に、今の自分にとって最も有効な学習に的を絞って取り組んでみてください。
次に 「 品格落とすな! 」 についてです。
「 品格 」 とは、人の内面からにじみ出るような好ましい様子・雰囲気のことです。 したがって、それはその人の行動や言葉遣いはもちろん、さりげないしぐさや身だしなみにも表れてきます。
しおりにも書いたような 「 不規則で遊び中心の生活 」 「 夜遅くまでの外出 」 「 身だしなみの乱れ 」 「 法律に触れる行為 」 などはいうまでもなく、場所や時間をわきまえず集団で騒いだり、地域や街をゴミで散らかすような行為も、すべて自分の品格を落とすことにつながります。
そして、そういう人が増えると、別所中学校の品格までも落とすことになってしまいます。
ぜひ、品格を落とさないどころか、一人ひとりが品のある人、品の良い人になり、ひいては別所中学校を気品あふれる学校にしてください。
最後に、「 命落とすな! 」 について。
現在の君たちの年齢や健康状態から考えると、もし君たちに命を落とすようなことがあるとしたら、それは何の前触れもなく突然やってくるでしょう。
一例をあげれば、自然災害や自然を甘く見たことによる事故です。 夏休みは特に水の事故や落雷による事故が発生しやすいので、気をつけてください。
悪ふざけや不注意から巻き込まれる交通事故も心配です。 あるいは、自転車の二人乗りやスピードの出し過ぎから事故を起こすこともあります。 その場合は、君たちが他人の命を危険にさらす、他人の命を落とすことにもなりかねません。
また、熱中症予防にも十分に気を配ってください。 暑い中で運動するときは、充分な水分補給と休息を心がける必要があります。
以上、学力や品格と違って、命だけは一度落とすと取り返しがつかないので、特に注意が必要です。
では、明日からの約40日間、命だけは絶対に落とさないように、頭も体も心も鍛えて、ひとまわりもふたまわりも逞しくなった姿を、9月1日に見せてください。
「 学力落とすな! 品格落とすな! 命落とすな! 」
校長 武田幸雄