学校日記

雨ニモマケズ・風ニモマケズ 「 別中桜 」

公開日
2010/04/02
更新日
2010/04/02

校長より

 4月2日(金)

 午前中を中心に雨交じりの強風が吹き荒れていたため、せっかくの桜が散ってしまわないかと心配でした。

 しかし、都心と比べて開花の時期が少し遅かったのが幸いしたのでしょうか、
… いえ、本校の桜はあれだけの強風にも負けないたくましさを持っているからなのでしょう、校内の桜を見て回ったところ、ほとんど ( というより、全く ) 散っていませんでした。

 このぶんだと、入学式には満開の別中桜が新入生を迎えてくれそうです。

 校舎から一番離れた場所にある桜の写真を撮ろうとしたら、枝に結びつけられた高尾山の 「 合格祈願・お守り 」 を見つけました。( 写真・下 )

 「 おみくじ 」 を木の枝に結びつけるのは知っていますが、どんな御利益を期待して 「 お守り 」 を結びつけたのか???
 真意はわかりませんが、きっと卒業した3年生の誰かが自分なりの 「 思い 」 をこめて結びつけたのでしょう。

 強い雨風に耐えた桜と、その枝に結びつけられた 「 お守り 」 … 。
 見ていたらなんとなくコブクロの 「 桜 」 の一節が頭の中に流れました。

  ♪ 花びらの数と同じだけ 生きていく強さを感じる

  ♪ 嵐吹く風にうたれても やまない雨はないはずと …
                                     校長 武田幸雄