6月9日(火)
雨天順延となった創立20周年記念体育大会も、興奮と感動のうちに終了することができました。
平日であるにもかかわらず、早朝よりご参観くださったご来賓ならびに保護者の皆様には、心より御礼申し上げます。
また、今日一日だけでなく、準備期間よりご迷惑をおかけしてきた近隣の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。
さて、先週私は、ある3年生たちにこんな話をしました。
「 勝負の世界では、負けて流す涙より、勝って流す涙の方がいいに決まっている。 しかし、一番情けないのは、勝っても負けても涙を流せないことだ。 つまり、勝って嬉しくもなく、負けて悔しくもない…。 練習に一生懸命取り組まなかった者は、必ずそうなる。 まずは、勝っても負けても涙を流せるような取り組みをしてみる。 勝敗は、その次だ。」
今日の体育大会で、どれだけの生徒が涙を流したでしょうか。 もちろん、人前で泣けるタイプと、そうでないタイプとがあります。 一概に泣いた生徒の数をもって、彼らの取り組みの質を推し量れるものではありません。
しかし、私は確信をもっていうことができます。
今日、たぶん限りなく全員に近い生徒たちが、目に見える涙、見えない涙を流したはずです。
閉会式のとき、校長特権(?)で、朝礼台の上から全校生徒の顔を見渡すことができます。
そのとき、すでに涙で充血した目を私に向けている生徒がたくさんいました。
普段おちゃらけた表情しか見たことのない生徒が、真剣な眼差しで私の話を聞いてくれていました。
みんな心身ともに疲れていたであろうにもかかわらず、下をうつむいている生徒は一人もいませんでした。
ああいう表情・態度で閉会式の話を聞けるというのは、彼らの中に達成感、成就感があるからなのです。 そんな彼らを見ているうちに、私も話しながら熱いものがこみ上げてきました。
全力を尽くす姿で人を感動させられる別所中の生徒たちは、私にとっての誇り……などというものではありません。
地域の誇り、東京都の誇り、日本の誇りです。
「 ROOKIES 」 を真似して、「 夢にときめけ! 明日にきらめけ! 」と、生徒に気合いを入れたつもりが、逆に私が生徒から 「 ときめき 」 「 きらめき 」 をもらった一日でした。
最後になりますが、お子さんの団と同じ色の服装、グッズでの応援をしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
保護者の皆様の熱い応援も、本校体育大会の新たな伝統してまいりましょう。
校長 武田幸雄