「生徒の皆さんへ」 第2学年 牧野輝道

 七中生の皆さんこんにちは。この休業中の毎日をいかがお過ごしですか。
 休業期間も3週間目に入りました。予定されている学校の再開は5月7日ですから、今日が過ぎると休業はあと8日ですね。自宅学習課題は順調に進んでいますか。夏休みや冬休みに出る宿題とやや性質が異なるのは、本当に毎日の授業の代わりになるような課題を作って出題しているので、ため込んで一気に片づけるのではなく、平時の学習習慣を保つつもりで毎日計画的に進めてほしいということです。授業を受けている感覚を忘れずに課題に取り組んでみましょう。私も早く皆さんと授業をやりたい気持ちを抑えて、今はじっと家で教材研究に勤しんでいます。
 世の中では不要不急の外出自粛が強く叫ばれ、世の中との接点も乏しくなりがちです。そこで情勢を知ろうと新聞報道やテレビニュースやネットニュースを見ても、同じようなコロナ報道ばかりで、それ以外の世の中の出来事をあまり知ることができません。特に気になるのは、いろいろな立場の人がそれぞれの言いたいことを無責任にコメントし、しかも決まって政策に難癖をつけたり他人を非難したりするばかりの論調が目立つことです。中には事実報道よりもセンセーショナルな報道に仕立てているものもあるように思います。例えば感染状況を伝えるニュースの中で、快復者数をメディアが積極的に報じないため、現状の患者数が何人いるのか分かりません。感染して罹ったあと治った人だって相当数いるはずなのに、これでは感染者数だけが際限なく増えていくことになり、社会不安が増すばかりでしょう。私たちはそれに惑わされないようにしたいものです。
 2000年代から既に使い回されている言葉に「ネットリテラシー」があります。概ね「インターネットに流れている情報を取捨選択し、真に自分にとって有益な情報を活用する能力」という意味です。生徒の皆さんは、既に生まれたときからインターネットやスマートフォンに親しんできた世代ですから、ある程度のネットリテラシーは心得ていると思います。しかしインターネットには匿名記事や根拠の怪しいフェイクニュースが多いので、それが事実かどうかを確かめる「ファクトチェック」が必要です。このファクトチェックには定石といえる方法があります。詳しくは授業で学ぶことにしましょう。
 皆さんもそろそろ学校再開に向けて学力・気力・体力を取り戻していくときです。特に体力はずっと家でじっとしていれば下がってしまいます。休業前の体力を100とすると、今の皆さんはどのくらい落ちているのでしょうか。外出自粛が求められていますが、体力を維持することも大事です。気候のよいこの時期ですから、気分転換も兼ねて、一日一度は着替え、庭や家の近くなど密な状態が発生しないような場所で体を動かして、体力を100に戻していきましょう。そして準備を万端整えて再開の日にお会いしましょう。
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