「生徒の皆さんへ」 第3学年 吉越彩乃

 緊急事態宣言が出されて2週間以上が経過しました。3月から皆さんと毎日会える普通の日常が失われました。当たり前は決して当たり前ではないこと、そして学校は、生徒の皆さんがいて初めて命が吹き込まれるのだと実感しています。学校全体が寒く、教室は放課後とは違う寂しさが漂っています。何も書かれない黒板も、使われない椅子や机も、心なしか寂しそうです。

 ただ家にいるのと、「外に出てはいけない」と言われて家にいるのは全然気持ちが違います。外に出ても、歩く人のほとんどがマスクを着けていて、その物々しさに「異常事態」だということを思い知ります。夏休みよりも長い期間、部活もなく過ごす皆さんのことが心配です。ゲームやyoutubeに明け暮れてはいませんか。たまには窓を開けたり、お散歩したりして、大きく深呼吸してください。みんな同じ空の下で、同じような不安や不満を抱いています。

 私はと言うと、学校が再開したときの準備をしたり授業を作ったりしながら、やっぱり少しぼんやりしている自覚があります。授業をしている普通の日々なら、ココアなんかいれる時間はありませんから。学校が再開したときに「ちゃんとできるかなぁ」という不安は、皆さんと一緒だと思います。一方で、「こんなに時間が与えられることは、人生にもうないかもしれない」とも思います。私は仕事以外の時間、サボっていた書道をやりはじめました。あとは、家にある本を読み直したり、ふだんしないところを掃除したり、料理をいつもより丁寧に作ったり、家の前で縄跳びをしたりしています。西原先生はこの間、40分も縄跳びをしたそうです。実は西原先生は縄跳び名人で、後ろ二重跳びやはやぶさ、交差二重跳びもできるのです。私はそれほどできないけれど、終わった後は気持ちがいいです。七中へ来るまでの坂の上り下り、授業で教室へ行く階段の上り下りが減った今、筋肉がおちてしまわないように家でも簡単な筋トレをしています。プランクを1分×2セットやってゼーゼー言っています。皆さんはこのくらい余裕なのでしょうか。「我こそは!」という最長記録があれば教えてください。

 皆さんが、何か1つでも「できるようになった」と言えることがある休みを過ごしていたら嬉しいと思います。私もそういう報告ができるように、心がけて過ごします。学校が再開したときに、皆さんの明るい顔が見られることを楽しみにしています。
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