ごあいさつ

「自立・共生」を目指して

ごあいさつ

                                                                                         校 長   山北 雅史



 校庭の周りの新緑の葉が、さわやかな春風に揺れています。下柚木小学校は新入生24名を迎え、全校児童数178名で令和5年度が始まりました。全6学級のスタートです。特別支援教室「チャレンジ」では86名の子供たちが学びます。  今年度も新型コロナウイルス感染症への対応のため、子供たちはもちろんのこと保護者の皆様、地域の皆様も大変に辛い思いをされていることと思います。日本だけでなく、世界中が試練の時を迎えていますが、私たち教職員は必ずこれまでのような下柚木小学校の楽しい日々が戻ってくることを信じています。「明けない夜はない」の心をもって、再開の日を待ちたいと思います。  さて、子供たちのあふれる笑顔を思い起こしながら、今年度の学校経営計画の概要を記します。
【教育目標】は下柚木小学校の伝統の「自立・共生」です。

「自立・共生」 
よく考える子(知)
思いやりのある子(徳)
たくましい子(体)

   【目指す学校像】は次の3点です。

〇 児童が達成感・充実感を味わい、笑顔があふれ、安全・安心に過ごせる学校
〇 保護者・地域と連携し、児童を共に育てる質の高い教育活動が展開される学校
〇 教育公務員としての自覚をもち、資質・能力が高く、信頼される教職員がいる学校


上記の目標を達成するために、【令和5年度の取組目標と方策】として、次の4点を重点的に取り組んでいきます。


・ 『確かな学力・健やかな心と体』を育む
・ 『豊かな人間性』を育む
・ 『地域とつながる学校』をつくる
・ 『安全安心で信頼される学校』をつくる

私たち下柚木小学校教職員は、29年にわたる本校のよき伝統を引き継ぐとともに、大きく変化し続ける現在及び将来の社会に適合するように、教育活動全般にわたり創意工夫と改善を常に行いながら、日々の実践に努めなければなません。持続可能な社会を形成する「よりよい市民」へ成長するための基礎を身に付けるため、子供たちは学校で学び、家庭で育まれ、地域で磨かれていきます。一人一人の子供が自らの可能性を信じながら、将来に向けて夢をもち、「よりよい社会」を実現していくために、学校・保護者・地域の相互が信頼し連携していくことを学校経営の柱といたします。
そのために私たちは、子供たち一人一人に確かな学力と体力を身に付けさせ、人間性豊かな子供へと育てていきます。学習指導要領の実施を通して、常に子供たちへの指導を評価・改善しながら、教職員として自らの資質・能力の向上を図っていくことといたします。
これから1年間、地域運営学校として、保護者・地域の皆様と子供たちのために、さらに協働していきたいと思います。ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

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