絹産業で栄えた養蚕農家の人たちは、大切な蚕のお守りを高尾山薬王院に授かりに行きました。このお守りの噂が広がり、多くの人が参拝し、今では高尾山は「祈りの山」として大切にされています。

【天狗ごはん】　高尾山は古くから「天狗の住む山」と言われています。赤米でご飯をほんのりと

色付けし、天狗の帽子を黒ごまで表しました。

【山の幸和え】　しらたきで高尾山の蛇(じゃ)滝(たき)や琵琶滝を表現し、山の幸であるきくらげを入れた和え物です。

【高尾揚げもみじあんかけ】　高尾山に広がる美しい紅葉のイメージを、もみじの形をしたかまぼこを使って表しました。

【翠(すい)靄(あい)汁】　　　高尾山の自然の豊かさと、厳かな様子をイメージしました。

　　　　　　　　　　汁の中にあおさをいれて、山の中に立ち込める翠靄（みどり色のもや）を表しました。

　　　　　過去・現在・未来へと紡ぐ　ぼく わたしの日本遺産