3月11日(月)の給食
- 公開日
- 2019/03/11
- 更新日
- 2019/03/11
給食室から
◆◇◆ 献立 ◆◇◆
福島県飯舘村郷土料理
五目おこわ
凍み大根と凍み豆腐の煮物
じゃがいものみそ炒め
でこぽん
牛乳
東日本大震災から8年が経ちました。今日は、福島県飯舘村の郷土料理を給食で作りました。飯舘村は、手間を惜しまずに丁寧に心を込めて相手を思いやる「までい」な生活文化が今も残っている村です。飯舘村は震災発生後から、長い間避難指示が出ていましたが、平成29年3月に避難解除になりました。原発事故の避難で、何気ない日々のあたりまえのありがたさに気づき、平成30年3月11日を「あたりまえをありがたいと思う日」に制定しました。そんな、飯舘村の郷土料理を給食で作り、みんなであたりまえの日々に感謝しながら食べました。
<五目おこわ>
飯舘村は夏も涼しくうるち米が実らないこともあり、もち米をを多く作っていました。給食では、たけのこ、ごぼう、にんじん、刻み昆布、油あげ、鶏肉が入った五目おこわをつくりました。
<凍み豆腐と凍み大根の煮物>
寒い地方の保存食でもある、凍み大根と凍み豆腐を使った煮物です。夜と昼との寒暖差で、食材が乾燥していきます。凍結栄養分やうまみが凝縮されています。
<じゃがいものみそ炒め>
飯舘村では昔から各家庭で味噌を仕込み、先祖が手間を惜しまず作り続けてきた味を大切にしています。給食では揚げたじゃがいもをみそ炒めにします。飯舘村では家庭料理として親しまれている味です。