ブログ(学校日記)

H.31.3.4 児童朝会から

公開日
2019/03/04
更新日
2019/03/04

学校全体

H.31.3.4 朝会講話
 3月になりました。1・2・3・4・6年生は、あと14日、5年生は、あと15日で次の学年に進級・進学します。残り少ない今の学級の友達との生活を大切にして、みなさん一人一人がこのクラスで良かったと思える思い出をしっかり心に刻んでほしいと思っています。みなさんの保護者の方々には、先週伝えましたが、1年生から4年生までは全学級でクラス替えします。毎年のクラス替えは、一年間で最高の友達とクラスを毎年作っていくことが目的です。まずは今のクラスで、あと一か月最高の思い出を作ってください。5年生は、クラス替えしませんが、6年生との引継ぎをしっかりして、最高学年としての準備をしっかりしてください。よろしくお願いします。

 さて、3月11日何の日でしょうか?2011年(平成23年)3月11日東日本大震災があった日です。マグニチュード9.0、15,895人の人がなくなりました。震災から8年が過ぎましたが、まだまだ自宅に戻れない方々がいたり、仮設住宅で生活したりしている人がいます。地震による津波の被害と原子力発電所に放射能の被害で多くの人々が被災した平成で一番の災害でした。
 
 災害に備える。2011年の震災以降日本の国民一人一人が心に刻み、災害に備えて災害に対応する物品を用意したり、入念な避難訓練をしたりするようになりました。

 今日は、「あたりまえをありがたいと思う日宣言」を設定した福島県飯館村について紹介します。福島県飯館村では、原発事故の避難であたりまえが実はちっともあたりまえじゃなかったこと、温かいご飯が食べられることや家のお風呂にゆっくり浸かれることなどの当たり前に感謝し、3月11日をあたりまえをありがたいと思う日に制定しました。
 
 家族が一緒に笑っていられること、あの日なくしたあたりまえが恋しくて、恋しくて、泣いて、そして気づいたのです。あたりまえと思っていた毎日は、たくさんの尊い営みや思いやりや愛情で大切につながってきたのだと。

 飯館村は3月11日を「あたりまえをありがたいと思う日に制定しました。何気ない日々のあたり前のありがたさをかみしめる、感謝しながら生きる決意を新たにしたのです。

 みなさんもあたりまえと思っている毎日の中から、「ありがたい」と思うことを探してみましょう。たくさんに見つかると思います。そして感謝の気持ちをもってみましょう。

 鑓水小学校では、3月11日の給食で、福島県飯館村の郷土料理が給食で提供されます。シミ大根とシミ豆腐の煮物、五目おこわ、ジャガイモのみそ炒め、です。楽しみにしていきましょう。

 今日は、「あたりまえに生活できることに感謝しましょう。」というお話をしました。