ブログ(学校日記)

6学年分科会「分数のかけ算」

公開日
2013/09/02
更新日
2013/09/02

研究

 すぐに立式するのでなく、問題を絵や図に表すことで計算のしくみを考えさせる指導を行いました。
 今回の授業では、勇気コースと元気コースでは、「面積図」に特化した指導を行いました。面積図は量感をつかむのに有効な手立てだと思いました。また、コース毎に指導する図を選ぶ必要があることもわかりました。
 答えを出すための方法を1つだけでなく、いくつも考えて全体で共有しました。「早く」「簡単」「正確に」解ける方法を考え、複数の解法を探すことに対する価値付けを行いました。授業では、様々な図を用いて考えた方法が出てきました。自分の考えを出すのが苦手な子も、他の子の考えを理解しようとする姿勢が見られました。
 習熟別のコースや問題に応じて、ペアやグループ学習、クラス全体でお互いの考えを伝え合い、自分とは違う考えに触れる機会を設けました。答えがわかった児童が、考えている途中の児童に教えている場面が見られました。
 また、考えを出した本人ではなく、他の児童がその考えを説明する学習形態をとったこともよい手立てだとわかりました。