大正15年の文集『白い門』 その2 童謡集

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夏休みも真ん中あたり、みなさん元気に過ごしていますか?今日は雨が降ったり日が照ったり、目まぐるしく天気が変わっています。
以前紹介した文集の続編です。『童謡集』とあるので、みんなで歌ったのかも知れませんね。一つ取り上げてみましょう。

【原文は縦書きです】

私のゆめ  
N.T.女

ゆうべのゆめは
やまめのゆめで

とりたかったが
とれなかった

ふかくてふかくて
とれなかった

(榊原先生の一言)
『よくあることですね。やまうさぎなどの ゆめをみると なかなかそれがつかめない。おそろしいけものに おっかけられるゆめをみると なかなかにげられない。』


自然の中で育つ子どもの暮らしが分かる話ですね。ヤマメのほかにもカニやトンボ、ヘビ、カケス、栗、栃の実などが載っています。ヒガンバナを「くさりばな」、コオロギを「けさのかかあ」、薬の行商が「どくけしや」さんなど、当時使われていた言葉も登場します。

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