311を忘れない5

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11年目の3月11日となりました。

<校長講話から>
その5年後 震災から6年経った平成29(2017)年7月29日にも再び大川小学校を訪れました。
震災から6年も経っているのにほとんど変わらず、草が生えて荒れているところもあったり・・・。

【ライフライン】
震災後、私たちの生活に不可欠な電気・ガス・水道・通信などのライフラインが止まり、非常に不自由な生活を強いられました。
電気が点かないので夜は真っ暗、テレビを見ることはできず、携帯電話も充電できません。
3月の寒い時期、暖房器具も使えませんでした。
水が出ないので、給水車には長い行列が出来ました。
飲み水だけでなく、トイレやお風呂、炊事にも水は必要です。

【支援】
大変な被害の中、日本中、世界中からお見舞い、応援メッセージ、支援物資、医療支援などをいただきました。
例えば、アメリカ軍は「トモダチ作戦」と名付けた被災地支援で、行方不明者の捜索や仙台空港の復旧支援など多岐に渡る活動が行われました。

<まとめです>
いつも同じような話になりますが、災害はいつやってくるか分かりません。
しっかり備える(3日分の水・食料)ことが大切ですね。
そして家族が落ち合う場所も決めておきましょう

「自分の身は自分で守る」いつも言っていることです。
そうは言っても皆さん子どもだけでは限界もあります。
3月11日に向けて「家族で」防災について考える時間が取れると良いなあと思います。

今日の校長先生の話は「いよいよ3月です」それに忘れないでいて欲しいし、知って欲しいと思い「東日本大震災」についてお話をしました。

写真・「裏山に避難した人は助かった」その裏山です。
上:震災から6年、インターハイの応援で仙台を訪れた際再び大川小に訪れました。
その時その裏山には「津波到達地点」と表示がありました。

中:引いた写真です。

下:震災から1年後の時の裏山。
コンクリート壁のない右側のところから、この「地点」より上に登れた子は間一髪助かったそうです。
急な斜面で、雪も積もり滑りやすい中、必死で登ったことでしょう。
また、登れなくて津波に流されていった子、目の前で友だちが流されていくのを目撃した子、想像するだけで恐ろしいです。
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