終戦の日

大雨に対する警戒が必要なことはこの前のHPで記載しました。
コロナとともに気を付けて行かなければなりませんね。
被害に遭われていらっしゃる方には心からお見舞い申し上げます。

8月15日(日)は76回目の終戦の日です。

新聞に載っていた政府広報には
「8月15日は戦没者を追悼し平和を祈念する日です。」
と書かれていました。
今の「戦争のない平和な日本」を築いてくださったたくさんの犠牲者の方々に正午には黙祷を捧げたいと思います。

「終戦の日」なのか?「敗戦の日」ではないのか?そんな議論は今までもありました。
そのことについて今朝の朝日新聞に記事が載っていました。
長くなるので、要旨のみを記載すると・・・。

第二次世界大戦後、終戦処理内閣として内閣総理大臣となったのは東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみや なるひこおう)首相だった。
首相は国民に向け「今後に対処する覚悟」と題した声明を出すことが決まり、その案を初閣議の場で検討した。
その際、案文にあった「終戦」と言う文言に、首相は「終戦とはごまかしことばだ」と断じ「敗戦」とすべきでは、と発言されたという。
結局、周りの反対で「終戦」の言葉で国民には発表された。
と言うことでした。

事実はもちろん「敗戦」ではあるが、当時の流れでは「終戦」と表現せざるを得なかった。
そういった感じでしょうか。

76年も前の終戦の日
実際に戦争を経験した人や終戦の日を体験した人はますます高齢化してきています。
しかし、戦争のことを忘れてはならないし、同じ過ちは決して繰り返してはなりません。

船田小では6年生に「命と平和の教育」を行い、原爆先生をお呼びしています。
原爆先生のお父さんは、1945年8月6日、広島の爆心地付近で被爆しました。
そこから9日間、広島の町で実際に体験したことを、手記をもとに話していただいています。
6年生は、貴重なお話を真剣に聞いています。
世界で唯一の被爆国である日本に生きる私たちに何ができるのか、考えるきっかけとなればいいなと実施しています。
なお、このお話を聞く体験は「必ず必要」と考え、コロナ禍の昨年度も実施し、今年度も行う予定でいます。

今日は、戦争や平和に対しついて考える日にしたいものです。
(校長:平田英一郎)

写真:ノウゼンカツラでしょうか?
 8月11日 セミのたくさんいた公園に咲いていました。
 花を愛でる余裕がある平和な日々が続くよう、努力していかなければなりませんね。
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