7月5日(月)全校朝会は「命の大切さ」についてお話ししました。
「たった一つの命だから」西尾誉佳(にしおえいか)さんのお話と
水泳の池江選手の話から「出来る出来ないを決めるのは自分だ」というお話をしました。
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追記
全校朝会 校長講話 7月5日(月)
「たった一つの命だから」
「出来る出来ないを決めるのは自分だ」
今週の朝会も放送での全校朝会となりました。
梅雨時で雨が降りやすい 熱海では大変な被害出てしまいました。被害にあわれた方に心からの励ましの言葉と、まだ見つかっていない人が早く救出されることを祈らずにはいられませんね。
さて、今週は皆さんの大切な「命」についてのお話を二つします。
一つ目は「たった一つの命だから」です。
この言葉は、西尾誉佳(にしおえいか)さんという人が書いた字、言葉です。
誉佳さんは14歳(中学校2年生)の時、骨のガンの言われる骨肉種というこわい病気にかかってしまい、このまま死んでしまうか、右腕を切ってしまうか といわれ、生きるために右手を切ることを選んだそうです。
手術の前の日、お母さんと一緒にテニスをしたのが右手を使った最後になったそうです。
その年の年賀状に「腕がなくても、頑張って生きるよ。たった一つの命だから」と、左手で書いたそうです。
右利きだったんだけど練習して、左手でこの力強い文字を書きました。
この文字を見た人が「誉佳さんは、この言葉の後に何を言いたかったのだろうか」と考えたそうです。
校長先生は「たった一つの命だから その命を大切して欲しい」と思います。
大切な大切な命。
簡単に捨てることなく、西尾さんの分も元気に幸せに生きて欲しいと思います。
二つ目のお話は「出来る出来ないを決めるのは自分だ」というお話です。
池江璃花子選手は日曜日が21歳のお誕生日でした。
その日に日本新記録を出したそうです。
記事によれば『日本記録をさらに上回る新記録を樹立し、ガッツポーズで喜んだのもつかの間。「ハッピーバースディ」の音楽が場内に響くと、池江は口元に手を当て、目を潤ませた。「日本一か世界一か分からないけど、本当に幸せなスイマーだなと思いました」。会場から注がれる拍手に、喜びがあふれた。』ということでした。
さらに『1年前は、まだプールに戻ったばかりだった。「やっぱり、よく頑張ってきたなって気持ちにもなるし、ああ生きててよかったって素直に思う」と池江。「病気をずっと引きずっている自分と、アスリートになった自分の両方を経験したハタチ。バタバタしたけど、今までで1番充実していた1年でもあった」と振り返った。』ということでした。
病気が分かったとき「なんで自分だけ」と思わず「きっと自分ならまた頑張れる」とあきらめず頑張ったからこの日の活躍につながったのだと思います。
船田小の皆さんも大変なことはこれからいくらでもあると思います。
でも、どんなに困難な時にもあきらめず頑張って欲しいと思います。
「出来る出来ないを決めるのは自分だ」です。
命を大切にして決してあきらめないで欲しいのです。
そして、船田小の皆さんには支えてくれる仲間がいます、先生方がいます、おうちの方や地域の方もいます。
支えてくれる人たちと、これからも懸命に生きて欲しいと思います。
今日は
「たった一つの命だから」
「出来る出来ないを決めるのは自分だ」というお話しで、「困難に負けず生き抜いてほしい」というお話「命の話」をしました。