日光移動教室を終えて

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6月26日(土)6年生が無事に日光移動教室から帰ってきました。
5年生の清水移動教室と同じく「(コロナが)こんな状況の中で本当に行くの?」そんな葛藤はありましたが今回も予定通り実施することを選びました。

9月に延期した昨年度と違う点は、
(清水移動教室の当HPをご覧になっていない方ように再掲載させていただきます。)
1)コロナとの付き合い方がかなり分かってきたこと。
  対策が取られるようになってきていること。
2)延期した日程が「緊急事態宣言」中ではない、あるいは、「まん延防止等重点措置」期間ではないという保証が難しくなっていること。
3)他の区市町村も今年度は実施したり延期したりしていて、日程の確保ができない可能性が高くなったこと。
4)現地が受け入れてくれること。(受け入れたどころか、逆に「よく来てくれた。(経営が)助かかる」と言ってくれました。)
などです。

今回、お天気に対応するために随分と気を遣いました。
雨に濡れて熱でも出したら、例年以上に(コロナの対策があるので)取り返しの付かないことになることは分かっていました。
その中で初日の大雨。
かさを出す暇も無いほど急な雨で、さしていたも随分と濡れてしまいました。
急きょバスの中で着替え、お風呂の前に足湯で暖まりと今まで経験したこの無い対応を行いました。

持ち物におけるルール違反にも心を痛めました。
本人たちも反省し、教員に預け、最終日に保護者に直接お返しすることができ今後に活かすことができました。
また、「ダメな物はダメ、ダメなことはダメ!」と言ってくれる仲間がいたこともこの学年の財産になったと思います。
何かあっても止めてくれる仲間がいる。
お互いに助け合って、支え合ってがんばれる!
そんなことも学べたと思います。
昨年度5年生の時の移動教室を越え、別の面で、さらに大きく成長できました。

「やればできる!」
「もっとできる!」
「もっともっとできる!!」
そんな、これからにさらに期待できる予感の日光移動教室でした。
卒業までの9ヶ月がますます楽しみになりました。

キャンプファイヤーは本当に残念でした。
準備や練習頑張っていたことを校長は知っています。
朝練までしていましたよね。
船田小は「頑張った人を応援」する学校です。
「努力は裏切らない」と子どもたちにも実感してもらえるよう、この後、対応策を考えていこうと思っています。

担任先生二人は様々なトラブルや困難を乗り越え、ここまで準備を進めてきました。
今回も、引率の教員は、自分のクラスの子たちを残して、あるいは専科教員は授業を休んで参加してくれました。
看護師さん、添乗員さん、カメラマンさん、運転手さん、ガイドさん、宿の人、見学・体験先の方、とにかくたくさんの方にお世話になって移動教室は無事に終了することができました。
コロナ禍の中だからこそいろいろ考え、そして、より一層 達成感の得られた移動教室になったと思います。

実施に当たり、ご理解とご協力をいただいた保護者の皆様、八王子市教育委員会の皆様、船田小学校運営協議会の委員の皆様に、この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。

写真右:戦場ヶ原を流れる川 オオムカデと大蛇の伝説。
「血で赤く染まった川」といった感じです。
写真中:眠り猫のすぐ裏に彫刻されたスズメ。
写真左:今回お世話になった「湯の湖荘」さんにあった置物。

かつては戦いの場所であった日光も、江戸時代には猫の裏にスズメがいられるほど平和になり、宿の置物のように福を招いてくれました。
今回の移動教室では雨がたくさん降りましたが、「雨降って地固まる」そんな日光移動教室になったのではないでしょうか。

皆様(本当にたくさんの方々)、お疲れ様でした。
(校長:平田 英一郎)

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