フネダーランド 毎日開催!

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4月7日(水)から今年度のフネダーランド(放課後子ども教室)がスタートしました。

令和3年度からフネダーランドは、学校がある日には基本的に毎日開催となりました。
(昨日は雨予報だったため、室内で密になるの避けるため中止となりましたが・・・。)
子どもたちの安全安心な居場所作りとして、平田が船田小に赴任した平成30年からずっと八王子市と交渉してきました。
昨年の9月に実現の方向で動き出し、運営してくださる団体を探し、開放員さんを募集して、この日の開始となりました。

放課後子ども教室は元々地域の方と学校が協力して運営していくことで、地域の方が学校との関わりを深めていただくねらいがあり、「地域が運営しなければ補助はできない」と市役所には言われていました。
船田小ではPTAの運営として毎週水曜日と保護者会等の日に合わせて開催されていました。
保護者の方にPTAとしてこれ以上負担を増やすことはとてもお願いできませんでした。
令和元年度からコミュニティースクールとなり、運営する学校運営協議会(学運協)で何とかならないかも検討しましたが、とてもとても難しかったです。
粘り強く何度も市役所に足を運ぶことで、担当の方の協力や理解もあり、今回実現の運びとなりました。
「地域の運営」が根本にあるので、年に1回は地域やPTAでイベントの開催が条件となっています。
学運協やPTAの方と相談してイベントを開催していきます。

「4月からの開催も初めは難しいかも知れない。2学期からスタートかも」と言われていました。
毎日開催となると、開放員さんを相当数集めなければならないからです。
運営を学童保育所を運営している社会福祉協議会(社協)さんにお願いし、開放員さんをシルバー人材センター(シル人)さんでお願いする事となっていました。
どちらの団体さんも非常に協力的でした。
社協さんは4月開設の方向で文書作成や実際に運営してくださる学童の所長さんへの説明など、精力的に準備を進めてくださいました。
シル人さんは、コロナ禍で年配の方がコロナを心配して新しく参加される方が少ない中10人もの人を集めてくださりました。
そういった関係の皆様のご尽力があり、4月からのスタートにこぎ着けました。
関係の皆様には本当に感謝の念に堪えません。

現在はコロナ禍のため屋内での活用は控えていますが、利用人数などが分かってくれば体育館も換気を十分に行いながら使用することも検討していきます。
また、のんびりルームにはエアコンを付けてもらえることとなり、暑い時期などは有効に活用していこうと考えます。

楽しそうに、そして安心して遊ぶ船田小の子供たちを、放課後毎日見ることができることは校長としても幸せです。
さらに多くの子どもたちが利用していけるよう働きかけていきます。

写真・上:スタートの準備をする開放員さんたち
緑色のジャンパーの方がシル人さんの担当者の方です。
平田が校長をしていた元八王子東小学校(元八東小)の保護者でもありました。
元八東小でも週5日の放課後子ども教室(元八東小では「東っ子」と呼ばれていました)を実現しました。
そのことで、元八東の子どもたちがさらに良くなった経験を知っていらっしゃるからこそ、一層ご尽力いただけたのだと思います。
ご縁を感じました。

中・下:フネダーランドで遊ぶ子どもたちの様子。
まだ参加者は多くありません。
これは、生活のリズムがフネダーで遊ぶようになっていないため(水曜日以外の放課後の過ごし方として、居場所作りのため習いごとや塾に行かせているご家庭があるから?)なのかもしれません。
16時を過ぎると5人しかフネダーでは遊んでいませんでした。
1年、2年とやっていくと、フネダーで過ごす児童が増えていくと思います。
実際に、「毎日フネダーがあるのなら、学童に行かなくて居場所があるから」と4月から学童を退所されたご家庭もあるそうです。
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