道徳授業地区公開講座4校時には、学校心理士の齋藤登先生に、『社会とのかかわりの中で生きる』と題しまして講演会を開催しました。具体例を示されながら、ご家庭でも実践できるポイントを分かりやすく教えていただきました。少し内容をご紹介します。 〇社会性を育む「環境」づくり ・日頃の当たり前の会話が大切 肯定的に話すことで、子供は「しゃべってよかった」、「聞いてくれた」と感じる体験を積むことができる。一発で効くことはないが、『心のサプリメント』になっている。 〇『ほめること』と『叱ること』 ・評価をあいまいにせず具体的に伝えることが大切。 「がんばったね」→どこを?どのように頑張ったのかを伝える。 ・注意をする時は、よかったことも伝える。 ・人はいつでもベストコンディションではない。子供の様子を見て待ってあげることも大切。 〇かかわるときに大切なこと ・子供にわかるように伝えることが大切。 ・あいさつ、返事、感謝など、“こころ”を声にすることが大切。 〇ドラえもんの“しずかちゃん” 貸した消しゴムをなかなか返してもらえない時… しずかちゃんだったら、「消しゴム使い終わったら返してね。」 →自分も相手も大切にした気持ちのよいやりとり 〇最後に 『他と比較して成功を判断してはならない』=スティーブン・ショア= 齋藤先生、大変ありがとうございました!! |