10.24 年長さん、小学校で待ってます(保幼小連携、架け橋プログラム)小学生にとっては、聞いてくれる人にいいところを見せようという緊張感を、事前に味わうことができました。 保育園、幼稚園の年長さんの中には、小学校がどのようなところなのか心配な子もいると思います。 4月にすべてがガラッと一変するということでは、不安や心配がかなり大きくなってしまいます。 卒園をする前に、安心できる園の先生や友達と一緒に小学校の雰囲気を知ることが、小学校への滑らかな接続にはとても有効だと思っています。 今日は、音楽好きな園児さんたちが、小学校の学習への期待を膨らませて帰っていてくれたら嬉しいです。 ねんちょうさんの みなさん 4がつに しょうがっこうで あえることを たのしみに まっています 上壱分方小学校では、いわゆる「小1ギャップ」を防止するため、近隣保育園、幼稚園との連携を大切にしています。 10月24日(木)の給食・パン ・チキンビーンズ ・こまつなとコーンのサラダ ・ヨーグルトのパッションフルーツソース ・牛乳 10.23 体育館が音楽ホールに様変わり(6年生と教職員の下働き)今週の火曜日は、5年生までが下校した後、6年生と教職員が力を合わせて体育館準備を行いました。児童会室で係の6年生が作成してきたスローガンが体育館に運び入れられるなど、前日までよりまた一段と会場が整いました。 1から5年生は、体育館練習に行くたびに、この変化を見てびっくりしているのです。 音楽会に向けて、体育館を音楽ホールへと様変わりさせるのに、6年生と教職員の大活躍があるのです。 6年生のみなさん、いつもありがとう! 5年生のみなさん、6年生はこれから卒業に向かって別の忙しさが増えますので、音楽会の後片付けからは、みなさんの力を頼りにしています! 1年から4年生、高学年になったら力を貸してくださいね! 10月23日(水)の給食・さつまいもごはん ・肉豆腐 ・もやしのからしあえ ・巨峰 ・牛乳 10.22 自分の心に向き合う(第一次感情と第二次感情)
一定の人間関係のある人同士で、一方がもう一方に対して「怒り」の感情を示す時、その背景には、元来別の感情が先にあると言われます。
つまり、何かの事象があった際、はじめに抱いた何らかの感情があるとされ、それを「第一次感情」、そして、その感情の後に表出された感情(ここで言う「怒り」の感情)が「第二次感情」と言うことです。 「怒り」の第二次感情に沿った行動は、相手への攻撃となり、けんかや時にいじめへと発展してしまいます。ある心理学では、「怒り」の目的は、「支配」「主導権の獲得」「利権の維持擁護」「正義感の発揮」とされ、自分自身の気持ちを満足させるための感情だとされています。 では、そもそも、「怒り」へと繋がった第一次感情は何でしょうか。いくつか考えてみます。 ○約束を破られた→「悲しみ」 ○話を聞いてもらえなかった→「虚しさ」 ○危険を感じた→「恐怖」 ○返信がなかった→「心配」 ○誘ってもらえなかった→「さみしさ」 上にあげたような事例があった際、相手への思いの伝え方が「怒りにからの攻撃」となると、その後「ごめんなさい」を言う側になってしまいます。 しかし、「怒り」になりそうな自分の気持ちを客観視して、第一次感情に気づいて相手に伝えることができれば、「ごめんね」と言ってもらえる側になるのです。 つまり、同じ事象があったとしても、自分がどの行動を選ぶかによって、謝る側にも、謝られる側にもなり得るのです。 学校教育では、この自己決定力、自己指導力が子どもたちに身に付いていくよう、繰り返し、繰り返し指導をしてまいります。 11月はふれあい月間。自分の心に向き合う1ヶ月です。心の見つめ方、物事の捉え方について、ご家庭でもお子さんと話題にし、助言をしてあげてください。 今日は写真のない、いつもに増してまじめな投稿でした。 最後までお読みいただきありがとうございました。 10月22日(火)の給食・ごはん ・さばのみそ煮 ・茎わかめと油揚げの炒め物 ・すまし汁 ・牛乳 10.21 いよいよ音楽会ウィーク音楽会に限らず、学校行事の主役は一人一人の子供たちです。子供たち一人一人は、一学期から、それぞれのペース、それぞれの発達段階に応じて、その力を高めてまいりました。 ですので、変化や成長を感じるための比較対象は、過去の自分自身です。 一学期には覚束なかった楽器の演奏や歌唱が、自分自身で演奏ができるようになり、学年が上がるにつれて、仲間の音量やハーモニーを感じながら、音を重ねられるようになっています。音楽会当日は、これらの過程、ここまでの頑張りに思いを馳せながら、お子さんを認め励ましていただきたいと思います。 音楽会最終日、合唱、合奏を終えた時、すべての子どもたちが、「もう少しやりたいな」「またやりたいな」「自分、成長したな」と思える音楽会になってほしいと願っています。 「奏でよう 心を一つに 上壱 みんなのハーモニー」 10月21日(月)の給食・二色丼 ・いかにんじん ・具だくさんのみそ汁 ・牛乳 10月18日(金)の給食・ごはん ・マーボー豆腐 ・三色ナムル ・春雨スープ ・牛乳 10.18 公立学校が目指すラーメン屋は…お客さんから見たラーメン屋さんの評価を書いてみます。 【一つの味にこだわるラーメン屋さん】 ○中華そばならここだよね 〇濃厚コッテリスープが美味しいな 〇がっつり食べたい日はこのラーメンだね ⚫︎行列できてたから何となく入ってみたけど、味は選べないんだね ⚫︎餃子やデザートはないんだね 【いろいろな味やサイドメニューおくラーメン屋さん】 〇醤油、塩、味噌…今日は何にしようかな 〇今日は麺の量を減らして、その分餃子を食べよう 〇とんこつラーメンにするから口直しのシャーベットも頼もう ⚫︎味噌ラーメンで比べたら、味噌ラーメン専門店の方がおいしいな ⚫︎〇〇系ラーメンと比べると物足りないな さて、学校にとってのお客さん(ステークホルダー)は、基本的には学区域在住の子どもたちとその保護者です。 公立小学校の子どもたちは、その学区域に住んでいるという理由で、市教育委員会に割り振られた学校に通います。 お客さんが選んで通える中学校や高校であれば、【一つの味にこだわるラーメン屋さん】のように、「学力」「部活動」などの特色を打ち出して、それに同意した人が通えばよいと思います。 しかし、お客さんが基本的に選ぶことのできない公立小学校は、【いろいろな味やサイドメニューおくラーメン屋さん】になる必要があると思います。 集まるお客さんが求めるオーダーは、人それぞれ違います。それを受け入れる側の公立学校、そして教室が画一的であればあるほど、「私には合わないから行きたくない」と思うのは自然なことです。 子どもたち一人一人に目を向けても、日によって体調も違いますので、日によって選べるメニューも必要かもしれません。 「所属する教室に入れないならお休みです」では、一つの味にこだわるラーメン屋さんです。 上壱分方小学校では、教室に入れない時には、安心できる場所(メニュー)を提供しながら、気持ちの聞き取り(写真左)、一時避難的な別室学習(写真中)、オンライン授業配信(写真右)などの子どもたちの様子に応じた支援(メニュー)を子どもたちや保護者とともに考えたいと思います。 メニューのバリエーションを増やすには、地域の力もたくさん必要ですが、その時々に提供できるメニューを保護者の方と話し合いたいと思います。 お子さんが困っていたら、保護者の方からも、まずは担任にお声かけください。 ☆多様なメニューは、基本的には教室に安心して戻れるようになるためのものです☆ ☆教育活動のお手伝いをしてくださる地域の方を募集しています。関心のある方は、副校長(042-651-1961)までご連絡ください☆ 10.17 「道徳的実践力」が発揮される!(非認知能力の発揮場面)昨日の午後は、令和7年度新一年生とその保護者が来校する就学時健康診断でした。しかし、朝、校内をまわると、廊下や階段には、綿ぼこりが目立つ状態でした。 さて、どうしようかと考えた時、子どもたちのボランティアマインドに期待をすることにしました。 子どもたちの大きな楽しみである中休みが始まる際、職員室より以下の校内放送を行いました。 職員「今日の午後は新一年生とその保護者がお客さんとして学校に来ます。しかし、ろう下や階段に綿ぼこりが落ちてしまっています。この後、みんなの授業中に、職員室の先生たちでお掃除をするつもりですが、ちょっと大変そうです。そういうことならごみ拾いしようかなと思ってくれた子は、この中休み、お掃除ボランティアをしてくれたらうれしいです。」 この放送を聞いた何人もの子どもたちが、休み時間なのに、写真のようにお掃除をしてくれたのです。 休み時間の終わりには、ごみがなくなっていました。 社会のために自分ができることを考えたり、自分の気持ち(この場合は、「遊ぼうかな」「お掃除しようかな」)に折り合いをつけたりして、自分や他者を大切にしようとする力が、上壱分方小が大切にしている「非認知能力」です。 この日のお掃除ボランティアはでは、外から得られる見返りは何もなく、お掃除をしてくれた原動力は、自分の内面から湧き上がってきた動機のみでした。 内発的動機のみで、休み時間を費してお掃除をしてくれる子どもたち、かっこいいと思いませんか? この心意気が本当に嬉しかったです。 お掃除してくれたみなさん、本当にありがとうございました! この日はお掃除ボランティアをしなかった子もいますが、そこは全く問題ではありません。できる人が、できる時に、やりたいと思った時に行うのがボランティアです。 今後の機会に、タイミングが合ったら力を貸してくれたら嬉しいです。 保護者の皆様も、子どもたち同様、可能な時にお力添えをお願いします。 今日は、上壱分方小学校の子どもたちのプチ自慢でした。 10月17日(木)の給食・セサミトースト ・ポトフ ・わかめとツナのサラダ ・みかん ・牛乳 10月の「食品ロス削減月間」をふまえ、15日から18日で『もったいない大作戦』を実施しています。 児童の食べる意欲の向上や食べ物への感謝の気持ちの育成を目指しています。 10.16 新一年生、待ってます!(就学時健康診断)保育園、幼稚園、認定こども園よりもかなり大きな校舎、校庭に驚いた子もいたのではないでしょうか。 上壱分方小学校では、お子さんが通っている園との接続、連携を大切にしていきます。 これまでの園では、お子さんの性格などに応じた効果的な声かけや手立てを見つけていると思います。これらは、な保護者の方が園に依頼をすることにより作成する「すくてくシート」を活用することで、入学時から小学校教員に引き継ぐことができます。園の職員にご相談いただき、完成し次第小学校にご提出ください。 また、近隣の園児は音楽会の鑑賞や学校見学、小学生との交流で、入学前から小学校に慣れ親してるよう計画をしています。 この他にも、「架け橋プログラム」や「スタートカリキュラム」を活用して、園と小学校のギャップを小さくして、小学校への不適応の防止に努めてまいります。 新一年生のみなさん、保護者様、教職員一同、来春の入学を心よりお待ちしております。 ☆新入生保護者入学説明会は、令和7年1月29日(水) 14:00開始です。持ち物などは、就学時健康診断時に配布のお便りまたはこの投稿の写真右をご確認ください。 10月16日(水)の給食・ハヤシライス ・じゃこサラダ ・くだもの(りんご缶) ・牛乳 10.15 道徳と国語の違いを意識した授業先日、若手教員も同様の悩みを先輩教員に打ち明けながら、数日後の道徳授業の流れを練っていました。 さて、当日はどのような授業になったのでしょうか。45分の授業を見に行きました。 ○学習の前半15分 道徳教科書の内容に沿って、登場人物の心情を確認し、共感をしていきました。 ○学習の中盤15分 道徳的価値(この日は「努力と強い意志」)にせまるための話合いを進めていきました。主人公の努力や強い意志が身を結んだことに、多くの子が気付いていました。 ☆このまま教材から離れずに展開されると、国語との違いが説明できません☆ ○学習の後半15分 担任「がんばってよかったことや、さいごまでがんばったことはありますか」 教科書で確認をした道徳的価値を、自分の生活と重ねるための投げかけをしました。 最後の15分(時にはもっと長い時間)をかけて、登場人物の言動について、自分はどのように思うか、また、自分ならどのように考え、判断するのかについて、さらに深く考え、議論を深めていくことが、道徳の学習では大切になります。 この価値項目の道徳授業を6年間かけて何回も経験する中で、 「努力や強い意志が大切だけど、努力や強い意志って苦しい時もある。だから、自分が頑張ると決めたことは他のことよりも頑張るぞ」という道徳性が内発的に育まれることを願っています。 職員室では、翌日や数日後に控える授業の悩みを相談し合いながら、よりよい授業を準備しています。 写真の授業を行ったO先生、思いが反映されたいい授業でしたね! これからも、思いのつまった授業をよろしくお願いします! 10月15日(火)の給食・ごはん ・ふりかけ ・ししゃもの磯辺焼き ・肉じゃが ・油揚げと小松菜のおひたし ・牛乳 10月の「食品ロス削減月間」をふまえ、15日から18日で『もったいない大作戦』を実施しています。 児童の食べる意欲の向上や食べ物への感謝の気持ちの育成を目指しています。 10.11分 ホンモノに触れる機会をつくる(3年 地域活用)消防車、連絡室、トレーニング室、防火服の早着用実演などを見せてもらいました。 見学の引率から戻ってきた担任が、「子どもたちの質問する姿、しっかりメモをとる姿が素晴らしく、子供たちの主体性を引き出すのには、本物に触れる機会がとても有効だと改めて思いました」と話していました。 今回は、3年生保護者が2名ボランティアに来てくださいました。おかげさまで、教職員の引率人数を減らすことができ、校内の学習支援を充実させることができました。 教育活動へのご協力ありがとうございました。 10月11日(金)の給食・ごはん ・鮭のごまみそ焼き ・小松菜汁 ・茎わかめのきんぴら ・牛乳 10月10日(木)の給食・にんじんごはん ・鶏肉の香味焼き ・沢煮椀 ・ぶどう豆 ・牛乳 10月9日(水)の給食・秋月ごはん ・石垣揚げ ・浅漬け ・八王汁 ・牛乳 |