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8月7日 理科室 二十四節気「立秋」

 今日は二十四節気13番目「立秋」。立秋は秋の始まり。夏の暑さが極まり、秋に向け季節が移り変わり始める日という意味です。暦のうえでは立秋は夏の暑さのピークであるとされ、立秋の翌日からの暑さは「残暑」と呼ばれます。秋の始まりといっても、実際にはまだまだ暑さの厳しい日は続き、どちらかというと夏真っ盛りという印象が強いですが、それでも立秋を過ぎれば、少しずつ高くなる空には巻雲(けんうん)、夕暮れ時にはコオロギの鳴き声など、残暑のなかに小さな秋の気配を見つけることができるようになります。
 立秋にまつわる日本特有の文化といえるのが「暑中見舞い」と「残暑見舞い」です。立秋までは暑中見舞い、立秋の翌日からは残暑見舞いとなります。日頃お世話になっている方などへ送る挨拶文です。手書きで書く葉書も素敵ですね。
 立秋の期間に行われる行事の中では、8月6日〜8日の「仙台七夕まつり」8月16日の京都の「五山送り火」が有名です。沖縄で開催される「エイサー」は、大太鼓、締め太鼓などを持った青年が踊りながら歩くお祭りで、無病息災の願いが込められているそうです。
 8月6日は79回目「広島原爆の日」9日は長崎、15日は終戦の日、と深い祈りに包まれる日が続きます。
 全ての人が心穏やかに過ごせる日々がおとずれますように…
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