コロナが5月8日に5類相当になる見込みであることが発表されました。
そこで、船田小におけるコロナ対策(1月31日現在)を振り返り今後の見通しと共にお知らせします。
大きな変更はないので文書で出す予定はありません。
☆ 令和4年度 ☆
児童のコミュニケーション能力の育成を含む健やかな発達を目指し、必要なもの・ことはできるだけコロナ禍前にもどす努力をしてきた令和4年度です。
感染対策を考慮しながらも様々対応を考え、その時の「ベストな教育」言い換えれば「ベストな教育にできるだけ近づける教育」を目指してきました。
運動会では高学年では本格的な組み体操を復活させました。
そのことで仲間と共に頑張ることの心地よさ(絆感)、苦しいことに挑戦し「乗り越えられた」という達成感(自己有能感の高まり)を多くの児童が感じることができました。
学芸会も復活し(※1)学年全員で一つの劇に取り組むことで「誰一人かけても完成しないんだ。みんなで頑張ろう!」という一体感から一層クラスの絆感や、「クラスのためになくてはならない存在、役に立つ存在」という自己有用感を高めました。
(※1 2年前は学習発表会とし、指導時間もできるだけ短時間で、劇というよりは日頃の学習の延長という形で実施しました。)
1月からは黙食を解除としました。(※2)
給食時間中のおしゃべりはコロナ前からも奨励するものではなく、食事中のマナーを学びつつ楽しい会食を目指すようにしました。
(※2 発熱による欠席者が多い場合は黙食を実施するなど、感染症対策を意識した給食時間の運営を行っています。)
学校公開においても、健康観察は実施しながら人数制限を撤廃し、子どもたちのありのままの姿をより多くの方々方に見ていただき、子どもたちに「保護者や地域の方に見ていただける喜び」を感じ、「自分は愛されている、家族・地域のかけがいのない存在なんだ。」と自己有用感を高め、一層の成長につなげました。
☆ 今後について ☆
卒業式に、今年度からPTA会長の参列をお願いしました。
また、会長のみの参列だった学運協(船田小学校学校運営協議会)の委員の皆さんの参列をお願いしました。
さらに、卒業生の多くが進学しお世話になる長房中学校の校長先生にも参列をお願いしました。
令和5年4月6日の入学式では、卒業式と同じくPTA会長と学運協委員の皆様の参列をお願いしています。
4月6日の午後に行われる長房中学校の入学式には船田小・長房小の校長も参加します。
さらに、このままの状況であれば、令和5年度の卒業式からは、日頃子どもたちを温かい目で見守ってくださっている地域の方等の参加、PTA会長のご挨拶も復活させようと3校(長房小、長房中、船田小)で話し合っているところです。
卒業式や入学式をコロナ前の形にできる限り近づけることで、子どもたちのとっての大きな節目を、より多くの方に見届けていただき祝っていただき、新たな門出において「よしっ、がんばろう!」という気持ちを一層高めさせたいと考えます。
コロナは5月8日に5類相当になる見通しです。
「インフルエンザは風邪の親戚みたいなもんだから、特にもう何もしなくても良いんじゃない!?」と考える人がもしかしたら出てくるかも知れません。
風邪ならば体調が悪ければ自分の判断で休む程度で良いかもしれません。
しかし、5類に分類されるインフルエンザの出欠席は個人の判断ではありません。
学校保健安全法により出席停止の措置が施されます。
それは学校が多くの子どもたちが集まって生活をしている場だからです。
今後も、そして5類相当になったとしても、引き続き学校の方針にご理解とご協力をいただければ幸いです。
学校の方針について変更がある場合は決定次第お知らせします。
なお、今年度中(令和5年3月31日まで)は変更する予定はありません。
(校長:平田英一郎)
写真:令和5年1月28日(土)朝日新聞朝刊の記事より