8月29日 6年生 道徳「権利と義務」
6年生の一つのクラスでは、道徳で「権利と義務」という価値項目について考える授業を行なっていました。
教材は「星野君の二るい打」で、お話は漫画で紹介されていました。 このお話は、星野君という男の子が所属している野球チームが試合をしていて、星野君の打順で監督からバントのサインが出ます。しかし星野くんは打ちたかったので、そのサインを無視して打ってしまい、結果として二塁打となり、そのチームに得点が入り、チームは勝利することができました。 しかし監督は試合後に、この行動はチームワークを乱す行為として星野君に対して注意をします。 自分が打ちたいから打ってしまったことと、チームワークどちらを優先すべきだったのでしょうか。授業ではこの点が中心の話題となりました。 そこで、論点を明確にするために、三つの考え方のカテゴリーに、子どもたちの考えをまとめました。その3つとは、1つは監督の考え方に賛成。もう1つは星野君の考え方に賛成。そして3つ目はどちらもありの考えの子。 子どもたちは自分の名前の磁石を、黒板に書かれている考えのところに貼っていきました。これでクラスの意見が見える化できたわけです。そして見える化された意見をもとに話し合いを深めていきました。 こうした権利と義務の葛藤は日常生活の中でよく起きますね。大人に近づいていくと、簡単に2択3択で答えを出すことができないことが増えていきます。 そんなときは、「なぜ」を考えることが大事ですね!「自分はこう思う。なぜなら…。」「あの人はなぜ、そのように考えるのか‥。」 権利と義務の「なぜ」の中に真理があるように思います^_^ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
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