第1回 はちおうじっ子サミット「いじめ防止に向けた取組〜SNSトラブルを防ぐために、自分たちに何ができるか〜」を開催(令和4年7月26日)

 7月26日、教育センターで「第1回はちおうじっ子サミット」を開催しました。
このサミットは、令和元年度まで中学生のみで行われていた「中学生サミット」の名称を改め、小学生も参加する企画となりました。
 サミットのテーマは「いじめ防止に向けた取組〜SNSトラブルを防ぐために、自分たちに何ができるか〜」。いじめを見つけたときには、その行為を見逃すことないようにする意識を育むため「自分たちにできること」を、各学校で話し合い、子どもたち自身の「いじめ防止」の意識を高めることを目的としました。
 事前に小・中・義務教育学校でSNSに関するアンケートを実施し、中学校区ごとに各学校の代表が話し合って「中学校区における提言」をまとめました。
 今回のサミットでは、作成した「中学校区における提言」を4つのブロックで話し合い、ファシリテーターとなった代表中学生が中心となり、各ブロックの意見をまとめ、全体会議で発表後、全体の意見を作成しました。
 全体会議の中では、代表の生徒が各ブロックの提言を発表、その後、終了時間間際まで活発な議論を行いました。
 参加をした生徒は「提言を決定するだけで終わらせず、実際に行動することが大切。各学校にフィードバックをし、いじめが起こらない環境づくりをめざしたい」などと感想を言っていました。

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中山小学校で日本ケニア文化親善大使「アニャンゴ(Anyango)」さんの演奏会を開催(令和4年7月7日)

 中山小学校において「ニャティティ」奏者で日本ケニア文化親善大使である「アニャンゴ(Anyango)」さんの演奏会を開催しました。「ニャティティ」とはケニアのルオ民族に伝わる弦楽器です。
 「アニャンゴ」さんは、選ばれた男性のみが弾くことを許されるこの楽器に惚れ込み、西ケニア奥地の村で修業して世界初の女性「ニャティティ」奏者となりました。
 演奏会が始まると初めて生で聴く「ニャティティ」奏でるケニア音楽に興味津々な子どもたち。途中からリズムに合わせて楽しく手拍子や足踏みを行いました。また「ニャティティ」だけではなく「カヤンバ」という楽器の演奏も披露。子どもたちや先生たちも、この楽器の奏でる音や圧倒的な歌声に酔いしれました。
 最後の演奏となった「ニャティティソーラン」では、事前に準備していた先生が民族衣装を身にまといノリノリのダンサーとして登場。「アニャンゴ」さんを中心にみんなが輪になって踊り、とても楽しく感動的な演奏会となりました。
 質問の時間では、楽器の仕組み、名前の由来など、「アニャンゴ」さんやケニア音楽に対して興味が尽きず、先生が止めるまで時間いっぱい質問をしていました。
 子どもたちは「歌や演奏はとても情熱的だったし、ケニアの音楽を聴けてうれしかった。自分も将来「ニャティティ」を演奏してみたい」などと話しました。

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市立小・中・義務教育学校で運動会・体育祭を開催(令和4年6月4日)

 5月下旬から6月上旬にかけて、多くの市立小・中・義務教育学校では、運動会・体育祭シーズンを迎えています。
 6月4日、加住小中学校では、新型コロナウイルス感染症や熱中症の対策を講じながら、保護者や地域の皆様の協力の下、小中学校合同体育祭を開催しました。今年の体育祭のテーマは「一致団結 〜仲良く楽しく全力で〜」。子どもたちは赤・黄・青・白団の4チームに分かれ、短距離走や綱引きなどの競技種目の他、ダンスやソーラン節などの表現種目を披露しました。また、小中学生が一緒になって大玉送りや走者ごとに走る距離が異なるスウェーデンリレーを行うなど、小中一貫校ならではの競技を繰り広げました。競技だけでなく応援合戦も白熱し、グランドを熱気が包み込みました。
この日まで練習を重ね、一生懸命頑張る子どもたちの姿に、会場の観客から大きな声援が沸き上がっていました。

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由木西小学校3年生の子どもたちが市役所で社会科見学(令和4年5月20日)

 5月20日に、由木西小学校3年生の子どもたちが社会科見学のため市役所を訪れました。
 元気いっぱいな子どもたちに、市職員から移動中は「しゃべらないこと」や「一列になること」などを約束し、見学がスタート。みんな約束を守って静かに一列で5階の議場まで階段を上りました。
 議場では、初めて座る赤い傍聴席で、八王子市の人口、市議会、職員の仕事や税金の仕組みなどの説明を受け、56万人もいる人口に驚きの声を上げていました。
 次に庁舎4階の西側と東側のそれぞれの渡り廊下から八王子市を一望。西側から見える山や川などの自然と東側から見えるビルなどの都会的な建物など、本市の地理を学びました。また、ここでは八王子市の花や鳥などのクイズも実施。子どもたちは真剣に考え、正解だと喜んでいました。
 最後に1階で、水槽にいる浅川の魚、本市の特産品や姉妹都市を紹介。ドイツにも友好都市があることに信じられないようすでした。
 子どもたちは「八王子市のことがいっぱい分かって大好きになった。東と西の景色の違いにびっくりした」などと社会科見学の感想を言っていました。
帰り際に「ありがとうございました」と、しっかり大きな声であいさつをしてくれた子どもたちに、私たち説明をした市職員全員もとてもうれしい気持ちになった社会科見学となりました。

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小・中・義務教育学校で入学式(令和4年4月6・7・8日)

 4月6・7・8日に、市立小・中・義務教育学校で入学式を行いました。
 各学校では、消毒や換気を徹底するなど、新型コロナウイルス感染症対策を講じての実施となりましたが、校庭の桜がきれいに咲き誇るなか、子どもたちは晴れの日を迎えました。
 第七小学校では、小さな背中にピカピカの大きなランドセルを背負い、108名の新1年生が入学。式では、松丸 渉(まつまる わたる)校長から「挨拶はみんながうれしくて笑顔になる魔法です。今日からしっかり挨拶をしましょう。そして、自分も友達も大切にして、困っている友達がいたら助けてあげましょう」と新入生と約束を交わしました。6年生の在校生代表からは「困ったときはお兄さんお姉さんに何でも聞いて」と優しく呼びかけ。緊張していた新入生たちは安心したようすでした。式の後、新1年生たちは「図工の授業が楽しみ。お友達と楽しく遊びたい」などと笑顔で話していました。
 第二中学校では、67名の新入生が新たな学生生活をスタート。入学式では、山川 毅(やまかわ つよし)校長から「節目というのは、とても大切です。私たち教員は、自分から変わろうと努力する生徒を全力で応援します」などと激励の言葉を送りました。
 新入生代表からの誓いのことばでは「中学校生活を思いっきり楽しみ、悩みがあったら友達や大人たちの力を借りて突き進んでいきたい」などと中学校生活への意気込みを示しました。

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小・中・義務教育学校で卒業式(令和4年3月18日・24日)

 3月18日と24日に市立小・中・義務教育学校107校で卒業式を行いました。学校生活の最後の2年間は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のためにさまざまな苦労があったはずですが、それを乗り越えてきた9,161名(令和4年3月現在)の卒業生たちは、通いなれた学び舎を元気に巣立っていきました。
 城山中学校では、雨の中、オンラインでの視聴を含めた多くの保護者に見送られ、145名が卒業。乙幡 英剛(おっぱた ひでたか)校長からは、卒業生が1年生の時に行ったスキー教室の思い出が語られ、厳しい寒さの中でも全員が一生懸命練習に取り組んだことを、感慨深く称えました。困難に立ち向かうことの大切さにふれながら、最後に力強く「21世紀を頼みます」と語りかけ、今後の卒業生の活躍に期待をにじませました。
 また、小宮小学校では、卒業生96名が、5年生に学校生活のバトンを渡しながら、中学校生活へと進むため、式に参加しました。子ども一人ひとりは、壇上で将来の夢や意気込みを大きな声で述べたのちに、卒業証書を受け取りました。安藤 臣一(あんどう しんいち)校長は「生命は」という詩から「命あるものは 欠如を抱き それを他者から満たしてもらうのだ」という一節を引き、生きていく中で誰もが互いに助けられていること、またそのありがたみを、自らの体験をもとに話しました。卒業生、在校生ともその話を真剣な表情で聞いていました。
 両校の卒業生ともに、堂々と入場し、凛とした態度で式に臨み、終了後は整然とその場を去って行きました。その姿勢から、人生の次のステージに臨む決意が感じられました。

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中山小学校で能・狂言を鑑賞(令和4年2月18日)

 文化庁が実施する「子供のための文化芸術鑑賞・体験支援事業」により、重要無形文化財保持者で観世流シテ方の観世 喜正(かんぜ よしまさ)さんと能楽協会の方々を中山小学校にお招きして、能と狂言の講演を鑑賞しました。日頃あまり目にすることのない能や狂言ですが、中山小学校の全校児童は、一流の芸術家による講演を学校の体育館で間近に見られるという貴重な体験をすることができました。
 はじめに、観世さんから能や狂言の簡単な説明を受けた後、狂言「棒縛」の一節を鑑賞。聞きなれない古語が混じりながらも、能楽協会の方の演技の巧みさもあって、話の面白さが子どもたちに伝わってきました。その後、子どもたちは観世さんの指導で、狂言の劇中の演技を体験することができました。
 観世さんの説明はとても分かりやすく、能のお面の表情の意味や、さまざまな能楽器が奏でる音色の違いの理由などもよく理解できたようでした。子どもたちは、上演された「羽衣」という能の一節を、観世さんの説明を気に留めながら、食い入るように見つめていました。
 子どもたちは最後まで熱心に話を聞いていて、この体験がとても有益なものになったようすが窺えました。子どもたちに感想を聞くと、「狂言が面白かった」「能に興味を持った」など、さまざまな答えが返ってきましたが、いずれもこの講演で一流の芸術にふれたことに満足を覚えているようでした。

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おおるり展を開催(令和4年1月20〜24日)

 1月20日から24日まで、エスフォルタアリーナ八王子で「おおるり展」を開催しました。これは、市立小・中・義務教育学校107校の子どもたちが図工や美術、書写、家庭科の時間に制作した作品を展示する展覧会で、八王子市立小・中学校PTA連合会の協力のもと、毎年開催しています。
会場には、小学生の描く楽しげな絵画や、中学生の技巧を凝らしたデザイン画、家庭科で作成した見事な手芸作品など、多くの力作が並んでいました。別室では新たな年の始まり にちなんだ書写の作品が展示され、小学生が書いたとは思えない美しく力強い文字には、気高さすら感じられました。
 それぞれの作品からは小・中学生の熱い思いが伝わってくるようで、多くの来場者から驚きの声とため息がもれました。

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第二小学校で元シルク・ドゥ・ソレイユ出演者による特別授業を実施(令和3年12月14日)

 第二小学校学校運営協議会企画事業により、シルク・ドゥ・ソレイユにパフォーマーとして出演していた宮 海彦(みや うみひこ)さんをお招きした講演会が開かれました。第二小学校 土屋 栄二(つちや えいじ)校長が過去に担任として指導した縁もあり、世界的サーカス団で活躍された宮さんの講演を、第二小学校の子どもたち全員が聴く機会を得ました。
 講演では、宮さんが幼少のころから体操競技に打ち込んだものの、オリンピック代表選手への夢を断念したことや、海外青年協力隊に参加し中米パナマで子どもたちに体操を指導したこと、そこからシルク・ドゥ・ソレイユに参加し、文化や言語の違う世界30か国から集まった仲間と一緒に、数々の舞台に出演したことが語られました。世界各国の人たちと交わった経験から、「世界はいろいろ、その中でどんな生き方をしてもいい」と考えるようになったことが宮さんから語られたとき、子どもたちは意外そうに、そして感心したように聞いていました。
 シルク・ドゥ・ソレイユを引退した後、農業やコントラバスの演奏にも挑戦し始めた宮さんは「いろんなことにいっぱい挑戦しよう」と話しました。「挑戦して失敗しても、それは挑戦した証」「みんなはじめはできないことばかり。自分も子どもの頃から体操が得意だったわけではない」という宮さんに、子どもたちはやや驚いたようでしたが、宮さんがバク転を披露した時には、「さすが」の声を発しました。
 1年生の子どもの一人は、「ぼくも挑戦する。挑戦せずにはいられない」と話しました。6年生の子どもの一人は、「宮さんの話は、自分には意外なアドバイスだった。これからの未来に活かしていきたい」と述べていました。

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第五小学校でオリンピアンによる特別授業を実施(令和3年11月25日)

 東京都教育委員会及び生活文化局との共催により、第五小学校で「夢・未来」プロジェクトの「YOKOSO」プログラムの一つとして、女子バスケットボール元日本代表の大崎 佑圭(おおさき ゆか)さんをお招きして、特別講演と実技指導による特別授業を実施しました。第五小学校の子どもたちは、学生時代から全国トップレベルの活躍をし、実業団の大会でも日本一になる経験を多く持つとともに、リオオリンピックにも日本代表として出場した大崎さんのお話を聞き、バスケットボールの指導を受けることができるという得難い経験をしました。
 大崎さんから、子どもの頃は食が細かったこと、中学・高校時代から食事の量や内容に気を付けるようになって体が丈夫になり、現役時代に大きなけがをしなかったことを聞いて、子どもたちは驚き、感心していました。学生時代から選手引退まで、さまざまな苦労や辛いこともあり落ち込むことも多かったが、それを受け入れた上でそこから這い上がることを自分に約束してきたという大崎さんのお話を、子どもたちは真剣な表情で聞いていました。
 バスケットボールの指導では、基本的なボールの扱い方、ドリブルやシュートのコツを丁寧に教えてもらいました。子どもたちは、元日本代表選手のシュートの軌道の美しさに歓声をあげました。「失敗してもまたチャレンジすることが大切」という大崎さんの言葉に励まされて、子どもたちはドリブルやシュートの練習に取り組みました。
 6年生の子どもたちは、「大崎さんは見上げるほど大きかった」「日本代表になったほどの人でも挫折を経験していることを知って勇気が出た」「同じ軌道で何回もシュートを打てるのがすごい」などと話していました。

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