暑い日野矢トキ氏と もうひとつの校歌先の大戦前、尋常小学校や国民学校と呼ばれていた当時の校歌です。作詞はやはり中村雨紅氏でした。ここでは作曲した野矢トキ氏を紹介します。 野矢氏は群馬県渋川出身、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)でオルガンを専攻、1919(大正8)年から東京府立第四高等女学校(現・都立南多摩中等教育学校)の音楽教師を勤めました。 本校の校歌を作曲したいきさつは不明ですが、雨紅氏と交流があったのか、本校卒業生など関係者が第四高女にいて、依頼したのかも知れません。 野矢氏は1945(昭和20)年8月2日の八王子空襲で亡くなりました。第四高女の教え子たちが大楽寺町の法泉寺に記念碑を立てたのは1956(昭和31)年のことです。 ※南多摩同窓会あかね会 会報『みなみたま』掲載記事(WEB上)、揺籃社『ガイドブック 八王子の戦跡』を参考にさせていただきました。 畑通信 8月3日号 その2【写真中・下】5年生 イネ;体育館とプールの間にある、沢水を引いたミニ水田ですくすく成長しています。肥料が効いているせいかウキクサが増えすぎ、びっしり水面を覆っています。残念ながら無農薬なので害虫も付きます。(ヒトから見て有害、ムシに悪気はありませんが…。)葉を綴り合せて隠れているのは「イネツトムシ」、イチモンジセセリという蝶の幼虫です。 畑通信 8月3日号その1【写真上】1年生・フウセンカズラ;小さな白い花、その後にできる風船のような実がかわいらしいですね。ホウセンカはまだ咲きません。ワタも元気です。 【写真中】2年生・トウモロコシ;去年の6年生が卒業アルバムを受領で来校し、『猿にやられないの!?』と感心していました。ピーマンもすくすく成長中。 【写真下】3年生・ミニトマト;青い実のうちに猿害に遭いましたが、次々に花を付け実らせています。ナスも咲いていました。 夏休みの小さな生き物たち 2学校では、赤トンボがすいすい飛んでいます。アカネ類は成虫になって時間がたつと赤くなります。 【写真上】スミナガシという林に住む蝶です。翅の模様が「墨流し(マーブリング)」のようで、なかなか渋い美しさです。 セミたちは時間帯を鳴き分けて?声を響かせています。ヒグラシは曇って薄暗くなると、♪カナカナと合唱します。ニイニイゼミのシーズンはそろそろ終わり、ツクツクホウシが鳴き始めました。アブラゼミ、ミンミンゼミ【写真中】が夏を謳歌しています。 【写真下】さて、この抜け殻は何ゼミのものでしょうか?検索してみてください。 |