お正月らしく・・
コロナ禍で「今年は今ひとつお正月気分になれなかったなあ・・」などと思っていたら、年賀状が校長室続きの廊下に掲示されました。2年生の国語で年賀状に取組んだとのこと、思い思いの「丑」のデザインや「牛」のイラストなどが並び、ほっこりします。
職員室では、スクールサポートスタッフさんが、「書初め」作品を掲示するために大事そうに裏打ち?をしていました。墨の何とも言えない爽やかな香りの中に、元気の良い書が並んでいて、ちょっと新年気分を味わいました。(^^) 避難訓練
6時間目の終わりに火災を想定して避難訓練を行いました。
「火災はいつどこで起こるかわからない」 「1初期消火、2周囲に知らせる、3人命を第一に迅速に避難」 学校だけでなくどこで行動していても、火災に気を付け、万一のときには適切に行動できるようにしようと副校長先生からお話がありました。 風が強く寒い中での避難訓練でしたが、しっかりと行動できました。 幸福が飛んでくる
地域の方が丹精して咲かせた胡蝶蘭を校長室に飾ってくださいました。
花言葉は「幸福が飛んでくる」。白い蝶を思わせるその花は温かな窓辺にとまり、本当に幸せが飛んできたように思えました。 祝成人 平成27年度卒業生の皆さん
平成27年度卒業生の皆さん 成人おめでとうございます。
校長室にある卒業アルバムを開いてみました。 中山ブルーのジャージに身を包んで体育祭のムカデ競走に励む姿。修学旅行で奈良公園の鹿にカメラを向ける班。2年生の清里移動教室での笑顔とピースサイン。指揮者を見つめ真剣に歌う音楽祭。卒業式での先生とかわす固い握手。 27年度卒業生の素敵な姿を見ることができました。 「校長先生、昨日は新成人が何人か来て、校門の前で写真をとっていましたよ。」休日出勤をしていた先生が教えてくれました。成人式は中止になってしまいましたが、母校中山中を訪ねてくれたんだなあ・・また、涙が出てしまいました。 コロナ禍で特別な成人の日を迎えることになった皆さん、中山中は皆さんのふるさととして、いつまでも皆さんの前途を応援しています。夢をもって大きく羽ばたいてください。 1月8日 あいさつ運動本日より挨拶運動が始まりました。 新型コロナウィルス感染症拡大の緊急事態宣言を受けて、都・市の方針に則り、残念ながら地域の方々とは一緒に活登勢薄することはできませんでしたが、生徒会、各学年の先生方、中山小学校の児童の皆さんも参加してくれました。 3学期始業式 今年もよろしく!校長からは緊急事態宣言に負けずに「新年も前を向いていこう!」と話しました。少し長いですが以下に講話を紹介します。今年もよろしくお願いします。(^^) 2週間前の2学期終業式、体育館で全学年が集合しました。マスク越しにですが、2年生の代表生徒の指揮と伴奏で、校歌をみんなで歌いました。年末年始、楽しいイベントはもう一息の「がまん。」と話し合い、医療従事者の方へ激励のカードを書きました。ここまで、新しい日常の中でできることを精一杯やってきました。 しかし、新型コロナウイルス感染症の勢いは留まることを知らず、今日から東京都を含む一都三県で国の緊急事態宣言発令となりました。とても残念です。正直な気持ちを言うと、小中学生を初め子供たちは感染症対策をこんなに頑張っている、なのにどうして・・?という思いです。本日から来月7日まで、ということですが、それも現段階の見通しです。 緊急事態宣言発令中は、人の動きを可能な限り止めるという趣旨に従って、学校も対応をとります。校外学習や外部の方を招いて行う活動は中止します。部活動は、対外試合を含め校内での活動も中止します。放課後学習教室などの放課後補習も中止です。非常に残念ですが、それぞれが家庭学習や個人でできるトレーニングをするなど、どうか気持ちを強くもって協力をお願いします。 不幸中の幸いは学校で授業ができる、学校がある、ということです。4月の時と違って友だちや先生と会えることは何よりです。でも、身体接触がある活動や近距離で大声を出したり、給食や体育の時間にマスクをとった状態でしゃべったりすることはだめです。これまで以上に注意して過ごしましょう。 さて、皆さんはどんな冬休みを過ごしましたか?私は家を片付けて料理をしたりテレビを見たり過ごしました。3が日は駅伝ざんまいでした。例年元日は群馬の実家から、ニューイヤー駅伝を応援しますが、今年はそれもテレビです。2,3日は箱根駅伝です。朝から昼過ぎまでテレビにかじりついていました。 箱根駅伝は東京〜箱根・芦ノ湖間を往路5区間、復路5区間の合計10区間(217.1Km)で競う、学生長距離界最長の駅伝競走です。今年の総合優勝は駒澤大学、往路は創価大学、復路は青山学院大学と異なる大学が優勝に名を連ねました。皆さんの中で見た人もいるでしょう。 3日の復路は劇的でした。出場4度目にして往路優勝を成し遂げた創価大学。復路も首位を守り、勝利を目前にした最終の10区でまさかのブレーキ、2位で追ってきた駒澤大学に追いつかれます。そしてゴールを目前にしてついに抜きさられる。「ああ」「やられたか・・」一瞬目を閉じ、気持ちが切れたかに思われた、何とも言えない表情。差が広がる、思うように体が動かない、それでも最後までゴールを目指し走りぬいた、その心の強さに胸をうたれました。 また、とりわけ印象的だったのは昨年総合優勝し大本命だった青山学院大学。主将の神林くんをケガで欠き、往路は12位と大きく出遅れます。復路で猛追しますが、もう総合優勝はない。そんな中、9区に給水係として登場したのは、神林主将。走る仲間に水を渡しながら並走し、何度も「頼んだぞ。頼んだぞ」。 コロナ禍でチームをまとめてきた神林くんはこの大会を最後に卒業後は競技を引退することになっていました。ケガが判明したのは本番4日前の12月28日。「何で今なんだ。何で俺なんだ」。監督も「神林に10区を走ってもらいたい。途中で棄権してしまっても構わない。」と泣いていたそうです。それを聞いて素直にうれしかった、でも主将として彼はその申し出を断ったということです。 「自分が走らなくても、うちは十分強い。チームのために後輩を走らせてください」 走れなかった悔しさ、それでも主将として後輩のサポートに回ることを決断した潔さ、どんな経験も人生の糧にできる心のしなやかさを感じました。 あたり前の日常ほどありがたいものはない、この10か月、私たちは身に染みて感じてきました。様々な制約があっても、その中でできることを楽しむ、これも上手になりました。Teamsの配信を通して、先生と生徒がつながることができるようになりました。不自由な体験から工夫や学びが生まれ、困難な経験から心の強さやしなやかさが培われるのだと信じます。 3学期は1,2年生は52日間、3年生は48日間と短いです。3年生の中には、不安を大きくしている人がいるかもしれません。でも大丈夫。保護者や先生がついています。これまで同じ思いで頑張ってきた仲間がいます。新年度の新たなステージに向け、チーム中山、前を向いていきましょう。 |
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