ピンチをチャンスに本校も3年生の少人数指導が2週目に入りました。登校前の検温、せっけんを使った丁寧な手洗い、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの適用、など新しい生活様式に気を配っての学校生活です。 今回のコロナウイルスで、学習や学級開き、仲間との部活動などが叶わず、生徒の皆さんには多くの我慢をさせることになりました。年度初めのかけがえのない時期です。つらいことでしたが、でも、そのことで普段なら見えないものが見えることも多かったように思います。またこれまで無理だと思っていたことが進んだりもしました。 例えば、「学びの動画」の配信。先生たち手作りの動画が毎日1〜2本ホームページに上がりました。その舞台裏はというと、校長室の前の廊下で英語の先生たちが3人そろって撮影していたり、教科を超えて撮影や演出に協力していたり、職員室内ではN先生やK先生たちが頭を寄せ合い編集会議?をしていたり・・。分かりやすく見せる工夫や苦労、先生方の意外な特技やチャーミングな姿、本職顔負けの編集技術、そこには、互いの得意分野を生かして協働する教師集団「チーム中山」の底力が見えました。 離れていても思いは生徒のもとへ、子供たちに会いたい、授業がしたい、そんな先生たちの思いを動画を通して感じてもらえたことは、大きな収穫です。 「もともと「悪い運命」などというものは存在しない。自分の考え方と心がけしだいで、いくらでも運を好転させることができる。(5月1日の久田先生のメッセージより)」 長く続いた臨時休業は生徒はもちろん、先生にとっても大ピンチ。 でも、お互いにピンチをチャンスに変えていけるように、生徒の皆さんも自宅学習の経験や少人数指導の成果を宝物にできるよう、「チーム中山!」これからもがんばろう。 子供たちと一緒に世話ができる日を楽しみに、学校農園に野菜の苗を植えている先生の姿もありました。 3年生少人数指導の下校の様子子どもたちには、ソーシャルディスタンスを意識して、間隔を取って下校しようと声をかけています。 この日は雨上がりでしたが、先生たちの声かけで、傘の間隔で広がって帰るグループもありました。 はなれて 歩こう授業、友だちとの語らいや部活動など、これまで当たり前のようにそこにあった学校生活から遠ざかってずいぶん長い時間が経ちました。 先週、39の県で非常事態宣言が解除になり、教育活動が再開された県もあります。東京都など8道府県ではまだ非常事態宣言が続いていますが、それでも本市では週1の分散登校と図書室の開館が始まり、少しずつですが、生徒の皆さんに会える日が増えてきました。 今週午前中だけですが、3年生の少人数指導、1,2年生は個別面談が始まり、久しぶりに生徒の声が校舎内に響きました。教室や廊下は窓を開放し、ソーシャルディスタンスに気を付け、1mないし2mの間隔をとって椅子を並べ、教室での活動を行いました。先生も生徒も全員マスク姿。久しぶりの教室で、マスク越しでも生徒たちの笑顔が見えるようでした。でも何といっても、生徒に会えた先生たちが一番うれしそう。廊下から見ていて、うれしくなりました。 「はなれて 歩こう」 そんななかで、ひとつ気がかりなのは、学校への行き帰り。せっかく校内でソーシャルディスタンスを守ってくれているのだから、ぜひ、外でも注意しましょう。歩道を2,3人でくっついて並んで歩いたり、前後で密着したりしないよう、注意してくださいね。 これまで、やりたいことを我慢したり、不便さに耐えたり、がんばってきました。そんな皆さんに「さらにがんばろう」というのは酷ですが、今が正念場。自分を守り、友達を守るため、一人一人が感染拡大防止に気を抜かずにいきましょう。 「がんばろう!チーム中山! 」(^^)V 希望の丘 先生たちが草取りをしてくれました。 プールの脇ではユウゲショウ(花言葉は内気)が、控えめな美しさを見せています。 少人数指導・心の週間・身体計測が始まりました写真は、3年生の学年集会、少人数指導、身体計測の様子です。 お互いマスクをして表情が見えなかったり、互いの距離を取らなければなりませんが、心の距離は近くで寄り添い絆を深めてほしいと願っています。 5月14日(木)個別・分散登校の様子今日は学校図書館を開放し、本の貸し出しを行いました。 来週21日(木)も個別・分散登校の時間に合わせて開館する予定です。 是非、本を借りに来てくださいね。 お待ちしています。 図書室で本が借りられます次の開館は5月21日(木)の個別・分散登校日です。 廊下がピカピカになりました身体を適度に動かしていますか? 自宅学習は進んでいますか? 先生達は、君たちが再び学校に登校できる日を待ち望んで、この期間教材の準備等しています。 1階の廊下は、用務の中村さんが、汚れを落とし、色がはげた床板を染め直し、ワックスを塗ってピカピカに仕上げてくれました。また、斉藤先生は、毎日廊下や階段の踊り場の植物たちの世話をしてくれています。普段気づかないところで、いろんな人が支えてくれています。 一日も早く、このコロナ感染症が終息し、きれいに磨かれた校舎で、生徒の皆さんの元気な笑い声が響く学校に戻ってほしいと切に願っています。 あいさつは、あかるく、いつでも、(自分から)さきに、つづけてさて、先週から本格的に本校の先生たちによる動画配信「学びの動画」がスタートしています。もし、家で動画が見られない、という人がいましたら、来校して個別に視聴することができますので、相談してくださいね。 今日は、4月28日の校長講話の内容を以下に文面でも紹介します。 皆さん、気持ちのよい「あいさつ」はできていますか?本校の生活指導の重点は「あいさつはコミュニケーションの第一歩」ということばから始まっています。「あいさつ」は生活習慣でもあります。本校の生徒として学校ではもちろん、家庭でも気持ちのよいあいさつを交わし、しっかりと身に付けてくださいね。 「あいさつ」のこつをお話しします。 あいさつの「あ」は明るく。笑顔を添えるといいですね。 あいさつの「い」はいつでも。おはよう、おやすみなさい、いただきます、ごちそうさま。などいつでも。 あいさつの「さ」は先に。自分から。相手から言われて返すのも素敵だけど自分から言えるともっと素敵です。 あいさつの「つ」は続けて。毎日続けて、習慣にしましょう。 ちょっと練習してみましょう。 まず、準備運動 目を大きく開けて、舌の運動。舌を頬の裏側と歯の間に沿って回します。なるべく遠いところを通るようにしながら、左右三回ずつ。無理してつらないように。 次に、早口言葉。短くて地味に難しいのをやってみます。 「パン壁」10回 「神アニメ」10回 あー難しい!少し口が温まったと思います。 では、画面に向かって、「こんにちは」 あいさつは、明るい笑顔で、いつでも、自分から先に、続けてくださいね! 新型コロナウイルス感染症に打ち勝つには、何といっても皆さん一人一人の心がけと具体的な行動が大事です。 ・早寝、早起き、朝ご飯、家庭での学習や適度な運動といった規則正しい生活 ・外出の自粛 ・小まめな手洗いなど正しい情報に基づく予防対策 これからもしっかりと継続していきましょう。 離れていても、中山中生238人そして先生たちは、ともにがんばる仲間。 一緒に頑張りましょう! チーム中山!V(^^)V 5月7日(木)学年別分散登校登校してくる生徒はみんなニコニコ元気そうで、安心しました。 来週14日(木)にまた会えることを楽しみにしています。 アウトプット(伝える)を意識してインプット(情報収集)をでも、代わりに「stay home」による良い習慣が2つ。ひとつは、毎日手料理を作り家族で食卓を囲むようになったこと。そして、読書そのものは続けていること。GWに入り、読む本がなくなったので、大学生の息子の机上にあった「話すチカラ」(ダイヤモンド社)という本を読みました。明治大学の齋藤孝教授とTBSの安住紳一郎アナという日本屈指の話し手が、わかりやすく話すための極意やそのための心構えについて語った本です。お二人は「他人の3倍インプット(情報収集)するよう心がける」こと、そして、それと同じくらい「アウトプット(誰かにしゃべる)」を意識していると語っていました。話し上手な人は、日ごろから意識的して様々な角度から多方面の情報を収集し、しかも、それを誰かに話すことをゴールとしているというのです。 確かに、同じネタを3回聞けば、または3通りのメディアから仕入れれば、頭に入りやすくなるし多面的な理解もできる、そして、誰かに伝えようとすることで、曖昧さを解消し思考を整理しようとします。これって、どこか上手な勉強方法に似ていると思いませんか?何度も見たり聞いたり、読んだり書いたりして、最後に友だちに教えたり他人に説明したりすることで定着する。 外出が難しい日々がまだしばらく続きます。でも、自宅で過ごす今だからこそ、インプットを大切にしたいです。読書やニュース、普段ゆっくり読むことのできない新聞など様々なメディアに親しみ、情報を収集しよう。改めて教科書を丁寧に読んで理解しよう。そして、今は教室で友だちと話すことはできないけれど、うちで話そう、日記に書こう、ノートにまとめよう。SNSだってルールを守って上手に使えば良いアウトプットになるかも。話すと楽しいし、書いたことは後で振り返ることもできる、理解はぐっと深まります。日本語で聞き、読み、考えたことを、伝えること(話す、書く)は、学びの基本です。 HP掲載中の“先生達からの応援メッセージ”、ぜひお読みください。自宅でがんばる皆さんに伝えたい思いが綴られています。 |