さぁ、人生最高のステージへ!これまで、音楽会終了後も休み時間を中心に練習を繰り返してきました。 そして、今日の6校時も、本番を想定した最終練習を行いました。 子供たちの表情は真剣そのもの。 さすがに、校長も、今日はからかいなしです。 音楽会後も、日に日に、合唱、合奏とも上手になってきています。 緊張を克服できれば、結果を残すことができそうです。 音楽専科や担任も最後に激励の言葉を贈ります。 校長も喝入れです。 「明日は、単に演奏などをしてくるだけではありません。戦いです。演奏、態度を含めて、八王子一どころか、東京一であることを証明する場です。中野北小学校の看板を背負って、堂々と勝負してきなさい!」 5年生は気合十分です! しかしながら、「なかきた家族」の皆様は残念ながら、この人生最高のステージをご覧いただくことはできません。 会場内に入ってよいのは、児童と関係教員だけです。 すみません。校長は、5年生の晴れ姿を参観してきます。 他校も参加するので、制限はあるのですが、ぎりぎりの「ライブ中継」も考えています。 それでご勘弁を。【校長】 まかせてね、今日の食事これまで学んできた様々なことをいかして、一食分の献立を考えます。 献立を考えるのは大変なこと。 味付け、栄養バランス、量、予算、色どり、旬の物を使う・・・ たくさん意見が出ます。 「一汁三菜」といった発言もあります。 「『一汁三菜』ってどんなこと?」 と担任が聞きます。 児童A:「味噌汁に3つの野菜が入ってること。」 児童B:「食事が3色のこと」 先が思いやられます。 さて、今回の活動の大きな目的は、自分で考えた献立を冬休みに家庭で調理すること。 それぞれの家族をイメージしながら、学習した観点を基に献立の構想を立てます。 「お母さんは、牛肉より、豚肉が好きだから、豚肉を使います。」 けなげなことを書いています。 ここで、ゲストティーチャーとして、本校の栄養士が登場。 食育の一環です。 子供たちは"救世主"に対し、「こっちに来てくださ〜い!」などと手を挙げて、専門的な助言を求めます。 すぐそばには、カメラを持った校長がいるのですが、誰も助言を求めません。 まぁ、仕方ないか。。。 6年生の子供たちは、どんな献立を考え、どんな調理をするのでしょうか。 冬休みが楽しみですね。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 11月30日(木)サンマの生姜煮 ごま和え じゃが芋の味噌汁 みかん 牛乳 献立名の「もちづきごはん」は、市制100周年記念事業 全国都市緑化はちおうじフェアのイベントとして、高月町で「田んぼアート」が制作された際の、デザイン画のタイトル「MOCHIZUKI」からつけられています。地元にたくさんいた野うさぎが餅をついている様子を描き、多くの人が鑑賞した後に収穫したお米を給食で食べました。葉色と稲穂の色が、白・黒・オレンジ・うすい白・黄・ピンク・紫・赤色の8種類のお米が使われていましたが、米の種類はもち米・うるち米なので、炊いたときの色は白いご飯と同じです。食感は少しモチモチしていました。 球の切り口はどうなる?「球」は、どこから見ても円に見える図形。 そこまでは理解できるものの、「円の切り口」がどうなるかということには首をかしげています。 「円」、「半円」、「1/3の円」など、いろいろな意見が出ます。 球は、外側は見えますが、中を見ることはできません。 そこで、教具を使って、担任が実際に切り口を見せます。 こうすることによって、切り口が円になること、中心を通った切り口が一番大きい円になることが理解できます。【校長】 お歳暮の季節です1年生も、図工の時間で、お世話になった方への「紙粘土の手作りお歳暮」を作っています。 「校長先生、見て!」 といつものように話しかけてくる子供たち。 ある子は、 「おうちの人にハートを贈るの♡」 と話しています。 また、別の子は、教室で面倒を見てくれている学校サポーターにプレゼントです。 うらやましくなった校長が、 「校長先生には、お歳暮くれないの〜?」 と話します。 早速、ある子が「いいよ〜!」と言って、きのこをプレゼントしてくれます。 図工専科が校長に耳打ちです。 「この子は、確か、このきのこをおうちに人にプレゼントするって言ってましたが・・・。」 お歳暮を、使い回しするケース、実際にあるような・・・?【校長】 おもちゃの作り方例えば、「紙コップロケット」の作り方、遊び方について、分かりやすい「説明書」を書くのです。 誰にとっても分かりやすくなければなりませんから、「はじめに」「つぎに」・・・「さいごに」などの順番や、気を付けることなどについて書く必要があります。 また、最終的には写真や絵なども入れて見やすくすることも考えているようです。 低学年にとって、こうした作文指導はとても大事です。 ちょっと苦労している子もいますが、文が書けるようになることは、表現力が伸びることにもなります。 頑張ってほしいものです。【校長】 金属を熱すると?実は、1つ前の記事で、4年生がアルコールランプの火を一生懸命つけたり消したりしていたのは、この実験の準備だったのです。 金属の球をアルコールランプの火で熱します。 同じ直径の穴に当てても通りません。 しかし、同じ球を水の中につけて冷やし、同じように穴に当てると、今度は通ります。 前回の実験の空気と同様に、金属も温度によって体積が変わるのです。 校長:「温めると体積が増えるのかぁ。だからカップ麺って、お湯を入れて温めると体積が増えるんだね。」 児童A:「今日は、金属の実験でしょ。」 余計なことを言って、混乱させないでほしいという担任の困惑した視線を感じます。【校長】 人類と火数十万年前から人類の祖先は火を使用していたと唱える学者もいます。 さて、それから遥かに時間を超えた本校の理科室。 4年生が「アルコールランプに火をつけ、消す」活動を行っています。 「怖い〜!」「無理だよ。」 叫びに近い声が聞こえます。 マッチを擦ることができないのです。 担任が後ろから抱えながら一緒に火をつけます。 校長も、何人かの子を手伝いました。 怖いので、マッチの軸の上の方を持ってしまい、素早く擦ることができないのです。 火がつくと、グループ内で、「おぉ〜!」という歓声とともに拍手が湧き起こります。 子供たちに、 「マッチ擦ったの、人生で初めて?」 と聞くと、一斉に「うん!」という反応。 太古の時代、恐怖に打ち勝ち、火の使用を始めた私たちの祖先が、現代の理科室の様子を見ると、嘆き悲しむかもしれません。【校長】 目指せ、フェアリージャパン!「なかきた家族」の皆様も、幼少の頃、よく遊んだ方がいらっしゃるのではないでしょうか。 6年生の中にも、器用に腰でぐるぐる回す子がいます。 しかし、多くの子は回すのに苦戦。 とは言いつつ、子供たちはキャーキャー叫びながら楽しく運動しています。 前の時間に、難しい時事問題を神妙にノートに書いていた表情とは全く違います。 何分もずっと落とさずフラフープを回し続けている子もいます。 リオデジャネイロ五輪で8位に入賞し健闘した新体操日本代表(フェアリージャパン)から、東京五輪に向け、スカウトの声がかかるかもしれません。【校長】 あさひ学級の子も、逆上がり!現状では、自力で逆上がりできる子はごく少数。 教員に手伝ってもらったり、補助具を使ったりして、繰り返し練習しています。 校長が言うのも何ですが、逆上がり成功の秘訣は腕力。 自分の体重を支えられる腕の力が必要なのです。 腕が伸びきってしまうと、成功しません。 外遊びなどをよく行い、体力を高めることが大事です。【校長】 日本がこれから進むべき道今日は、これまでのまとめとして、「これからの日本はどのような国を目指したらよいのだろうか」という学習課題を設定し、自分の考えをまとめています。 「他の国と仲良くするようにしたい。」 と書いている子がいます。 校長が、ぽろっと 「でも、昨日はミサイル撃たれちゃったねぇ。」 と話すと、 「知ってる、『火星15』でしょ。」 などと反応する子供たち。 ノートを見ると、日本や世界が抱える問題として、拉致問題、核兵器廃絶の問題、沖縄の基地問題・・・など、難しい問題を書き出しています。 21世紀中盤を支えるのは6年生の世代です。 今のうちから、時事問題などにも高い関心をもっている必要があります。【校長】 落ち葉拾い集会気象学的季節分類では、秋の終わる日です。 木々の多くは葉を落とし、冬の装いを始めています。 しかし、その分、校地内には大量の落ち葉が散らばっています。 1年生が生活科の「秋探し」で落ち葉を拾ったくらいでは、とてもなくなる量ではありません。 そのため、今日の児童集会は、環境美化委員会の児童が企画した「落ち葉拾い集会」を行いました。 校長からは、「ボランティア精神」の話をしました。 その後、学年ごとの場所に分かれて落ち葉拾いです。 両手で抱えきれないくらい拾う子、用務員から道具を借りて大量にかき集める子などがいて、たくさん集まりました。 朝から、ミレーの名画「落ち穂拾い」のような光景です。 司会の環境美化委員会の児童の締めの言葉は、 「開校50周年の中野北小学校を、これからもきれいにしていきましょう!」 というもの。 立派です。【校長】 心と体のつながり今日学習することは、心の状態が体にどんな影響を及ぼすかです。 自分の感情の変化による、体のサインを発表しています。 「うれしいとき」:にっこりする、声が大きくなる、ぴょんぴょんしたくなる・・・ 「悲しいとき」:涙が出る、うつむく、声が小さくなる・・・ 気持ちによって、体に変化が出ることがいっぱいあるようです。 特に子供たちの意見が多かったのは、「イライラするとき」。 指をトントンする、眉間にしわが寄る、目がつり上がる・・・ なぜか、子供たちの一部は担任の方を指さしながら発言しています。 これはまずい、何とか、担任をフォローしないと。 校長:「特に女子は、担任の先生を見ると、胸がドキドキしない?」 女子多数:「全然!」 あ〜、また、余計なことをしてしまいました。【校長】 読書を静かにあさひ学級の子たちも、読書によく親しんでいます。 教室に行くと、熱心に一人読みをしている子、教員と一緒に読んでいる子など様々です。 しかし、集中して読んでいることは共通です。 今年入学して半年過ぎたばかりの1年生も、しっかり一人読みできるようになっています。 すごい進歩です。 子供たちは「読書マラソン」に取り組んでいるので、読み終わったら、ページ分だけ色塗りです。【校長】 赤信号、みんなで渡れば怖くない!?2年生の教室の前を通りかかると、道徳の授業をやっているようなので、中に入ってみました。 「あかしんごう」という読み物資料で考えを深めています。 あらすじは、次のとおりです。 ・けんたは、学校から帰ると出かけることになっていた。 ・母親は、けんたに「学校が終わったら、早く帰ってくるのよ。」と伝えていた。 ・曲がり角を曲がると、信号が青になっていた。 ・急いで走ったが、信号は赤になってしまった。 ・「仕方ない。信号が青になるまで待とう。」と思ったが、後ろから来た高校生くらいのお兄さんたちが「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」と大声で言って渡っていってしまった。 担任は、「自分がけんただったらどうする?」と聞き、マグネットの名前カードを「わたる」「まようけどわたる」「まようけどわたらない」「わたらない」の4つの選択肢のところに貼るように指示しています。 子供たちは、当然のように「わたらない」のところに名前カードを貼ります。 このように、自分の立場を明確にすることは重要です。 しかし、この反応だけでは授業になりません。 子供たちの「建前」を揺さぶる必要があります。 我慢できません。 担任と授業をバトンタッチです。 「わたる」の選択肢のところに「校長先生」と大きく書きます。 子供たちからは、一斉に「え〜」という反応です。 校長:「だって、ママが早く帰ってきてって言ってるもん。だから、赤信号でも渡らなきゃ。」 児童A:「だめだよ、青信号でないと。」 校長:「だって、帰らないとママに怒られちゃう!みんなも、ママ、恐いでしょ?」 一斉にうなずく子供たち。(校長は、心の中で爆笑です。) 校長:「ママに怒られないうちに、早く帰らないと!」 児童B:「赤信号で渡ると死んじゃうよ。」 校長:「大丈夫だよ。高校生の人も渡っているし。誰も見てないよ。」 こうすると、気持ちに揺れの出てくる子がいます。 児童C:「ぼく、どうしようかなぁ・・・。」 そういう子を見付けて、怪しく声をかけます。 校長:「さぁ、校長先生と一緒に渡ろう!」 その子のそばに行って、手を差し伸べます。 すると、他の子たちは、「ダメ〜っ!」の大合唱です。 道徳の授業では、こうした「建前」と「本音」がぶつかる葛藤場面を考えさせることに意義があります。そのことが、「考えて、議論する」ということに結び付くのです。 一応、お断りしておきます。 2年生が下校後、「校長先生って、赤信号渡っちゃうんだよ。」と話すかもしれません。 校長は、交通規則は遵守します。 あくまで、授業の中での演出です。【校長】 プレイボール! いえ、プレルボールですあまりなじみのない競技かもしれません。 学習指導要領には、中学年のネット型ゲームとして、「プレルボールを基にした易しいゲーム」が例示されています。 詳しく説明すると、「自陣の床にこぶし又は前腕を用いてボールを打ちつけ、味方にパスをしたり、自陣のコートにボールを打ちつけて低いネットを越し、相手のコートにボールを返したりするゲーム」です。 高学年のソフトバレーボールにつながる競技です。 学級では、バレーボール同様、自陣で3回までパスをすることができるようにしています。 ボールは、「キャッチする」か「キックする」という感覚の子たちにとっては、パスをするというのは難しいことのようです。 ちょっと意地悪ですが、周囲にいた子に聞いてみました。 校長:「この遊び、何て言うんだっけ?」 子供たち:「プレイボール!」 聞いていた担任も苦笑い。 まぁ、ゲームの名前よりは、パスが上手にできるようになることの方が大事です。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 11月29日(水)コロコロ豆サラダ 黄桃缶のヨーグルト添え 牛乳 カレーの根菜は、さつま芋・玉ねぎ・人参・ごぼうでした。 温めたり、冷やしたりすると空気はどうなる?2つの水槽に氷水とお湯が入っています。 栓を閉じた空のマヨネーズの容器を入れて、それぞれ体積がどうなるか実験するのです。 校長が行くと、 「氷水に入れたら、ちょっと小さくなったよ!」 と説明してくる子供たち。 理科は実験だけではいけません。 その結果をノートなどにまとめて、考察することが大事です。【校長】 ICTの環境整備ICT(Information and Communication Technology)とは、情報通信技術のことであり、こうした技術や機器を積極的に教育活動に活用していこうということです。 本校の教員も、年度当初に比べると、日常的にICT機器を授業で使うようになっています。 しかし、例えば、パソコンやプロジェクターを設置するのは、慣れても、セッティングに多少の時間を使ってしまうのもの。 その教員の負担をできるだけ軽くしようと、本校の用務員が、ICT機器を収納できる棚を製作しました。 棚に入れたまま、プロジェクターからスクリーンに投影できます。 車輪も付けたので、移動などもらくらくです。 3年生の授業中に、校長、副校長、事務員、用務員が教室に入って調整です。 画面を調整する中で、校長や副校長はどうしてもいたずら心が出てしまい、自分が写るたびに手を振ってしまいます。 すると、当然ながら、3年生は 「あ、副校長先生だ!」 「校長先生が手を振ってる!」 などと反応してしまいます。 こちらの作業を無視して社会の授業を進めていた担任も、さすがにあきれ顔。 「いい加減にしてください!」 と一喝。 いつもながら、じゃまをしてしまい、すみません。。。【校長】 秋なのにカエル校長が行ったときは、マットの上で「かえる跳び」の練習です。 手だけで体を支え、ジャンプして足打ちです。 体育館中にたくさんのカエルが誕生しました。 ある子は、友達の演技を見ながら、 「♪かえるのうたが、きこえてくるよ〜」 などと歌っています。 音楽の授業ではありません。 他にも、寝転んでごろごろして、マットに慣れる運動などに取り組んでいました。【校長】 |