震災の風化防止は「教育」で来年度の1年生から、「震災後に生まれた子供たち」が入学することになります。 震災を語り継ぐ上で、学校の役割は、今後益々大きくなっていくと考えられます。 本校では、校長自身が、全校朝会で震災に関する講話を行うことに加え、各教員に学級指導の際などに、震災のことを話題にするよう指示をしました。 また、今日は、学校司書の勤務日であることから、震災に関する本の紹介や絵本の読み聞かせを全学年で行いました。 「東日本大震災300日の記録」の写真集による震災被害と復興の状況の説明、東京都教育委員会が発行している防災教育補助教材「3.11を忘れない」の紹介とともに、学校司書が「ハナミズキのみち」の絵本の読み聞かせを行いました。 この絵本の作者である浅沼ミキ子さんは、震災で息子さんを亡くされています。 親の子に対する無償の愛情、「津波の被害を繰り返してはいけない。」という息子さんの思いをつなげていこうという強い決意が伝わります。 読み聞かせの際は、復興支援ソングの「花は咲く」がバックミュージックで流れます。 読み聞かせが終わった後は、校長も本棚の陰で涙です。 写真は、4年生、あさひ学級、2年生が学校司書から話を聞いているところですが、どの学年も真剣に話を聞いていました。 また、震災を語り継ぐためには、保護者の方の協力も必要だと考え、本日の午後、PTA運営委員会で来校された保護者の方にも、学校司書による「ハナミズキのみち」の読み聞かせを聞いていただきました。 明後日、3月11日は、日本人全員が命の尊さを考える日。 保護者の皆様におかれましては、「ハナミズキのみち」の絵本の感想をお子さんに聞いてみるなど、「命と絆」を考える機会をお子さんとつくってくださいますよう、お願いいたします。【校長】 けがの手当て今日は、「けがの手当て」です。 先日の授業で「けがの予防」について学習していますが、今日は、けがが起きてしまった際の応急手当の方法について学びます。 打撲、すりきず、きりきずなどの、学校生活で起きがちなけが。 応急手当の方法を知っていれば、ばい菌などが体に入ることを最小限にすることができます。 ロールプレイングで実際に手当てをすることを経験しながら、知識を身に付けていきます。 けがをしないことが一番大事ですが、知識を得ておくことで、けがをした場合も落ち着いて対応できるようになります。【校長】 平昌冬季パラリンピック大会開会へ!この時期は、体育館は、卒業式練習専用になります。 校庭も水浸しです。 体育を予定している学年にとっては、ちょっと困る日が続きます。 4年生も、校庭の体育を予定していたのですが、できません。 そこで、教室でパラリンピックに関する授業が行われました。 4年生は国語の「手と心で読む」、総合的な学習の時間の「共に生きる」の学習で、身体に障害のある方々などの生活のしにくさについて学習しています。 その生活のしにくさを乗り越えて、選手としてパラリンピックの大会に出場しているわけですから、すごいことです。 4年生も、これまでの学習を振り返りながら話を聞いています。 担任は、「東京都オリンピック・パラリンピック準備局」の資料を使いながら、パラリンピックの大会内容などについて説明しています。 また、子供たち用には、東京都教育委員会から「オリンピック・パラリンピック学習ノート」が配布されていますので、それも使いながら理解を深めています。 今日から始まる平昌パラリンピック大会。オリンピックに続き、大きな感動を与えてくれることでしょう。【校長】 辺と面と頂点と今日は、立体の構成要素である、辺、頂点、面について学んでいます。 竹ひごと粘土があります。 これを使って、さいころの形を作ります。 丸めた粘土を頂点、竹ひごを辺としてつなげるのです。 粘土や竹ひごがいくつ必要か考えることで、立体の特徴に気付いていきます。 なかなか、さいころの形にするのが難しい作業でしたが、うまくつなげることができて、子供たちもうれしそうです。【校長】 板締め絞り障子紙を使った工作に取り組んでいます。 「板じめしぼり」と黒板に書いてあります。 これは、生地を折りたたみ、木の板で挟んで染める染色方法です。 挟まれているところは染料液が入らないので、規則的な模様を作ることができるのです。 思い思いに色を付ける3年生。 障子紙を開くと、きれいな模様ができ上がります。 今年度の最後の図工の授業だった3年生。 すてきなお土産ができました。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 3月9日(金)サンマのぽーぽー焼き いか人参 八杯汁 牛乳 福島県いわき市の郷土料理献立でした。サンマのぽーぽー焼きは、サンマの身を細かくして、ねぎなどと混ぜて小判型にして焼いた料理です。漁師が船上で作ったところ、サンマの脂が炭火に落ちて「ポーポー」と火があがったため、この名前がついたそうです。 自然に学ぶ暮らしリサイクルや省エネルギーの取り組みが広がっていますが、それだけでは追いつかないほど地球の資源は少なくなってきています。 資源を節約する方法として、太陽光などの自然を利用した新しいエネルギーが開発されています。これからは、資源の利用の仕方を見直すと同時に新しい暮らし方を考える必要があるのです。 筆者の石田秀輝さんは、シロアリの巣に学ぶ空気調節の仕組みやアワフキムシのような生き物のあわの使い方、トンボの羽の構造を生かした発電など、自然の仕組みを学び、エネルギーそのものを作り出す試みについて説明をしています。 社会科でも「持続可能な社会」の実現について学習している6年生。 教科を超えて、地球環境を守る取組について考え、卒業してからも実践できるようになってほしいと思います。 6年生A:「今日の国語、漢字が多くて難しいね。」 などと言っている場合ではありません。【校長】 4月18日と3月9日とても懐かしい紙が机の上に置いてあります。 「じぶんのなまえをかこう」 という紙です。 右半分に「1年生の始めに書いた名前」、左半分に「1年生の終わりに書いた名前」を書くようになっています。 「1年生の始めに書いた名前」の日付は4/18になっています。 あれから、およそ11か月。 今、書いた自分の名前はどう変わっているでしょう? 劇的に変わった子がいます。 1年生で習った漢字が自分の名前の中にある子です。 一目瞭然で、成長の跡がうかがわれます。 筆圧も強くなり、全体のバランスも意識してかける子も多くなっています。 しかし、中には、 「ぜんぜん、変わってないやぁ。」 とつぶやいている子も。 大丈夫です。 どの子も大きく成長しています。 最後は、得意げに校長に書いた名前を見せる1年生たちです。【校長】 6年生と一緒に、たて割り班給食3いつもと違うのは、5年生が進行すること。 ひそかに準備を進めてきた5年生が司会や遊びの説明をして頑張ります。 6年生と一緒に遊べるのも、もうわずかです。 どの班からも歓声が上がり、楽しく過ごすことができました。 最後は、班員からカードを6年生に手渡しです。 ありがとう、6年生!【校長】 6年生と一緒に、たて割り班給食2今日のメニューは、6年生も大好きなカレーライス。 小学校給食最後のカレーライスですから、味わって食べてほしいものです。 班によって、おしゃべりに花が咲くところと静かに食事をするところと・・・ 班の個性が出ています。【校長】 6年生と一緒に、たて割り班給食14校時が終わると、1〜5年生は、たて割り班活動を行っている教室に向かいます。 6年生が主賓ですから、下級生が全部準備をしなければなりません。 1年生も配膳を手伝います。 6年生が待っていますから、手際よく準備を進めていきます。 配膳が整ったら、6年生が待機しているパソコン室にお迎えです。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 3月8日(木)野菜スープ オレンジ 牛乳 犯罪被害と災害被害の防止まず、犯罪の被害に遭いやすい場所と被害の防止方法を考えています。 5年生A:「危険なことに遭いそうになったら、『ピーポ君の家』に逃げる!」 担任:「そうだよね。4年生の時に、地域の『ピーポ君の家』にあいさつに行ったの覚えてる?」 5年生たち:「覚えてる!『よろしくお願いします』とか言ってた。」 よく覚えています。 5年生B:「防犯ブザーを使う!」 担任:「防犯ブザーの正しい使い方、知ってる?」 5年生たち:「投げる!」 よく知っています。 最も効果的なのは、音を出した後、遠くに投げるのです。 犯人が音を止めようとして、防犯ブザーを回収しに行った隙に逃げる!ということです。 続いて、災害被害防止の話になりました。 担任:「全校朝会で校長先生が東日本大震災の映像見せてたけど、どうだった?」 5年生たち;「すごかった!びっくりした。」 担任:「震災の時、何してたか覚えてる?」 5年生A:「年中さんだったかな?お昼寝してた。」 5年生B:「そうそう。あの日のことは忘れられないよ。」 幼いながら、強烈な印象は残っているようです。【校長】 5年生を鍛える今日は、実際に流れを確認し、通し練習をしています。 中心になるのは、もちろん5年生の子たち。 卒業式の練習などもあり、覚えることがたくさんありますが、あさひ学級の「お別れ会」でも重要なポジションをこなさなければなりません。 練習が繰り返されます。 一方、あさひ学級の6年生は、この場にいることができませんから、卒業制作の飾りの作業を行っています。 最近、あさひ学級全体で活動することが少なくなってしまった6年生。 ちょっと淋しそうです。【校長】 かたちづくり様々な色の三角形を組み合わせて、魚の形を作っています。 同じ三角形の紙を2枚つなげると、つなげ方によっては四角形になります。 向きをいろいろ変えて、魚の形に近付けていきます。 1年生A:「校長先生、できた!」 校長:「すごいねぇ!じゃあ、お魚さんポーズをしてみようか?」 インスタ映えをねらい、1年生に声をかけますが薄い反応。 1学期の頃は、こうして声をかけると無邪気に踊ってくれたのに・・・ 2年生が近付くことは、うれしいことでもあり、淋しいことでもあります。【校長】 「犬棒かるた」に燃える!担任:「はい、校長先生は6班で〜す!」 意味も分からず、6班に半強制的に誘導される校長。 子供たちの机の上には、たくさんのかるたの絵札が置かれています。 国語でことわざの学習を進めている3年生。 「犬棒かるた」で習熟を図るようです。 子供に負けるわけにはいきません。 校長も真剣モードで参戦です。 担任:「犬も歩けば・・・」 3年生:「はいっ!」 早い・・・ 校長の目の前にある絵札も次々に取られてしまいます。 頑張りましたが、校長の取った絵札は7枚。 グループの最下位です。 「負けるが勝ち」です。【校長】 これは、算数です!2年生:「ちがうよ!」 2年生との定番の会話。 算数の「はこを作ろう」の学習が進む2年生。 校長のからかいも進みます。 校長:「分かった。この箱でロボットを作るんでしょ?」 2年生A:「ちがうよ、何かを作るんじゃないの!」 校長:「目とか描いてみれば?」 2年生B:「そうじゃないって!」 そのうち、辺を確認するため、マジックで辺のところに線を描き始める子供たち。 校長:「ようやく、算数っぽくなってきたねぇ。」 2年生C:「最初から算数だよ・・・」 失礼しました。【校長】 人生、お金よりも・・・パソコン室で、プレゼンテーションソフトを使い、まとめの活動に入っています。 子供たちの作っているスライドを見て、気になるのが、調べた職業の平均年収を書いている子が多いこと。 校長と担任でひそひそ話です。 校長:「何か、お金のこと書いてる子が多いよねぇ。」 担任:「そうなんですよ!『教師』について調べてる子もいるんですけど、『平均年収○○円」ですって!そんなにもらってないと思いません?(怒)」 突っ込むところはそこか・・・と思いつつも、お怒りごもっともという気もします。【校長】 ちんすこう!?今日の学習は、「スポーツでつながる東京都」です。 様々なスポーツイベントなどの開催を通して、外国ともつながり、首都としての役割を果たす東京・・・という学習なのですが、授業の様子を聞いてみると。。。 担任:「・・・というわけで、東京を代表するものがあるわけですが、地方にもその土地ならではのものがあります。知っていますか?」 4年生A:「福島県のもも!」 4年生B:「北海道の夕張メロン!」 4年生C:「沖縄県のちんすこう!」 担任:「そうそう。『ちんすこう』って知ってる?」 4年生D:「知ってる!食べると、口の中でぼろぼろくずれるの。」 担任:「『ちんすこう』って、パイン味とか、マンゴー味とかもあるんだよね。」 あれ? 東京都の学習だったような・・・【校長】 6年生の知らない間に・・・ところが、今朝は、「今日は、集会はありません。」との放送が流れています。 ということで、いつものように朝読書に取り組む6年生たち。(写真上) しかし、その裏では、極秘プロジェクトが進行しているのです。 今日の昼は、「たてわり給食」が予定されており、そこで、1〜5年生が6年生に対して感謝の気持ちを伝えることになっています。 これまで、6年生には内緒で準備を進めてきましたが、今朝も6年生に気付かれないように最終リハーサルです。 ゲームの進行を確認したり、手渡しするカードの仕上げをしたりするなど、各たてわり班で最終の作業を行いました。 もちろん、その中心になるのは5年生。 最上級生への準備も進みます。【校長】 |
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