小中一貫教育の日(第2回甲ノ原中学校授業体験)1今日は、小中一貫教育の連携校である甲ノ原中学校を訪問して、授業と部活動体験を行いました。 最初に甲ノ原中学校の上島校長先生からお話を伺い、A 国語、B 英語、C 数学、D 社会に分かれ、それぞれの教室で30分間、中学校の授業を体験しました。 国語では、「ちょっと立ち止まって」という、中学校の国語の教科書に出てくる教材文を使った授業が行われました。 「自分ではAだと思っていたものが、人からBともいえると指摘され、なるほどそうともいえると教えられた経験は多いことだろう。」 という文章から、画一的な物の見方ばかりではないということを学習しました。【校長】 3年生 保健健康な体でいるためには、清潔にしなくてはいけません。 子供たちが一番洗うところ、そう「手」が清潔かどうか実験し、清潔にするためにはどうすればいいのか考えていました。 手に汚れの代わりのクリームを塗ります。そのクリームを落とすように、いつもと同じように石鹸で手を洗います。 ブラックライトにあてると・・・。 きれいな手は、反射しません。クリームが残っている手は白く浮き上がって見えます。 思っていたより、上手に洗えていなかったようです。 今日からは、いつも以上に上手に手が洗えるはずです。 「あげパン」ほおばって上手に食べることができているか、ちょっと1年生の教室をのぞいてみました。 周りにきな粉のついている「あげパン」 おいしいけれど、少し食べにくいものです。 大きな口を開けて食べている1年生。 校長が教室に行ったときには、もう食べ終わっている子もいました。 1年間で、食べることもずいぶんスピードアップしました。 しかし、きな粉のついた指をぺろぺろなめている子も・・・。 給食ならではの光景ですが、お上品に食べたいものです。【校長】 心を育てる(6年生は、卒業式練習に参加です。) 1つのグループは、「かっぱわくわく」の絵本をもとに、「親切」について考えています。 もう1つのグループは、「ひびが入った水そう」の資料をもとに、「正直」ということについて考えています。 どちらのグループも、活発な意見が出ています。 道徳は、資料を踏まえつつ、そのことを実生活にどうつなげるかが大事です。 「親切」で「正直」な子に育ってほしいものです。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 3月6日(火)イカのハーブ焼き ウインナーポトフ フルーツのヨーグルトかけ 牛乳 大人気メニューの揚げパンでした。 面と面の関係面の平行、垂直ということについて学んでいます。 展開図から、どの面が平行な関係なのか、また垂直な関係なのか考えなければなりません。 空間認知力が必要です。 箱を手にしながら、面と面の関係を考える4年生です。【校長】 読書マラソン2500ページを目指して多くの子が全校朝会で表彰を受けています。 この「読書マラソン」は、ちょっと高学年にハンデがあります。 例えば5年生の場合、学年×500ページというと、目標が2500ページとなります。 単純にページ数が増えるだけでなく、読む本自体も高学年は文字数の多いものになりますから、なかなか達成することが難しいわけです。 テストの終わった後なども、寸暇を惜しんで読書に取り組む5年生です。【校長】 ローマ字で苦戦外国語活動として英語を勉強する一方、国語でローマ字も学習しなければなりません。 3年生も、ローマ字をワークブックに書いていますが、慣れないアルファベットにちょっと鉛筆の動きも鈍りがちです。 「taiko kuti tukusi takenoko kani・・・」 綴りを間違えたところを何回も直している3年生です。【校長】 2年生 図工先生の話を聞くときには、話を聞く。活動をするときには活動する。というメリハリがしっかりできるようになってきました。 もうすぐ3年生になる準備が万全のようですね。 しましまましましかいじゅうを作成していました。 名前だけではよくわかりませんので、作品を持ち帰ったら、どうやって作ったのか聞いてみてください。 6年生 卒業式練習いよいよ卒業式の練習が始まりました。 29人の仲間と過ごす時間もあと少しです。 精一杯、小学校生活に励んでほしいと思います。 1年生も在校生代表です!1年生の教室では、入学式での「呼びかけ」の台詞の担当が決められていました。 小学校生活の説明をしたり、自分たちの出し物について紹介したりします。 新1年生から見て、一番身近な先輩になるわけですから、しっかり頑張ってほしいものです。 それにしても、校内で同じ時間に卒業式と入学式の準備が進められているので、校長も、顔の表情を変えるのにひと苦労です。。。【校長】 お別れ会に向けて「6年生を送る会」が終わっても、学級として、お世話になったあさひ学級の6年生への感謝の気持ちを伝える会を計画しています。 どんな出し物をするか、1〜5年生が集まって話し合いです。 どうやったら6年生に喜んでもらえるかを考えるかが大事です。 ・・・その頃、6年生たちは、体育館で卒業式の「呼びかけ」の練習です。【校長】 「いのちをいただく」こと食肉センターで働く坂本義喜さんの実話に基づいた話です。 人間が生きるために家畜を殺すことは是か非か―という根源的な問いについて考えなければなりません。 実際に、お肉を食べるためには、食肉センターで働く方々はどうしても必要です。 坂本さんは、講演などで「センターに来る牛も馬も、牧場では決して見せないおびえた顔をする。動物だって死にたくない。」と話されているそうです。 3年生なりに、命の尊さを考え、毎日の食事に感謝の気持ちをもってほしいと思います。 ・・・本当に、3年生は感謝の気持ちがあるのか、今日の給食の時間、校長が抜き打ち検査です。 今日の献立は、「ごはん ぎせい豆腐 野菜の彩和え 豚汁 オレンジ 牛乳」です。 たくさんの「いのち」が使われています。 まさか、残す子はいない・・・はずでしたが。。。 いました! 校長から「まさか、『いのち』を残すはずないよねぇ。」と言われ、ばつの悪い表情をしている子が数人います。 ご家庭でも、ぜひ、「『いのちをいただく』の絵本、どうだった?」と聞いていただき、無駄に食べ残しをすることがないよう、子供たちにもお話ししていただきたいと思います。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 3月5日(月)ぎせい豆腐 野菜の彩和え 豚汁 オレンジ 牛乳 今日の給食は、2020年東京オリンピック・パラリンピックフラッグシップ献立でした。食事バランスばっちり!「五つの輪で体力アップ」献立です。 在校生代表として・・・2年生は、音楽の時間に入学式の準備を始めています。 緊張している新1年生に、先輩として学校の様子を伝え、「格の違い」を見せなければなりません。 内容は「ネタバレ」になるので、お知らせできませんが、真剣に練習に打ち込む2年生たちです。【校長】 音読を頑張ります!今年度、八王子市教育委員会研究指定校として、国語の研究を進めてきた本校。 研究発表を終えた後の方が、その成果が生かされているか検証する上で大事だとも言えます。 ちょっと長い物語ですが、すらすら読めるように、個人で、グループで音読の練習を繰り返しています。【校長】 やっぱり、おもちゃ?今日、教室に行ってみると、ようやく車が完成したようです。 教室の後方で声をかけます。 校長:「5-1 F1グランプリに参加する子は後ろにおいで。」 5年生数名:「は〜い!」 校長:「位置について、よーい、ドン!」 一斉に車がスタート。 早くゴールに着いた子は大喜びです。 ・・・どう見ても、おもちゃです。 あれだけコイル巻きを嫌がっていた子たちが、もっと車を速くするため、競うようにさらに巻いています。 人間、モチベーションが大事です。【校長】 「一枚の板から」制作進行中!色付けの作業に入った子も出てきました。 小物から大きな箱まで、でき上がる物は様々です。 50cm四方くらいの大きな箱を作っている子がいます。 校長:「何を入れる箱なの?」 6年生:「うーん、まだ決めてないです。」 持ち帰れるのか、また、家に置く場所はあるのか・・・。 ちょっと気になります。【校長】 「東日本大震災」を伝える私たちが忘れてはならない日です。 しかし、震災発生時、1年生はまだ0歳。 6年生も本校に入学前でした。 子供たちと一緒にいると、だんだん、震災が過去のものになりつつあるのを感じます。 しかし、大人の責任として、この震災のことを語り継いでいく必要があると考えています。 そこで、たて割り3班の「あいさつ名人」たちの代表挨拶に続いての校長講話では、東日本大震災のことについて取り上げました。 まず、東日本大震災を3分ほどにまとめた動画を見せました。 そのあと、今年度で閉校となる石巻市立大川小学校のニュース映像を流しました。 子供たちは、集中して動画を見ています。 校長自身も平成25年1月に被災地を訪れたことがあります。 その際、仙台市立中野小学校の前を通りました。 震災から2年弱が経っていましたが、校舎1階、体育館等は壁面ごとなくなっており、震災の爪痕が生々と残っていました。(写真2枚目) その際の写真や動画なども見せ、実際に被災地を目にした感想を子供たちに伝えました。 「中野北小学校」と似た名前の「中野小学校」。 しかし、仙台市立中野小学校は、平成28年3月31日で閉校となっています。 子供たちは、校長の話を一生懸命聞いていました。 一人一人がいろいろなことを考えていたと思います。 その考えたことをいつまでも忘れないでほしいと思います。 そのほかに、東京オリンピックのマスコットが決定したことを話し、読書マラソンを達成した児童の表彰を行いました。【校長】 卒業生に贈る、校長授業校長が担当した6年生とも今日でお別れです。 そこで、今回は「校長先生の特別授業」を行いました。 内容は、中学校数学の「正負の数」の入門編です。 トランプを使って説明です。 ♣を正の数、◇を負の数と見立て、その大小を数直線を使って考えさせます。 その後、「インディアンポーカー」でゲームです。 1枚ずつ、配られたカードを自分のおでこにつけます。 つまり、相手のカードは見えますが、自分のカードは見えないわけです。 ♣と◇の1〜5のカードの大小で勝負をつけます。 そのままでは、すぐに勝ち負けが決まってしまいますから、フリータイムで、自由に質問します。 6年生A:「自分と○○さんのカード、どっちがどれだけ大きい?」 周りの6年生:「○○さんの方が4大きいよ。」 しかし、「うそ」をついてもいいルール。 会話の中で自然に正負の計算をしながら、自分のカードが強いのか弱いのか判断して、最終的に勝負してチップをかけるか、降りるかを決めます。 だまし合いの要素もあるゲーム、6年生は喜んで取り組んでいました。 最後は、プリントを使って、正負の数の大小をまとめましたが、全員正解! この調子で中学校の数学も頑張ってほしいと思います。【校長】 |
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