3月9日(金)今日は「東日本(ひがしにほん)大震災」のお話です。今から7年前の平成23年3月11日にマグニチュード9.0、最大震度7の地震が起き、高さが10m以上の巨大な津波が発生しました。今の6年生がまだ5歳ぐらいのときです。覚えていますか?被害をうけたところは東北地方の中でも、岩手県、宮城県、福島県で大きな被害を受けました。亡くなった方、行方不明の方が18,457人もいます。たくさんの家や学校、道路、漁港、農地などが津波によって流されその中でも港に面したいわき市はたくさんの建物が津波に流されるな ど大きな被害がありました。今でもたくさんの方が避難生活を送っています。住宅や漁、農業など元通りにはまだ遠く、これからも復興をすすめていくことが必要です。私たちはこの東日本大震災のことを忘れずに復興支援、防災の準備など私たちにできることを考えていかなければいけません。今日の給食は震災復興を願って復興福島県いわき市の郷土料理献立を作りました。 3月8日(木)「チンゲン菜」は中国から伝わった野菜で、白菜の仲間になります。チンゲンサイの特徴は料理してもシャキシャキとした歯触りや加熱しても青々した色の残るところです。また、「チンゲン菜」は中国で生まれた野菜なので中国料理によく使われる野菜ですが、最近では「チンゲン菜のクリーム煮」など洋風の料理にも使われるようになり日本でも人気の野菜になってきました。チンゲン菜の旬の季節は、3〜5月の春と9月の秋の 年に二回あり、今から春の旬を迎える野菜です。チンゲン菜の栄養はβカロテン・カリウム・骨の成長に欠かせないカルシウムがたっぷり入っています。今日は旬を迎えたチンゲン菜を使った「卵のスープ」を作りました。 3月7日(水)ししゃもの語源は、北海道の原住民アイヌ族の言葉「アイヌ語」で「ししゃも」は「葉っぱ」という意味の言葉です。名前のとおり「ししゃも」は柳の葉っぱに似た形をしている体長10〜12センチメートルくらいの小さい魚です。「ししゃも」は世界中で、北海道の太平洋だけに生息している日本固有の魚です。本物の「ししゃも」は水揚げ量が少なくあまり流通されず、お店で「子持ちシシャモ」の名前で売られているのは、「樺太ししゃも」または「カぺリン」といって「ししゃも」の仲間ですが、「ししゃも」ではないのです。「ししゃも」の栄養はビタミン・ミネラルが多く、EPA(イーピーエー)・DHA(ディーエイチエー)も多く含まれているため、食べると頭の働きがよくなります。また、アレルギーの症状を軽くする働きもあるので、花粉症の人に特におすすめの食べ物です。 3月2日(金)明日3月3日は桃の節句「ひなまつり」です。ひなまつりは女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする行事で、桃の花が咲く季節なので別名「ももの節句」とも呼ばれます。ひなまつりに食べる行事食には、ちらしずし・ハマグリのお吸い物・ひしもち・ひなあられ などたくさんあります。その中で一番有名なのは「ひし餅」です。「ひし餅」は、みどり・白・ピンクの三色のお餅を重ねてひし形に切って作られています。この色はそれぞれに意味があり、「緑」は健康「白」は清らかできれいな気持ち、「ピンク」は温かい心を表し、健康に成長するようにとの願いが込められています。また、「ひなあられ」はピンク・みどり・きいろ・しろの四色の色が付けられていますがこれは、春夏秋冬の四季を表し、それぞれの、季節の、自然のエネルギーを体に入れて健やかに成長するようにとの願いが込められています。今日の給食では、ひし餅と同じ3色の白玉団子を入れた「ひなまつり白玉」を作りました。 3月6日(火)今日は「開化丼」のお話です。開化丼とは、豚肉や牛肉とたまねぎ、人参などの野菜を甘辛く煮て、卵でとじたものをご飯にかけた丼のことです。江戸時代まで一般には食べられなかった牛肉と、明治初期の文明開化で日本に入ってきた「たまねぎ」を用いたことから、その呼び名が付いたようです。この開化丼という名まえ 関西では「他人丼」と呼ぶそうです。そのわけは、鶏肉を煮て卵でとじるものを「卵と鶏肉」で親子丼といいますね。その鶏肉が豚肉や牛肉になるところから親子ではなく他人になるので「他人丼」となりました。その理由は、関西は文明開化とはあまり関係がないので「開化丼」でなく「他人丼」の名前でよばれるようになったそうです。今日の給食は豚肉を使った「開化丼」を作りました。 3月5日(月)みなさん「きなこ」は何からできているか知っていますか? そうです「きなこ」は豆腐や味噌を作る大豆からできています。大豆を炒って皮をむき、粉にしたものを「きなこ」といいます。大豆を炒っているためおいしそうな香ばしい香りがするので、それを楽しむ食べ物です。「きなこ」の名前は見た目のとおり黄色い色をしているので漢字で「黄色い粉」と書いて「黄粉」と呼ぶようになりました。「黄粉」にはこのほかに青い大豆を使って作る「黄粉」もあり、この黄粉は「うぐいす色」をしているので「うぐいす黄粉」と呼ばれます。今日の給食は「黄粉」を使った「きなこ揚げパン」を作りました。 あいさつ運動(2年生)3月2日(金)3月1日(木)福神漬けとは 大根・れんこん・なた豆・生姜・シソのみ・たけのこ などの野菜を細かく刻んでしょう油やみりんに漬け込んだ漬物のことですが、これが初めて作られたのは、江戸時代から明治の初めに「酒悦」という漬物屋の社長さんが作り始めたものです。福神漬けの名前の由来は、今から130年ほど前その酒悦という漬物屋さんが上野にあったことから上野不忍池に祭られている弁財天にちなみ、いろいろ入っている材料の野菜を七福神に見立て「福神漬け」という名前を付けたと言われています。カレーライスにあわせて食べる漬物として有名になり、カレーには欠かせないものとなりました。給食の福神漬も給食室で作った手作り福神漬です。 2月28日(水)今では、どこの家庭でも当たり前のように食べられているふりかけですが、一体ふりかけのいつ生まれたのでしょう。ふりかけの歴史は意外と浅く、約100年ほどとも言われています。大正の初期、熊本の薬剤師、吉丸末吉さんという人が、日本人のカルシウム不足を心配して、小魚を姿のまま乾燥させ粉末にしたらどうだろうと思いつきました。そしてその粉末に、調味料・煎りごま・ケシの実・海苔などを加え、魚臭さを消して魚ぎらいな人でもご飯にふりかけて食べられるよう考案し、瓶詰めで売り出したのが始まりだと言われています。しかし大正時代に考案された時は、「ふりかけ」という名称はありませんでした。その後、商品があっても「ふりかけ」という名前はないという時期が続き、「御飯の友」「食卓の友」「遠足の友」「旅行の友」といった『○○の友』がふりかけの名前のように使われていました。その後、昭和34年全国ふりかけ協会が設立されてからは、ふりかけ食品として定義づけられ、正式に名称として使われだしたのです。『○○の友』がふりかけの代名詞だった大正時代から昭和になるとネーミングも変化を見せ、「鮭ふりかけ」「しらす茶漬」「たらこふりかけ」といった、原料名を表したものが増えはじめました。今日の給食はアーモンド・胡麻・かつお節を使った「ふりかけ」を作りました。 2月27日(火)今日は「中学生バランス献立」です。これは八王子市内の中学生のみなさんが、家庭科の授業で勉強したことを活かし健康を考えた献立を立てます。その中で特に良い献立を八王子の小学校全校の給食で食べるというものです。毎年数名、中学生のみなさんが考えたメニューが採用されますがそのなかで、今回は『上柚木中学校の杉本陸さん が考えた献立がとても良い献立だったので今回の「中学生が考えたバランス給食献立」になりました。献立を考えた杉本さんからのメッセージです。「バランスのよい食事を考えました。みんなにおいしく食べてもらいたいです。」献立を立ててくれた杉本さんのメッセージを考えながら今日の給食を食べてください。 2月26日(月)「ホキ」は鍋などにしてよく食べられる魚「たら」の仲間です。ニュージーランド沖に住んでいる体長1メートルほどの白身の魚で、かまぼこの材料やムニエル、煮つけ、フライなどにしてよく食べられます。ふっくらとやわらかい食感とくせのない味の魚なので、特に「フライ」にするとおいしいと言われ、お弁当屋さんの「白身魚のフライ」にもよく使われています。今日の給食は「ホキ」にパンコの衣を付け、油でからりと揚げて作ったフィッシュフライをパンで挟んで食べる「フィッシュサンド」をつくりました。おいしい魚「ホキ」を使った「フィッシュサンド」ですが、魚なので骨があるかもしれません、よく噛んで食べないとのどに骨が刺さってしまうかもしれません。骨に気を付けてよく噛み、残さず食べてくださいね。 2月23日(金)今日のお話は「きつねうどん」です。甘辛く煮た油揚げを乗せたうどんのことを「きつねうどん」と呼びますが、なぜ?「きつね」と呼ぶのでしょう。「きつねうどん」の誕生は、明治時代 大阪にある「松葉屋」と言う「うどん屋さん」が、うどんに油揚げを乗せて「きつねうどん」と名付けて売り出したのが「きつねうどん」のはじめてです。これは「きつね」の好きな食べ物が「油揚げ」と言われているところから、お店の主人が考えて名付けたそうです。また、油揚げのお寿司のことを「いなりずし」と呼びますが、これは、稲荷神という神様(の使いが「きつね」なので、お稲荷様には「きつね」の好きな油揚げをお供えすることから、油揚げのお寿司のことを「稲荷ずし」と呼ぶようになりました。今日の給食は「こぎつねうどん」を作りました。 2月22日(木)今日のお話は「きつねうどん」です。甘辛く煮た油揚げを乗せたうどんのことを「きつねうどん」と呼びますが、なぜ?「きつね」と呼ぶのでしょう。「きつねうどん」の誕生は、明治時代 大阪にある「松葉屋」と言う「うどん屋さん」が、うどんに油揚げを乗せて「きつねうどん」と名付けて売り出したのが「きつねうどん」のはじめてです。これは「きつね」の好きな食べ物が「油揚げ」と言われているところから、お店の主人が考えて名付けたそうです。また、油揚げのお寿司のことを「いなりずし」と呼びますが、これは、稲荷神という神様(の使いが「きつね」なので、お稲荷様には「きつね」の好きな油揚げをお供えすることから、油揚げのお寿司のことを「稲荷ずし」と呼ぶようになりました。今日の給食は「こぎつねうどん」を作りました。 2月21日(水)「わかさぎ」は冬の魚の代表的な魚です。冬の風物詩として「わかさぎの穴釣り」があります。「わかさぎの穴釣り」とは、湖の水が寒さで凍ったところに穴をあけて、その穴から釣り糸を垂らしてわかさぎを釣るという方法です。冬ならではの光景で関東地方では、山梨県の山中湖、長野の諏訪湖などで楽しむことができます。わかさぎは1月から3月ごろまでが旬です。栄養は骨ごと食べられるのでカルシウムをたくさんとることができます。また、カルシウムを骨にする時に必要なビタミンDもたっぷり含まれているので、「わかさぎ」は食べると骨を強く丈夫にしてくれる魚です。今日の給食は、旬の「わかさぎ」をカラリと揚げて甘酢に漬けた「わかさぎ甘酢」を作りました。 【オリンピック教育】アスリートによる運動の学習(2月22日(木))A:「頭ー腰ーかかと」が一直線になる。 B:前の膝がガクガクするほど体重をかける。 C:手と足は逆になるように構える。 写真の三田先生のように、自分のスタートのフォームが身に付くと運動会も楽しみになりますね。 2月20日(火)「もやし」とは、植物の名前ではありません。「萌(も)え出(いず)る」という意味の言葉で、米や麦、豆、野菜などの種から芽が出たもののことをすべてをいいます。みなさんが普段よく食べているのは、「豆のもやし」です。豆のもやしにもいくつかの種類があって、黒い豆のブラックマッペ・緑の豆のりょくとう・豆腐やみその材料になる大豆などがあります。見た目は白くヒョロヒョロ弱い感じに見えるもやしの様に、体が細く体力のない人を「もやしっ子」と言うようにもやしは弱々しいく元気なイメージがないように思われていますが、昔は薬としても使われていたほど体にいい食べ物です。風邪やインフルエンザの流行るこの時期にもやしを食べて元気にすごしましょう! 2月19日(月)ポークビーンズはアメリカの家庭料理として150年ほど昔から食べられてきた料理です。アメリカは世界中から人々が集まってできた国なので、アメリカの料理は世界各地から持ち込まれた様々な料理を混ぜ合わせてできた料理がたくさんあります。ポークビーンズもその一つで、インディアンやカウボーイがキャンプで食べていた料理が基になり、ボストンという町で生まれたと言われています。そして日本に「ポークビーンズ」が伝わると、畑のお肉といわれるほど栄養たっぷりの大豆を使い、子供たちの大好きなケチャップ味なので学校給食でも作られるようになり、今では日本中の学校給食で作られるようになりました。 よい歯の学校 表彰(2月19日(月))落花生親子料理教室(学校運営協議会 主催企画)2月15日(木)富山県は、日本のまん中(日本海側)に位置し、立山連峰や富山湾など、山・川・平野と海の、美しく豊かな自然に恵まれています。山々に降る雨や雪は天然のダムとなってきれいな水を届けてくれ、富山県のくらしと産業をささえる大切な資源になっています。また、富山湾はおいしい魚の宝庫で「天然のいけす」と呼ばれるくらい一年を通して旬の魚であふれています。その中でも代表格は県の魚でもある「ブリ」特に氷見漁港の「寒ブリ」は最高級ブランド!として有名で、 産卵前の冬の「寒ブリ」は、荒波にもまれて身がしまり、脂がのってもっともおいしいと言われています。さしみやブリ大根、ブリしゃぶなどで親しまれていますが、特にブリ大根は冬の定番料理です。ブリと大根をしょうゆ、さとう、出汁で甘辛く煮た料理です。ブリのうま味が大根に染み込んで絶妙の味わいです。また、富山県では、大豆も栽培されていて、冬には、体の温まる「呉汁」がよく作られます。すりつぶした大豆のことを「呉」と呼び、呉をみそ汁に入れたものが「呉汁」です。次に富山県の味「よごし」。野菜をゆでて細かく刻み、みそなどで味つけした料理です。地元で採れた、いろいろな野菜で作ります。みそで野菜をよごすということから「 よごし」という名前になったと言われます。 |