温めたり、冷やしたりすると空気はどうなる?2つの水槽に氷水とお湯が入っています。 栓を閉じた空のマヨネーズの容器を入れて、それぞれ体積がどうなるか実験するのです。 校長が行くと、 「氷水に入れたら、ちょっと小さくなったよ!」 と説明してくる子供たち。 理科は実験だけではいけません。 その結果をノートなどにまとめて、考察することが大事です。【校長】 ICTの環境整備ICT(Information and Communication Technology)とは、情報通信技術のことであり、こうした技術や機器を積極的に教育活動に活用していこうということです。 本校の教員も、年度当初に比べると、日常的にICT機器を授業で使うようになっています。 しかし、例えば、パソコンやプロジェクターを設置するのは、慣れても、セッティングに多少の時間を使ってしまうのもの。 その教員の負担をできるだけ軽くしようと、本校の用務員が、ICT機器を収納できる棚を製作しました。 棚に入れたまま、プロジェクターからスクリーンに投影できます。 車輪も付けたので、移動などもらくらくです。 3年生の授業中に、校長、副校長、事務員、用務員が教室に入って調整です。 画面を調整する中で、校長や副校長はどうしてもいたずら心が出てしまい、自分が写るたびに手を振ってしまいます。 すると、当然ながら、3年生は 「あ、副校長先生だ!」 「校長先生が手を振ってる!」 などと反応してしまいます。 こちらの作業を無視して社会の授業を進めていた担任も、さすがにあきれ顔。 「いい加減にしてください!」 と一喝。 いつもながら、じゃまをしてしまい、すみません。。。【校長】 秋なのにカエル校長が行ったときは、マットの上で「かえる跳び」の練習です。 手だけで体を支え、ジャンプして足打ちです。 体育館中にたくさんのカエルが誕生しました。 ある子は、友達の演技を見ながら、 「♪かえるのうたが、きこえてくるよ〜」 などと歌っています。 音楽の授業ではありません。 他にも、寝転んでごろごろして、マットに慣れる運動などに取り組んでいました。【校長】 謙虚に、広い心をもって文部科学省の「わたしたちの道徳」の中に載っている「ブランコ乗りとピエロ」を資料として、考えを深めています。 考えるポイントは、「謙虚に広い心をもつ」ということです。 6年生の読み物資料ということで、かなり長い話ですが、要約すると、実力はあるがスター気取りでいつも目立とうとするブランコ乗りに対し、サーカス団のとりまとめ役であるピエロが、ブランコ乗りの実力や努力を謙虚に認めつつ、行動を諌めていくというものです。 担任が、こうしたピエロの行動について、意見を求めるものの、発言はまばら。 また、発言について、賛成や反対の意見も出ません。 担任も授業を進めながら、他の子の発言にあまり反応しない雰囲気になっていることに対し、子供たちに注意をしています。 これからの道徳は「考え、議論する」ことが大事です。 活発な意見を出し合うことで互いの考えが深まります。 授業中に謙虚である必要はありません。【校長】 「クロックタワー」、完成へ5年生の作品は、「クロックタワー」。 あさひ学級の5年生で一緒に作業を行っている子もいます。 「タワー」というだけあって、高さのある力作をつくった子もたくさんいます。 さらに、本物の時計も埋め込んであるので、家庭に持ち帰っても有効に使えそうです。 時計を見るたびに、自分の作品に一層愛着がわくことでしょう。【校長】 土、金、木、水、火、月、日「日づけとよう日」の学習です。 漢字で各曜日が書けるようになった1年生。 しかし、日付には特殊な読み方をするものが多く、覚えるのが難しいものです。 「二十日」などは、2年生以降でも読めなくなってしまっている子がいます。 さらに、曜日の感覚も身に付けなければなりません。 担任が、「タイムマシンに乗って、1つ前の日に行きましょう。」と話しています。 担任:「月曜日の前は?」 児童A:「火曜日!・・・あ、違った。」 担任:「金曜日の前は?」 児童B:「・・・」 このようなやりとりが、教室の中で繰り広げられています。【校長】 「共に生きる」発表会自分でICT機器を使い、視覚的に説明します。 話すことを基本的に暗記していて、よく練習して臨んでいます。 今日は保護者会ということで、早めに来られた保護者の方々が発表を聞いてくださっています。 サービスで、発表後は、音楽会の演目を保護者の方の目前で発表です。 あれ?音楽会では、木琴等の楽器を使っていたのでは?と思ったら、合奏のところは、ドレミの音階を大合唱です。 これはこれで、本番でお見せしてもおもしろかったかもしれません。【校長】 学校が火事に!天候により左右されやすい3年生の理科の実験。 今日は、太陽がよく出ています。 虫めがねを使って、光を集める実験に取り組むようです。 黒い画用紙に光を集めます。 うまく焦点を絞って、光を1点に集めると、5秒もたたないうちに煙が出てきます。 ところが、これがうまくいきません。 虫めがねと画用紙が平行の関係にならなければならないのですが、斜めになっている子が多く、光を集めきれません。 また、せっかく光を集めても、体や手が動いてしまう子もいます。 結局、「校長先生、やって〜!」となるわけです。 学校を管理すべき校長が、校舎の目の前で次々煙を出すという、妙な光景となりました。【校長】 「ブラッドレーのせいきゅう書」〜あさひ学級編〜高学年の児童が中心です。 11/6付の本校ホームページで、3年生が道徳の時間に読んでいた「ブラッドレーのせいきゅう書」という話を基に、家族で協力し合うことについて考えています。 この話のあらすじを再掲すると、次のとおりです。 ・ブラッドレーは、朝食の時、母親のお皿の横に次のような紙を置いた。 ・「お使いちん 1ドル おそうじした代 2ドル 音楽のおけいこに行ったごほうび 1ドル 合計4ドル」 ・母親はにっこり笑って、何も言わなかった。 ・次の日、母親は、ブラッドレーのお皿の横に、4ドルのお金と次のような紙を置いた。 ・「親切にしてあげた代 0ドル 病気をしたときのかん病代 0ドル 服や靴やおもちゃ代 0ドル 食事代と部屋代 0ドル 合計0ドル」 ・これを見たブラッドレーは目に涙を浮かべ、次のように母親に言った。 ・「お母さん、このお金は返します。そして、お母さんのために、ぼくにも何かさせてください。」 子供たちの中には、実際に家事を手伝ってお金をもらっている子がいるようです。 「お皿を洗ったら10円もらえる。」 「家事をポイント制にして、ある程度たまったところでお金に換えてくれる。」 赤裸々です。 しかし、担任に「おうちの人が家事をしているのに、お金を払ってあげたことはある?」と聞かれると、子供たちは黙ってしまいます。 さらに、「どうして、おうちの人は、家事をしているのにお金をとらないのかな?」と聞かれると、こんな意見が出ました。 「子供のことを愛しているから。」 いい発言です。 あさひ学級の子供たちも、道徳の授業を通して、心を豊かにしています。 何人かの子に、校長がひそひそ話してみました。 「毎日、学校にお迎えに来てくれるママに、1ドルずつ払ったらどうかな?」 バツが悪そうに、校長から視線を外す子供たちです。【校長】 「コッパ大へんしん」、完成へ!今日は最後の仕上げに、紙粘土で人や道具などを作っていて、おもちゃの家のような作品になっている子もいます。 中には、「たこ焼きを食べている人」という、かなりこだわった紙粘土の小物を作っている子もいました。 こうした図工の作品は、作品の終了時が難しいものです。 こだわりのある子は、時間があったらずっと色塗りや小物を作っています。 製作時間が決まっていますから、どこかで見切りをつけないといけません。 まだまだ、心残りのある子もいそうです。【校長】 秋の芸術作品(一部は、校長の毛髪の代用品となりましたが。) 教室に持って帰ってきた「秋」を使って、作品作りをします。 一部の子たちは個人作業で画用紙に作品を作ります。 残りの子たちは、模造紙を使い、グループで協力して作品を作ります。 ところが、グループ作業を選んだ子たちの話し合いが難航。 「秋の公園がいいんじゃない?」 「自動車がいい!」 「ロボットがいい!」 収拾がつきません。 すると、ある子が一言。 「『みんなちがって、みんないい』んじゃない?校長先生が言ってた。」 そこで、金子みすゞさんの詩を使うか・・・。 校長の話をよく聞いてくれているのはえらいと思いますが、グループ作業で「みんな違って、みんないい」だと、個人作業と変わらない気がしますが。【校長】 宝を探そう!聞いてみると、「宝を探してるの!」とのこと。 教科書に宝の隠し場所が描いてある絵地図が載っており、複数の地点からの距離を測ることで宝が見付かる仕掛けです。 コンパスは円を描くだけでなく、長さを測りとることもできるのです。 校長:「ところで、宝物って何?」 児童A:「金貨とか宝石」 校長:「じゃあ、見付かったら校長室に持ってきてね。」 児童多数:「嫌だ!」 民法241条に埋蔵金の発見について規定があります。 校長に知らせなくても、警察に届けないで宝物を所持していると犯罪になってしまいますから、3年生は気を付けないといけません。【校長】 音楽会の感動再び音楽会でも披露した「世界中のこどもたちが」を手話付きで歌っているのです。 音楽会後に提出していただいたアンケートでは、あさひ学級の演目に高い評価をいただきました。 校長も、にこやかに歌う子供たちの様子を見て、心がほっこりします。 しかし、音楽会後になぜ歌っているのかというと、歌のテストを兼ねているのです。 そろそろ師走。 各教科等の評価も本格化してくる頃です。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 11月28日(火)ポテト餃子 みかん 牛乳 記録に挑む校庭を見ると、6年生が大縄の練習に取り組んでいます。 近付いていくと、 「あ〜、校長先生が来た〜!」 と喜ぶ子供たち。 なぜかというと、今年1年間は、「大なわ集会」の時は、6年生の担任と校長がペアになって縄を回すことになっているのです。 回し手と跳ぶ子供たちの息が合うことが回数を増やす秘訣。 そのため、校長が回し手になる方が、本番に近い練習ができるのです。 2学期は、移動教室、周年行事、音楽会・・・と6年生にとっては、目の回るような忙しい日々が続きました。 そのため、大縄の練習もあまりできていません。 これから練習が本格化していきそうです。 校長も喜んで付き合いますが、後で、腕が筋肉痛になるんだよなぁ・・・。 「なかきた記録」は今年の5年生が1学期の「大なわ集会」で出した360回。 各学年、この数字を目標に「冬の戦い」が始まります。【校長】 なかのきた幼稚園4年生が座り込んで作業をしているようです。 何をしているのか聞いてみると、磁石を使って砂鉄を集めているとのこと。 無邪気に笑いながら、砂場のいろいろな場所から砂鉄集めをしている子供たち。 先ほど、市の学力調査に向けて気合を入れたはずですが、学力は順調に伸びても、心はまだ幼いままという感じです。 校長:「砂鉄集めて、何するの?」 4年生:「遊ぶの!」 指導していた図工専科が、思わず、 「砂鉄を使って、白い画用紙に絵を描くんです・・・」 とフォローしていました。 4年生の「園児」たち、頑張ってね!【校長】 より高く・・・基本的に走り高跳びは、恐怖心との戦いです。 すんなり跳べていたかと思うと、5cmバーが上がるだけで、委縮してしまう子もいます。 バーに当たっても痛くないのですが、やはり、抵抗感があるようです。 見ていると、75cmの高さは楽勝のようですが、80cmになると、顔がこわばってくる子が出てきます。 練習を繰り返して、「自分の心に勝つ」ということが必要なようです。【校長】 すごいぞ!4年生!!昨日、平成28年度の「過去問」に挑戦しました。 早速採点をしたところ、算数については、市の平均を5%程度上回り、校長のこだわる「正答率100%」問題が3問も出ました。 特訓を開始する前に、平成27年度の「過去問」に取り組んだ時は、市の平均を4%程度下回り、「正答率100%」問題もありませんでした。 集中的に特訓を繰り返すことが、大きな効果を上げつつあるのです。 一人が全ての問題ができるより、ある問題が学級全員できるようになる「正答率100%」問題がある方がずっと価値が高いと校長は考えています。 特に今回は、分数の仕組みに関する問題で、市平均が56.3%だった中、本校の4年生は「正答率100%」を達成するなど、素晴らしい結果を出しています。 早速、朝の会で4年生の教室に行き、校長自身が直接子供たちを褒め、激励しました。 4年生も好結果が出て、自然に笑顔が見られます。 「できなかったことが、できるようになるのが学校」 中野北小学校の学校経営の根本を4年生が証明してくれようとしています。 学力調査の本番まであと一週間。 「八王子一」の実力を証明する機会はもうすぐです。【校長】 くり下がりのプロ静かにプリントの問題を解いています。 13-7、15-6、16-8・・・ 算数のくり下がりのひき算の問題です。 でき上がると、担任のところに持っていき、丸を付けてもらっています。 いつものように、「校長先生、見て〜」攻撃かと思いきや、校長の横を通りすぎ、着席して次のプリントに取り組んでいます。 100点の花マルをもらうのは、当たり前という顔です。 1学期には、数字の「8」が上手に書けないで泣き顔だったのに。。。 子供たちの成長はうれしいものの、ちょっと親離れ、いや、校長離れをしている姿に少し淋しさを覚えます【校長】 科学の進歩は、実験の積み重ね「ものの温度と体積」の学習です。 金属の球が、同じ直径の大きさにあいた穴を通るかという実験の予想を立てています。 「冷やすと通って、温めると通らなくなる」 と予想している子が多いようです。 「どうして?」と聞くと、 「温めると、金属の球が大きくなると思う。」 と言っています。 「え〜、温めると金属の球って、こ〜んなに大きくなるの?」 とわざとオーバーなジェスチャーでからかうと、 「それが分からないから、実験で確かめるんでしょ!」 とピシャリ。 一本取られました。【校長】 |
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