大論争!5×2と2×5は同じなのか?数学の場合、a×b=b×aとなり、答えは同じなので、どちらでもよいという解釈になるのです。 小学校の算数、それも2年生の段階では、かけ算の意味について理解を深めなければなりません。 (1)「えんぴつを1人に2本ずつ、5人に配る」 (2)「えんぴつを2人に5本ずつ配る」 この2つの場合について2年生は考えています。 不安になってしまった2年生、自然に周りの子と話し始めます。 「5×2じゃない?」 「いや、2×5だよ。」 「どっちでもいいんじゃない?」 など、いろいろな意見が出ています。 とてもよいことです。 これを解決していくのが算数なのです。 問題場面を図に表していくこと、「一つ分の数」×「いくつ分」=「ぜんぶの数」になることなどから、どちらの式がよいのか考えていきます。 (1)の場合は2×5、(2)の場合は5×2にしないといけません。 数学と算数の大きく違うところです。 なお、4年生の面積の学習などでは、「たて4cm、横5cmの長方形」の面積を求めるには、4×5でも、5×4でもよいことになります。 場面によって式の立て方が変わってくるのです。【校長】 地震による大地の変化今日の授業では、地震によって、大地がどう変化するのかを考えます。 具体的には、断層のことなどについて学んでいます。 担任が、「地震が起きたらどうなる?」と聞きます。 子供たちは、山崩れ、津波、家の倒壊、地割れ・・・などと答えます。 教科書を見ると、東日本大震災や阪神淡路大震災等の大地震の時の様子が写真で載っています。 地震の仕組みについてもそうですが、防災教育の観点からもしっかり学んでほしいと思います。【校長】 児童代表としてふさわしく運動会や音楽会では、かわいらしい「はじめの言葉」などが求められるからです。 教室に行くと、当日に向けて練習をしていました。 本番のお楽しみなので、詳しくは書けませんが、かわいらしいです。 1年生の特権。 かわいらしさを振りまき、音楽会を盛り上げてほしいと思います。【校長】 日本一の係活動自らの歌や演奏に加え、進行・放送・舞台・照明・会場・装飾といった、縁の下の力持ちの仕事もしなければならない6年生。 今日は、係活動として、直前の準備に追われています。 しかし、「学力日本一」を公言した校長は、ただの係活動にはさせません。 一緒に作業している教員に話しかけます。 校長:「○○先生、この子たち、学力日本一なんですけど、知ってます?」 教員A:「もちろん知ってますよ、すごいですよねぇ!」 6年生は、作業しながら、照れくさそうにしています。 字を書いている6年生を見かけると 「学力日本一の字は、当然、丁寧だよねぇ。」 放送アナウンスをしている子に、 「さすが、日本一の声だねぇ。」 日本一となった6年生に、校長は、卒業まで日本一と言い続けます。 「なかきた家族」の皆様も、音楽会当日、頑張る6年生に「よっ!日本一!」とお声かけいただければ幸いです(笑)【校長】 そして、全国制覇!学力日本一の6年生!!校長室に「ホットライン」で担任から連絡が入ります。 「中野北だより(学力調査特集号)」を配布するときに教室に呼んでほしいと伝えていたのです。 (データは、本校ホームページのトップページか、こちらから→http://hachioji-school.ed.jp/weblog/files/nkkte...) 6年生対象の「平成29年度 全国学力・学習状況調査」で「全国学力NO.1」になった子供たち。 このことについて、校長から直接子供たちに偉業であることを伝えたかったのです。 教室で、校長は子供たちに語りかけます。 ・今回の調査で、本校の6年生は、国語が2問、算数が3問、「正答率100%」の問題があった。 ・調査を受けた日本の6年生は約100万人。本校の「正答率100%」の問題には、全国平均は80%程度のものがある。これは、全国で20万人くらいの6年生が間違えているということだ。 ・しかし、本校の6年生は誰も間違えていない。 ・それも、全部で5問も「正答率100%」の問題がある。 ・個人が、教科で全問正解するより、学級全体が誰も間違えないようにすることの方が何倍も何十倍も難しいことだ。 ・それをやってのけたのが本校の6年生である。 ・「正答率100%」ということは、その上はない。堂々とした学力日本一である。 さすが6年生、校長の話を静かに聞き、言っていることを理解しています。 さらに、自尊感情のことも触れました。 児童質問紙の自尊感情に関する設問で肯定的な回答をした本校の児童は91.0%(東京都:77.1%、全国:77.9%)で、東京都や全国を大きく上回っています。 これまで、6年生は、たて割り班やあいさつ運動で中心的な役割を果たし、水泳も全員25m泳げるようになるなど、どんなことにも前向きに頑張ってきました。 この、頑張る原動力が自尊感情の高さなのです。 ただ、課題を伝えることも忘れません。 ・4年生、5年生は、6年生が全国NO.1になったことを知ったことで、憧れると同時に、目標として必死に追ってくる。 ・でも、6年生は常にトップでいなければならない。 ・例えば、今度の音楽会では、5年生以下とレベルの違う歌と演奏で「格の違い」を見せつけてほしい。 ・開校50周年の記念すべき6年生、中野北小学校史上最高の卒業式にする必要がある。 ・それに向かって、「日本一の6年生」として、毎日しっかりと頑張ってほしい。 6年生の学級目標は「高きを目指す」。 この目標に挑戦してきた6年生が実力で「学力日本一」の座をつかんだのです。 「なかきた家族」の皆様、「日本の宝」の6年生たちを大いに誉めてあげてください。【校長】 やったぁ!何でも頑張ればできるようになるのです!!そんな気持ちのまま、渡り廊下を歩いていると、遠くに6年生の姿が。 前回の体育に続いて、また、鉄棒の練習をしているのです。 「これは行かねば・・・」 反射的に体が鉄棒の方に向かいます。 前回、無様な校長の姿を見ている6年生たち。 しかし、周りに集まって応援してくれます。 校長として、いや、一人の人間として頑張らないわけにはいきません。 「えいっ!」 ・・・ ・・・ お、いつもより、体が回るぞ。 ・・・ ・・・ 鉄棒の上まで回ったものの、そこから回りません。 頭に血がのぼり、顔がタコのように赤くなっているのを感じます。 「頑張れ〜」という6年生の声が聞こえます。 そこに力をもらって、ようやく一回転。 何とかできました。 「こんなに、逆上がりってできるとうれしいんだ・・・」 子供たちの気持ちがよく分かります。 本校児童と校長が交わした約束の第1は 「何でも一生懸命頑張ること」 自信をもって、また、この約束を言うことができます。 6年生、応援ありがとう!【校長】 八王子市NO.1を目指す4年生!(データは、本校ホームページのトップページか、こちらから→http://hachioji-school.ed.jp/weblog/files/nkkte... これは、チャンスです。 12/5には、本市独自の「八王子市学力定着度調査」が行われます。 6年生、5年生が結果を出しました。 4年生も続きます。 担任に時間をもらって、子供たちに語りかけました。 「先輩の6年生は日本一に、5年生は東京一になりました。4年生も八王子市一になって、伝統を引き継ぎます!」 4年生たちも、この学力調査の意味が分かったようで、校長の話に力強くうなずいています。 学力調査に向けては、とにかく復習が大事。 本校のホームページのトップページにも出していますが、「東京ベーシックドリル」の復習が効果があります。 4年生たちは、音楽会の練習と並行して、宿題などでも「東京ベーシックドリル」に取り組んでいます。 家庭学習でも自主的に取り組んでほしいものです。 4年生、八王子NO.1、とるぞ〜!【校長】 東京都NO.1の5年生!7月6日に実施した5年生対象の学力調査の東京都全体の結果が示されたのです。 この報告書の結果、本校の5年生の児童の学力が東京都NO.1であることが証明されました! 詳しくは、本日発行した「中野北だより 学力調査号」で特集しています。 (データは、本校ホームページのトップページか、こちらから→http://hachioji-school.ed.jp/weblog/files/nkkte...) 担任が「中野北だより」を読みながら解説しています。 5年生自身も、「東京都NO.1」になったことを納得。 「ヤバい」「ヤバい!」というつぶやきが聞こえます。 (校長は、あまり好きな言葉ではないですが、最近は「ヤバい」=「すごい」ということのようです。) 一番すごいのが、5年生の自尊感情の高さ。 校長は、「生きる基本は自尊感情」と考えているくらいですので、とても重要な指標です。 この学力調査の「児童質問紙」には、「自分のことを大切な存在だと感じていますか。」との設問があります。 これに対し、肯定的な回答をした本校の児童は100%(東京都:77.3%)です。 特に「感じている」と最も肯定的に回答した児童は85.7%(東京都:40.0%)であり、東京都の倍以上の驚異的と言ってよい結果を出しています。 まさに、「ヤバい」結果です。 担任が、 「自分を大切にしない子は、相手も大切にしないと思うけど、そういう子が学級にいたらどうなると思う?」 と聞きます。 子供たちは、「けんかになる」「いじめが起きる」「不登校になる子が出る」などと言います。よく分かっています。 「家にいるより、学校にいる方が楽しい」と言い切る5年生たち。 互いの自尊感情が高いことが、よりよい学級につながっているのです。 6年生が「学力日本一」を達成しました。 5年生の次の目標は決まっています。 校長が、 「全国学力NO.1、二連覇ねらうぞ!!」 と話すと、5年生の拳が強く上がります。 「東京一」の5年生、地域の誇りです。 「なかきた家族」の皆様も、5年生を大いに誉めてあげてください。【校長】 ☆きょうのこんだて☆ 11月14日(火)ベイクドポテト オニオンスープ 牛乳 チリコンカンは、アメリカのテキサス州生まれで、チリパウダーを使ったスパイシーなお肉と豆の料理です。 概数と概算1つのグループでは、概算で計算する学習に取り組んでいました。 「概数と概算、何が違うんですか?」 との質問が出ます。 確かに難しいところです。 担任が説明していましたが、混乱する子もなく、すんなり問題を解き始めました。 「百の位を四捨五入して概算します」 といった問題です。 「5862+1341=6000+1000=7000」 などと、すらすら計算していました。 よく頑張っています。【校長】 エンドレスすごろくさいころを転がし、出た目でキャーキャー大騒ぎです。 男の子たちが作ったすごろくを見ていると、なかなか駒が進みません。 よく見ると、 「3マスもどる」 「スタートにもどる」 など、戻ってしまう場所がいっぱい。 これでは、なかなかゴールできません。 でも、子供たちは楽しそうです。【校長】 あきらめも肝心・・・かな?当然、逆上がりの特訓。 できない悔しさはつのるばかりです。 校長が鉄棒のところに行くと、子供たちがいつものように群がってきます。 今日は3年生に加え、1年生もやってきます。 1年生のすごいところは、鬼ごっこをやりながら、鉄棒でも遊ぶところ。 1年生児童:「校長先生、何やってるの?」 校長:「逆上がりの練習だよ。」 1年生児童:「そんなの簡単じゃん。」 そう言ったと思うと、あっという間に逆上がりをして、また、鬼から逃げていきます。 芸当です。 取り残された校長は、 「1年生でもそんなに簡単にできることを、いい大人が毎日練習してるなんて・・・」 と、だんだんみじめな気持ちになってきます。 「どんなに練習しても、できないこともあるのだろうか・・・」 不安になります。 「もう、あきらめるべきだろうか・・・」 迷いも生じます。 しかし、校長が鉄棒のところにいることで、「プチ鉄棒ブーム」が起きているのも事実。 簡単にあきらめるわけにはいかないか・・・。 でも、何回練習しても、できません(:_;)【校長】 「市制100周年・開校50周年記念音楽会」、来てね〜!どうやら、おうちの人向けの手紙を書いているようです。 聞いてみると、音楽会の招待状ということです。 特に頑張って練習している「アロハ・エ・コモ・マイ」の合奏について書いている子が多いようです。 しばらくすると、子供たちが手作り招待状を持ち帰ると思います。 子供たちの熱い思いを受け取っていただき、音楽会にぜひおいでくださいますよう、お願いいたします。【校長】 同じ形の四角形をしきつめようたくさんある同じ形の四角形を隙間が出ないように敷きつめる作業をしているのです。 向きを変えて、いろいろ試しています。 パズルのような感じです。 しかし、この作業は、算数に関係するもの。 四角形のそれぞれの角が中心に向き合うようにすると、360°になるので、必ず敷きつめられるのです。 つまり、これまで学習してきた「四角形の内角の和は360°」ということを応用しているのです。 しかし、5年生、このパズル作業に夢中。 気付いてほしい「内角の和」のことには、あまり関心を示しません。 算数なんですけど・・・。【校長】 学校用務員の仕事そこに通りかかった、本校の学校用務員。 「僕がつけてあげようか。」 との声に、担任は満面の笑みです。 特に女性の教員にとって、天井の高い教室の蛍光灯の取替作業はかなりの負担です。 教室での取替作業を子供たちもじっと見つめています。 作業が無事終わると、自然に 「ありがとうございました」 の声が出ます。 かわいい本校の3年生たちです。 学校用務員の仕事は主に以下の内容です。 校務に関する業務(例:入学式、卒業式、運動会、音楽会などの会場設営補助) 学校の施設・設備などの維持管理に関する業務(例:施設、設備、備品などの簡単な修理) 清掃など校舎内外の環境整備業務(例:校舎内のワックスがけ、敷地内の除草、樹木の管理) 考えてみると、学校の敷地はとても大きく、これが一軒家だったら超大豪邸です。 学校用務員一人で維持管理していくのはとても重労働です。 「中野北小学校の子供たちのために何ができるか。」 という気持ちで職務にあたっているのは、教員も学校職員も何ら変わりません。 全員で気持ちを一つにして、よりよい学校をつくっていきます。【校長】 うれシ〜サ〜、たのシ〜サ〜こんな時は南国、沖縄で過ごしてみたいものです。 4年生は、図工の時間、この沖縄を象徴する「シーサー」作りに挑戦です。 図工専科から、プリントで様々な形のシーサーの説明を受け、イメージを膨らませてから作業です。 粘土をこねながら、一部の子がつぶやいています。 「くるシ〜サ〜」 「お金、ほシ〜サ〜」 お金については、校長も、若干同意するところがありますが、図工の作品にはつながりませんので、今は考えてはいけません。【校長】 鉄棒ブーム、来たる・・・か?我慢できず、昼休みに練習に飛び出しました。 校長が鉄棒のところに行くと、あさひ学級、3年生、6年生の子たちが集まってきました。 いつものように、「校長先生、見て〜」となるわけですが、今回は、自分自身のため。 子供たちに声をかけながら、自分も練習です。 初めてやってきた3年生の女子たちは、校長に向かって言います。 「校長先生は、当然、逆上がりできるんでしょ?」 グサリとくる言葉です。 こうした何気ない言葉が心に響きます。 周りで子供たちが応援する中、挑戦です。 ・・・ ・・・ しかし、惜しいところまでいくものの、体が回り切りません。 「あ〜!惜しい!!」 子供たちの慰めの言葉が心に沁みます。 「何でも一生懸命頑張ること!」 子供たちに言い続けている約束が、ブーメランのように自分に返ってきているのを感じます。 「まぁ、校長を見に来ることで、子供たちが鉄棒を練習するようになったし・・・」 と言い訳をしてしまう校長です。 今夜も悔しくて、眠れそうにありません。【校長】 面積を求めよう面積を求めるために「㎠」の単位を使ってきましたが、教室のような広いところの面積を求めるには、「㎠」では、とても大きな数になってしまいます。 そこで、「m²」という新たな単位を使って面積を求めます。 3年生で習う重さの単位もそうですが、新しい単位を習ったら、単位同士の関係をしっかり理解しておくことが大事です。 また、適切な単位を選択することも重要です。 日頃から、どのくらいの広さになるのか考えておくと、校庭の広さに「㎠」を使うようなことはなくなります。【校長】 ボール送りリレールールは簡単。 体育座りのまま、ボールを列の後ろの人に回し、最後尾まで行ったら、その子が先頭まで走ってきて、ボール渡しを続けるゲームです。 座ったままですから、なかなか上手に後ろの子に渡せません。 そこで、担任が、 「どうすれば、うまくいくと思う?」 と聞きます。 子供たちからは、 「できるだけ、後ろを向かないで渡した方が早くできると思う。」 「ボールを渡す時に『ほい、どうぞ』と言えばいい。」 などの意見が出てきます。 体育の授業は体を動かすだけではありません。「思考し、判断する」ということも、とても大切です。【校長】 ノーモア、ヒロシマ ナガサキ太平洋戦争の学習が進み、戦争の終盤、日本軍が敗色濃厚になった時期を扱っています。 沖縄戦で、住民の方々が悲惨な経験をされたことなど、授業では重い空気が漂います。 そして、昭和20年8月6日と9日、広島と長崎に原子爆弾が投下されたことを学びます。 担任は、「わたしのヒロシマ」という絵本を使って、当時の様子について説明していました。 一瞬で大量の命が奪われてしまった人類の悲劇。 二度と繰り返さないことを6年生にも強く思ってほしいと願います。【校長】 |
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