2学期始業式〜2学期始業式 講話「チーム別中からチームジャパンへ」〜 6週間にわたる夏休みが終わりました。いよいよ2学期が始まります。 2学期は期間が長いです。ゆっくり、じっくり授業、学校行事、委員会活動、部活動等に取り組める 時期です。ぜひ、落ち着いて、集中して取り組んでほしいと思います。 さて、夏休みはリオのオリンピック一色でした。 みなさんもテレビで見て、熱い声援を送ったり、感動で心を熱くしたりした人もいるでしょう。 このリオのオリンピックでは、日本史上最高の41個のメダルをとるなど、日本代表選手の活躍は素晴らしいものがありました。でもメダルの数より、もっと大切なことを日本の代表選手の人たちは教えてくれました。それは、日本の若者たちは、このオリンピックを個人の戦いではなく、「チームジャパン」で戦いに挑んでいたということです。オリンピックが始まる以前から、日本の代表選手たちは、ナショナルトレーニングセンターで練習をしていました。このトレセンでは、いろいろな種目の選手たちが来て練習しますので、種目を超えて交流が盛んだったそうです。レスニングの選手と柔道の選手が一緒に練習をしたこともあったそうです。 「オリンピックは個人の戦い。でも日本は個人種目という意識を超えてチームジャパンで戦おう。」という意識が芽生え、選手たちの中に、「自分の競技が終わったら、種目を問わず他の選手の応援に行こう。個人に降りかかる重圧、プレッシャーはみんなで分かち合おう」と暗黙のルールがあったようです。最後の最後まで、日本の若きアスリートたちは、みんなでオリンピックを盛り上げ、みんなで一人の選手を励まし、チームジャパンの一体感を感じさせてくれました。4年後の東京オリンピックに向けて、今度は、日本の代表選手たちと私たちがチームジャパンとして一体となって取り組まなければなりません。そして、今年、リオデジャネイロがそうであったように、私たちが諸外国からのゲストに、おもてなしの心でお迎えし、「日本に来て良かった。ありがとう」と言っていただけるように頑張りましょう。 さて、いよいよ2学期がスタートします。オリンピックの若きアスリートがそうであったように、 自分の立てた目標に挑戦して、地道にコツコツと頑張って取り組みましょう。そして、みなさん一人一人、取組や部活動が違うけれど、互いに励まし合い、奮闘し合い、良い意味でライバル心ももちながら、伸びてほしいと思います。 8月3日、八王子市で初めて「中学生サミット」が開催されました。本校から生徒会のメンバーが 参加し、本校の取組を立派に発表してくれました。この取組も、それぞれの学校の生徒会の素晴らしい 活動を、学校を超えて、市内38校が互いに触発し合い、伸びてほしい、「チーム八王子」という考えが あったからです。「チーム別中」から「チーム八王子」、そして、4年後の「チームジャパン」へとつながるように取り組んでまいりましょう。 校長 福山 隆彦 第1回 中学生サミットが行われましたいじめ防止の為に生徒が主体的に行動するための取り組みについて八王子市全中学校の生徒会が「生徒自らがいじめについて考え、いじめ防止に向けた行動指針を検討する」という議題のもと話し合いを行いました。 別所中学校からは生徒会メンバー5名が参加し、別所中学校での取り組みを発表しました。 いじめに対する別所中学校の取り組み
〜100万人の行動宣言〜
いじめを減らすために、あなたのできることはなんですか? ・いじめを起こせないような環境づくりをする。(3年) ・誰とでも話せるような人に自分がなる。(3年) ・なぜ起こってしまうのかを一度クラスで検討する。(3年) ・変だなと思ったら、すぐに報告&相談を行う。(2年) ・自分の嫌いな人(苦手な人)とは極力接しないようにする。(2年) ・いじめを見たら注意できる限り、注意する。(2年) ・すぐに先生に報告する。(1年) ・見て見ぬふりをしないで、相手の気持ちを考えて行動する。(1年) ・「や3(やスリー)」→「やらない・やられない・やらせない」(1年) 各学年の生徒一人一人がこの機会に「いじめをなくすためには」というテーマのもと、考えることができました。みんなの気持ち次第で、絶対にいじめはなくすことができます。一人一人が周りのことに目を向けて、お互いに注意しあえるような別所中生になりましょう。 |