3学期始業式
穏やかな天気の中、3学期がスタートしました。
始業式では校長から、次のような話がありました。 2学期の終業式で、自分のいい面をさらに伸ばすとともに課題を克服するために、新年を迎える節目に、これまでを振り返り、その上で新たな目標を立てようと話しましたが、そのとおりできましたか。できていないという人は今からでも遅くありません。すぐにやりましょう。また、すでに決めた人は、順調に進んでいますか。 私はこの冬休みをどう過ごすか目標を考えましたが、思っていたことのうち、できたと言えるのは70%ぐらいだったと思います。たいていはそういうものでなかなか100%にはなりません。しかし、目標を決め計画を立てたから、70%くらいだったとか、何が不十分だったかが分かるわけです。 3年生は自分の進路決定の時期を迎えました。また、4月から2年生は最上級生に、1年生は先輩と呼ばれる立場にそれぞれなります。新しい年度のスタートが確かなものとなるよう、そのための準備期間である3学期をしっかりやっていきましょう。そのために、改めて今学期の目標を立て、それを実現するために何をすればいいかを具体的に考えましょう。 さて、私は、野口聡一さんと、彼と一緒にスペースシャトルで宇宙に行った宇宙飛行士の話を聞く機会に恵まれました。驚いたのは全員が「宇宙に行くことに不安や怖さはなかった」「楽しみだった」と話したことです。なぜかというと、一言で言えば準備万端。「やるべきことを全てやった。あとは実行するだけ。」という手ごたえがが自信となり、早く自分の力を試したいとの気持ちにさせたのだそうです。皆さんにも新年度を迎えたときにこのように思ってほしい。 また、このとき野口さんの言った言葉が強く印象に残っています。 「夢は見るものではなくかなえるもの。できるわけないと思うとそれは夢のままで終わってしまう。」「しかし、それをかなえようと真剣に考えだすと、夢は目標になる。そして目標に向かってあきらめずに努力を続ければ、夢は近くまでやってくる。」 3学期のスタートを切るに当たり、この言葉を皆さんにおくります。 始業式早朝の富士山(1・2号館3階の渡り廊下より)あいさつする校長、生活指導主任 |
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