地域で活躍する子供達まず、私の顔を見た子供達が挨拶を元気よくしてくれたことです。やっぱり、挨拶って気持ちいいですね。挨拶は人と人をつなぐ大切なものです。挨拶が自然にできる社会っていいです。 次に、私が「学校がもうすぐ始まるけど、どう?」と聞くと、どの子も「楽しみ!」「早く行きたい」と言ってくれたことです。長い休みで不規則な生活を送っていないか心配していましたが、ご家庭や地域でちゃんと過ごしているので、良い返事が返って来たのでしょう。 そして、良かったことの3つ目が子供達が地域のお祭りで、活躍している姿が見られたことです。今日の日まで一杯練習したことは、子供達の自信に満ちた輝く姿から分かります。地域で子供達を育んでいただいていることに感謝します。 最後になりましたが、小宮会館隣の中道公園をいつも掃除をしていただいている地域の方にお会いすることができたことです。この方には、お会いしてお礼を申し上げようと思っていました。子供達が食べ物を買って公園で食べるのですが、そのゴミを片付けないでいるのです。そのゴミをいつも拾ってくださっています。感謝します。自分で出したゴミは、自分で片づける子供達でいて欲しいです。ゴミのない綺麗な公園は、全ての人にとって、気持ちよく、心が和むと思います。 夏休みも、残り少なくなりました。9/1みんなに会えること楽しみにしています。 井上正彦 1学期の反省NO10「そうじ」3
ところで、ゴミやタバコの吸い殻をポイ捨てする人を見かけることがあります。ポイ捨ては自分の住んでいる環境を破壊していることに繋がるのです。そして、環境を破壊するだけでなくゴミと一緒に自分の人間性・心を捨てているのではないでしょうか?そのゴミを拾う人の重い心に気づかないのです。そういう人は自分のとった行動の後始末ができないのです。
さて、「掃除」についてまとめていきたいと思います。 1「掃除」は心を磨き綺麗にできる。人はいつも見ている物に心が似てくるため、身の回りを綺麗にすることは、心を磨くことになる。 2「掃除」は心が大切である。「ここを使う人はどんなに喜んでくれるだろう」「ここに来た人は気持ちよく過ごせる」など他の人のことを考えられる心ってとても大切です。「心こそ大切」ですね。この他の人を思う心があれば、もっと良い世界になるでしょう。 3「掃除」を一生懸命にすると、人の目の届かない所まで綺麗にしようとします。そのことで、周りの状況に気づく目、あらゆる角度から物事を見る目が育ちます。 2学期は、『あいさつ』『掃除』には、力を入れていきたいと思います。もちろん、『学習』にもユニバーサルデザインをもとにして取り組んでいきます。 1学期の反省NO9 「そうじ」2なので、「掃除」を「心」をもって行う子は、きっと学習にも生活にも自分のもっている力を出し切って、『自立』し、『共生』し、『奉仕』の心で自分の未来を開いていけるんだろうなと思います。続きは次回で。 1学期を振り返ってNO8 「そうじ」について1さて、1学期の振り返りとして『掃除』を考えてみましょう。保護者アンケートでは『掃除に取り組む子供の姿勢』の肯定的な答えが前回より4Pアップして79%でした。児童のアンケートでは『清掃活動に取り組んでいる』の肯定的な答えが20Pアップして77%でした。数値を見ると「掃除」への取り組む姿勢がよくなっているように思います。しかし、保護者の自由意見には「掃除の時間に何となくダラダラしている感じがする」「掃除の時間に箒をもってブラブラし、おしゃべりし、遊んでいる子もいます」という記述もありました。 「掃除」することは、当たり前ですが、これがなかなかできません。人は食物をとらなければ生きていけません。しかし、掃除をしなくても生きていけます。だから、「掃除」に意味を見出さなくてはなりません。何のために掃除するのでしょうか?… 私も校長室を時々、掃除します。掃除をすると、スッキリして綺麗になり気持ちいいです。私が一番長く時間を過ごす部屋でもあり、お客様を迎える部屋でもあります。そこが過ごしやすく綺麗に整頓されていたら、やっぱり仕事も効率的にできますね。また、校長室に来られた方も心地よいと感じるはずです。お家でも同じだと思います。掃除が行き届いた部屋はいいですね。 「掃除」はしなくても生きていけなくはないけど、「掃除」をすると、ゴミやほこりがなく清潔で感染症などの病気も防げます。また、気持ちよく生きていけます。心が豊かに生きていけます。心が落ち着いて生きていけるのではないでしょうか?次回に続きは書きます。 1学期を振り返ってNO7「あいさつ」4「あいさつ」はこれだけではありません。自分が間違ってしまったり、失敗したりした時、心からキチンと「ごめんなさい」と謝れることもそうです。また、困って人に何かを頼む時や親切にしてもたった時に真心からの「ありがとうございます」が言えるか?とても大切なことです。「あいさつ」に心がこもっているか?表面だけの「あいさつ」になっていないか?だから、「あいさつ」は真心からして欲しいのです。心と心のキャッチボールですから。 ご家庭の中では「あいさつ」が自然にできていますか?家庭でちゃんと「あいさつ」ができるってことは、お互いにそれぞれが相手を認めている証拠です。そして、それぞれが存在を尊重し合っている証拠です。 学校でも「あいさつ」を大切にしていきます。そのことは、子供の存在を認め、心を開いていくことなります。子供同士・教職員と子供・子供と保護者・教職員と保護者等があたりまえの「あいさつ」が自然にでき、笑顔あふれる学校にしていきたいと思います。「あいさつ」はお互いに相手の存在を認め、心を通わせているのですから、「あいさつ」がちゃんとできれば、学校生活も充実し、授業にもしっかり取り組めるようになると思います。 これまで、「あいさつ」の仕方や形式ばかり子供たちに話してきたように思います。「あいさつ」の意味を2学期は、しっかり話し、一人一人の子供が「あいさつ」について考えてもらえるようにしていきます。そして、心からの「あいさつ」ができるようになって欲しいと願っています。 1学期を振り返ってNO6「あいさつ」3その本の中の木下晴弘さん(株式会社アビリティトレーニング 代表取締役)は、『あいさつとは、相手の存在を認め、相手に対して心を開くこと』と言っています。 また、「あいさつ」をすることによって、自分の存在も相手に認めてもらうことになります。「私はここに居ますよ。」って相手に気付いてもらえます。ですから、逆に言えば、「あいさつをしないことは、相手を無視している。存在を認めていない」「自分の存在も認めていない」ということになるのです。そのことによって、人に心を開かない人は、人からも心を開いてもらえないことになります。人に対して、いつも気持ちのいい「あいさつ」をして、心を開ける人は、他の人からも心を開いてくれます。 私も「あいさつ」をしてくれると嬉しくて心がほっこりとします。そして、「A君は元気そうだな」「Bさんは少し疲れているかな?」とか感じたり、「これから、どこにいくの?」とか「調子はどう?」などと声をかけることができたりします。出張に行く時にある子が「こんにちは、どこに行くんですか?」と話しかけてきます。聞かれると「これから出張で、教育センターに行くんだよ」と答え、「気を付けて行ってらっしゃい」と言われると出張行くのが嬉しくなり、頑張っていこうという気持ちになるのです。不思議ですね。「あいさつ」一つで気持ちが晴れ晴れとしてきます。 つまり、「あいさつ」は心のキャッボールです。心のこもった「あいさつ」をすれば心のこもった「あいさつ」が返ってくるのです。意地悪な言葉や嫌がる言葉を言うと意地悪な言葉・嫌がる言葉が返ってきます。子供の喧嘩って、そうですね。真心と真心がつながれば、普段の生活がもっと楽しく、少しくらいの辛いことがあっても乗り越えられる気がします。「あいさつ」ってとても大切なことなんです。 *続きは、次回にまた、述べます。 1学期を振り返ってNO5「あいさつ」について 27月に保護者の皆さんに小宮小の子供たちの「あいさつ」の仕方についてアンケートをとりました。保護者の82%、子供(5・6年生)の79%は「あいさつ」ができているという結果でした。しかし、子供の20%は自分は「あいさつ」ができていないという結果でした。また、保護者のご意見として「目が合っているのに避けてあいさつをしない」「会っても無視します」という声も寄せられています。皆さんはこの結果をどう思われますか?私は、この結果についてはとても残念です。辛いです。以前、この「校長のつぶやき」にも書きましたが、子供の中には引っ込み思案であったり、思春期を迎えて気恥ずかしくなっていたりしている子もいます。なので、「あいさつ」ができない子の気持ちも分かります。 でも、「あいさつ」は自分なりの仕方でいいからして欲しいと思います。声は小さくても笑顔でする。頭を下げて会釈する。手を振るなどできます。避けたり、隠れたり、無視したりしては、やっぱり、まずいと思います。人と人とのつながりができなくなります。人間社会が成り立たなくなります。「あいさつ」をしてもらって嫌な気持ちになる人はいないでしょう。あたりまえの「あいさつ」ですが、あたりまえのことをあたりまえに行うことって、結構、難しいです。 初対面の人、知り合いの人、家族等がつながる基は「あいさつ」です。夏休みは、出かけることも多く様々な人とも出会うことでしょう。まずは、自分なりの「あいさつ」でいいから、勇気を奮ってしてみましょう。きっと、自分も相手も気持ちが良いはずです。 *次回は、「あいさつ」の意味について考えてみたいと思います。 |
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