1学期を振り返ってNO8 「そうじ」について1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さて、1学期の振り返りとして『掃除』を考えてみましょう。保護者アンケートでは『掃除に取り組む子供の姿勢』の肯定的な答えが前回より4Pアップして79%でした。児童のアンケートでは『清掃活動に取り組んでいる』の肯定的な答えが20Pアップして77%でした。数値を見ると「掃除」への取り組む姿勢がよくなっているように思います。しかし、保護者の自由意見には「掃除の時間に何となくダラダラしている感じがする」「掃除の時間に箒をもってブラブラし、おしゃべりし、遊んでいる子もいます」という記述もありました。 「掃除」することは、当たり前ですが、これがなかなかできません。人は食物をとらなければ生きていけません。しかし、掃除をしなくても生きていけます。だから、「掃除」に意味を見出さなくてはなりません。何のために掃除するのでしょうか?… 私も校長室を時々、掃除します。掃除をすると、スッキリして綺麗になり気持ちいいです。私が一番長く時間を過ごす部屋でもあり、お客様を迎える部屋でもあります。そこが過ごしやすく綺麗に整頓されていたら、やっぱり仕事も効率的にできますね。また、校長室に来られた方も心地よいと感じるはずです。お家でも同じだと思います。掃除が行き届いた部屋はいいですね。 「掃除」はしなくても生きていけなくはないけど、「掃除」をすると、ゴミやほこりがなく清潔で感染症などの病気も防げます。また、気持ちよく生きていけます。心が豊かに生きていけます。心が落ち着いて生きていけるのではないでしょうか?次回に続きは書きます。 1学期を振り返ってNO7「あいさつ」4![]() ![]() 「あいさつ」はこれだけではありません。自分が間違ってしまったり、失敗したりした時、心からキチンと「ごめんなさい」と謝れることもそうです。また、困って人に何かを頼む時や親切にしてもたった時に真心からの「ありがとうございます」が言えるか?とても大切なことです。「あいさつ」に心がこもっているか?表面だけの「あいさつ」になっていないか?だから、「あいさつ」は真心からして欲しいのです。心と心のキャッチボールですから。 ご家庭の中では「あいさつ」が自然にできていますか?家庭でちゃんと「あいさつ」ができるってことは、お互いにそれぞれが相手を認めている証拠です。そして、それぞれが存在を尊重し合っている証拠です。 学校でも「あいさつ」を大切にしていきます。そのことは、子供の存在を認め、心を開いていくことなります。子供同士・教職員と子供・子供と保護者・教職員と保護者等があたりまえの「あいさつ」が自然にでき、笑顔あふれる学校にしていきたいと思います。「あいさつ」はお互いに相手の存在を認め、心を通わせているのですから、「あいさつ」がちゃんとできれば、学校生活も充実し、授業にもしっかり取り組めるようになると思います。 これまで、「あいさつ」の仕方や形式ばかり子供たちに話してきたように思います。「あいさつ」の意味を2学期は、しっかり話し、一人一人の子供が「あいさつ」について考えてもらえるようにしていきます。そして、心からの「あいさつ」ができるようになって欲しいと願っています。 1学期を振り返ってNO6「あいさつ」3![]() ![]() その本の中の木下晴弘さん(株式会社アビリティトレーニング 代表取締役)は、『あいさつとは、相手の存在を認め、相手に対して心を開くこと』と言っています。 また、「あいさつ」をすることによって、自分の存在も相手に認めてもらうことになります。「私はここに居ますよ。」って相手に気付いてもらえます。ですから、逆に言えば、「あいさつをしないことは、相手を無視している。存在を認めていない」「自分の存在も認めていない」ということになるのです。そのことによって、人に心を開かない人は、人からも心を開いてもらえないことになります。人に対して、いつも気持ちのいい「あいさつ」をして、心を開ける人は、他の人からも心を開いてくれます。 私も「あいさつ」をしてくれると嬉しくて心がほっこりとします。そして、「A君は元気そうだな」「Bさんは少し疲れているかな?」とか感じたり、「これから、どこにいくの?」とか「調子はどう?」などと声をかけることができたりします。出張に行く時にある子が「こんにちは、どこに行くんですか?」と話しかけてきます。聞かれると「これから出張で、教育センターに行くんだよ」と答え、「気を付けて行ってらっしゃい」と言われると出張行くのが嬉しくなり、頑張っていこうという気持ちになるのです。不思議ですね。「あいさつ」一つで気持ちが晴れ晴れとしてきます。 つまり、「あいさつ」は心のキャッボールです。心のこもった「あいさつ」をすれば心のこもった「あいさつ」が返ってくるのです。意地悪な言葉や嫌がる言葉を言うと意地悪な言葉・嫌がる言葉が返ってきます。子供の喧嘩って、そうですね。真心と真心がつながれば、普段の生活がもっと楽しく、少しくらいの辛いことがあっても乗り越えられる気がします。「あいさつ」ってとても大切なことなんです。 *続きは、次回にまた、述べます。 1学期を振り返ってNO5「あいさつ」について 2![]() ![]() 7月に保護者の皆さんに小宮小の子供たちの「あいさつ」の仕方についてアンケートをとりました。保護者の82%、子供(5・6年生)の79%は「あいさつ」ができているという結果でした。しかし、子供の20%は自分は「あいさつ」ができていないという結果でした。また、保護者のご意見として「目が合っているのに避けてあいさつをしない」「会っても無視します」という声も寄せられています。皆さんはこの結果をどう思われますか?私は、この結果についてはとても残念です。辛いです。以前、この「校長のつぶやき」にも書きましたが、子供の中には引っ込み思案であったり、思春期を迎えて気恥ずかしくなっていたりしている子もいます。なので、「あいさつ」ができない子の気持ちも分かります。 でも、「あいさつ」は自分なりの仕方でいいからして欲しいと思います。声は小さくても笑顔でする。頭を下げて会釈する。手を振るなどできます。避けたり、隠れたり、無視したりしては、やっぱり、まずいと思います。人と人とのつながりができなくなります。人間社会が成り立たなくなります。「あいさつ」をしてもらって嫌な気持ちになる人はいないでしょう。あたりまえの「あいさつ」ですが、あたりまえのことをあたりまえに行うことって、結構、難しいです。 初対面の人、知り合いの人、家族等がつながる基は「あいさつ」です。夏休みは、出かけることも多く様々な人とも出会うことでしょう。まずは、自分なりの「あいさつ」でいいから、勇気を奮ってしてみましょう。きっと、自分も相手も気持ちが良いはずです。 *次回は、「あいさつ」の意味について考えてみたいと思います。 夏休みも教員は研修に励んでいます。
本日、7月29日(水)夏季プール指導後の午後にパソコン室で教員が自主研修として、2学期から授業に使える教材作りをしています。今回は、学校サポーターの高橋さんを講師として招き、パワーポイントを使っての教材研究です。どの教員も、子供たちの喜ぶ顔や「できた」「わかった」という声を夢見ながら一生懸命に取り組んでいます。
2学期の授業が楽しみになってきました。子供たちの勉強に取り組む姿も楽しみです。子供たちも宿題にしっかりと取り組んでいるかな? ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1学期を振り返って NO4「あいさつ」について![]() ![]() ![]() ![]() 「あいさつ 言葉づかい」は、子供を取り巻く大人や環境(TV、ネット、雑誌等)の姿が映し出されている面が多分にあると思います。特に子供に接する教職員・家族・地域の方は、『あいさつ』の範を示していく必要があると思います。子供の中には、恥ずかしがり屋で引っ込み思案な子もいます。もともともっている性格もあります。私も子供のころは積極的にあいさつができる子ではありませんでした。あいさつされると返さないといけないので、隠れたり、目を合わさなかったりした時期もありました。 そこで言いたいのは、あいさつできない子は悪い子であるというレッテルを貼ったり、色眼鏡で見たりすることなく、大人である私たちが微笑んであいさつを繰り返すことが大切であると思います。誠実に心を尽くしてあいさつをすことをしていきたいと思います。子供があいさつを返してくれないことを叱っても仕方ないです。あいさつの意味が分かればきっと子供自らしてくれるはずです。 あいさつについては、次回に詳しく述べたいと思います。 5年林間学校を振り返って![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 自分の果たすべき仕事に一生懸命に取り組む子供たち。訪れた場所を来た時より綺麗にしようとゴミを拾う子供たち。様々な会の司会は、堂々としていて発表の内容も声の大きさも素晴らしかったです。布団の片付けも完璧にしていた班の子供たち。友達が困っていたら、優しく手助けする子供たち。 そして、素晴らしい子供たちを育んでいただいたご家庭の支え。さらに、チーム小宮の教職員の力。全てに感謝です。 本年度のテーマ「自立」「共生」「奉仕」する子供たちの輝かしい姿が見られて幸せです。 校長 井上 井上正彦 1学期を振り返って NO3 「自立共生奉仕」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そして、夏休みを「自立 共生 奉仕」した姿で送って欲しいと話しました。「自立」は、自分で早寝早起きをする。テレビやゲームを時間で決めてやめて宿題や勉強をするなど。「共生」は、家族の為にお手伝いをする。弟や妹の面倒をみる。地域の為に地域の行事に参加するなど。「奉仕」は、家の周りのゴミ拾いをする。困っている人がいたら助けてあげるなど。心がけ一つで、自分ができる小さなことをやって欲しいと思います。 9月1日の始業式には、みんな事故なく、病気なく、怪我なく成長した姿で会いたいと話しました。 井上正彦 1学期を振り返って NO2「家庭・地域の力」![]() ![]() 子供たちが生活する場は、学校・家庭・地域です。子供の生活の根・土台は家庭・地域です。ここが子供にとって安心して楽しく過ごせることが学校生活を充実させる条件です。 当日まで、子供会の方を中心に踊りの指導をしていただいたり、当日は地域の方やPTA,青少対や警察の方が見守りをしていただいたりしています。小宮小の学区の皆さんに子供を育んでいただいたことにお礼を申し上げます。また、心から感謝申し上げます。 *当日は虹も見えました。 ![]() ![]() 1学期を振り返って NO1
毎日、猛暑日や真夏日の暑い日が続いています。皆様の体調はいかがですか?ニュースなどでは連日、熱中症による事故が報道されています。お子様の健康管理のためには以下の熱中症予防運動指針(日本スポーツ振興センター)を参考にしていただけるといいと思います。
・気温35度以上:運動は原則中止 ・気温31度以上:厳重警戒(激しい運動は中止) ・気温28度以上:警戒(積極的に休息) ・気温24度以上:注意(積極的に水分補給) また、熱帯夜で十分な睡眠もとれないで疲れが溜まることもあります。扇風機やエアコンを効率よく使うといいようです。そして、コップ1杯の水分をとるといいようです。寝ている間に大量に汗をかくようです。また、寝ることによってその日に学習したことや情報が整理されて次の日にスッキリと頭が冴えるという話も聞きました。 何よりも大切なことは健康です。お子さんの健康管理にはご家庭の協力が欠かせませんので、どうかよろしくお願いします。 さて、1学期を振り返るつもりが別の話になってしまいました。申し訳ありません。子供たちは1学期のまとめにしっかりと取り組んでいます。七夕で子供たちの願いの中で「家族や友達の健康や幸せ」を挙げている子がいて、とても嬉しかったです。私がテーマにしている『自立・共生・奉仕』の共生に通じると思います。 また、7月1日は、石川中学校の先生方が小宮小学校へ来ていただき、授業参観をしてもらいました。その後、義務教育9年間を通した長いスパンでの教育の在り方などを話し合いました。八王子市は小中一貫教育を進めていますので、今後とも石川中学校とは連携をとっていきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 掃除は大事なこと![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1綺麗な教室・学校は、子供たちが生活・学習するための一番の環境です。汚いゴミが落ちた所での生活は嫌ですね。また、衛生面でも清潔なことは大切です。誰しも綺麗な環境で給食を食べたいです。学習もそうです。また、来校者・お客様にとっても爽やかな印象を与えます。 2掃除を通して、協力したり、助け合ったりする力が身に付きます。机を2人で運ぶ。箒で掃いたゴミをちりとりで協力して一緒に取る。箒と雑巾がけを交代でする。自分の持ち場が早く終わったら、他の所を手伝うなどです。 3物を大切にする心が育つ。掃除道具や落し物等を大切に扱うことが学べます。 4ゴミの分別を通して、資源回収や減量化について自然のうちに学ぶことができます。 5掃除は心を綺麗にする。頑張って掃除した分、とても気持ちのいいものです。綺麗な環境と心の綺麗さは比例しているように思います。 ちなみに私は、校長室の掃除をしています。また、休みの日には家庭では庭掃除は私の役目です。綺麗になったら心もスッキリし、気持ちもいいものです。綺麗になった庭は心を和ませてくれます。お家でも、ぜひ、親子で掃除をしてください。最近では雑巾が絞れない子供も多く、学校で教えています。雑巾絞り、お子様はできますか? *上の写真は、美化委員会が掃除についての集会をしました。
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