本年度の教育活動についてNO1さて、『自立』とは、どんなことでしょうか?私が考えるには、 ○自分で正しいことと悪いことを見極め、判断し、自らの意思で行動できることであると考えます。人間は弱いもので、どうしても楽な方を選びがちです。正しいと思ったことに困難が待ち受けていても、困難から逃げず自らの意思で選択し、実践する人になって欲しいと思っています。例え、結果で失敗することがあっても自分で納得して行動した分、その取り組む過程において、後悔はなく成長は約束されています。自ら進んで行動する自発性からは、創造性、積極性、多様性が発揮されます。先生や他の人に言われたり、指示をもらったりしないと行動できないのでは、これからの社会では生きていけません。小学生のこの時期に『自立』の基盤・土台を身に付けさせてあげたいと願っています。 では具体的に学校生活や普段の生活の場面での『自立』した子供の姿を考えてみたいと思います。 ・自分で考えて、けじめがつけられること。今は、授業中なのか?休み時間なのか?掃除の時間なのか?…何の時間なのかを意識して行動することです。 ・自分で考えて、今は何をすればいいのか考え、行動できること。朝会や集会の時に「静かにしてください」と注意されるようでは困ります。どんな行動をとればいいのかを常に考えて欲しいものです。 ・授業をしっかり受け、先生や友達の発言を聴き、良く考えて、発表したり、ノートに書いたりすること。 ・宿題や家庭学習を言われなくても、自分から進んでできること。 今日の児童朝会においても以上のような話をしました。ご家庭でも『自立』について話題にしていただけると、幸いです。 心躍る入学式さて、私は1年生に2つの約束をお願いしました。1つは、「返事をしっかりすること」です。式の中で「ご入学おめでとうございます」と言ったら「ありがとうございます」と言う元気な返事が返ってきました。また「1年生の皆さん」と呼びかけたら「はい!」と元気な返事が会場一杯に響いて返ってきました。とても嬉しかったです。 もう一つの約束は「挨拶をすること」です。私が「おはようございます」と言ったら「おはようございます」と爽やかな挨拶が戻ってきました。素直な1年生の子供たちの健やかな成長のために努力しようと新たに思いました。 そして、2年生からは歓迎の合奏と合唱がありました。私も大好きな「アンパンマン・マーチ」です。「愛と勇気」と言う歌詞が心にドスンと響いてきました。入退場やひな壇に立つ姿勢、歌声も合奏もとても素晴らしく、1年間を小宮小で過ごした成長を感じさせてくれました。2年生、素晴らしい歓迎の出し物、ありがとうございます。 これから始まる平成26年度。子供にとって成長した実りのある1年間であることを願っています。 満開の桜のもとで新年度出発!『自立』…自ら考えて今、何をすればいいのか判断し、行動すること。『共生』…様々な考えをもっている人がそれぞれの良さを出し、共に力を合わせて生きていくこと。この2つができることが「ゆたかな子」の実現になると思います。私たち大人もこの『自立』と『共生』ができることは容易いことではありません。なので、教職員もこの2つを常に意識して、自らの生き方を振り返り、自己研鑽に努め、子どもと共に成長していきたいと思います。 本年度もどうかよろしくお願いします。 ★写真は4月4日の「満開の桜と校舎」、4月7日の始業式後、桜に下での「学級開き」の様子です。 |
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