自由研究の紹介1まだ、1年生ですから、保護者の方の多大なるご協力や援助があっての自由研究であったと思います。内容は、工作や絵、観察記録・思い出の旅行の日記などです。見ていると楽しくなる作品ばかりです。「昆虫の観察」を見て私も初めて知りましたが、「セミ」は「カメムシ目」に属するんですね。勉強になりました。 「引き渡し訓練」について
本日9月1日(月)の東海地震の『警戒宣言』が発令された場合の児童引渡し訓練について来校していただいた方々、足元の悪い中での訓練参加にお礼を申し上げます。今日は、どうしても都合がつかない方もいらしたと思います。なので、私が校内放送で話した大切なことをお伝えします。
校内放送で以下の内容をお話ししました。 1 「お子さんと自宅に帰るまでが訓練です」 2 「自宅につくまでの登下校時の通学路の危険な場所(上からガラス、看板等が落ちてこないか・塀が倒れそうにないかなど…)を確認しながら帰る」 3 どうしたら『自分の命を守れるか』を話し合ってください」 の3つです。しっかりと訓練をしていただけたでしょうか? 自然災害は、いつ来るかわかりません。私は訓練は本気でやることが何よりも大切であると常々、子供たちに話しています。どうかよろしくお願いします。 また、市からも今日の『防災の日』についてのメールが来ていましたので、以下に載せます。 校長 井上正彦 ○9月1日は「防災の日」です。大正12年9月1日に起きた関東大震災の教訓を忘れないことと、この時期に多い台風に備える意味で、昭和35年に制定されました。この日を機会に、皆様一人ひとりの災害に対する備えを再確認していただき、いざという時に適切な行動がとれるよう準備してください。 さて、これまでの地震被害では、負傷者の3〜5割の方々が屋内における家具類の転倒・落下・移動によって負傷しています。先ずは、ご自分やご家族の負傷を防止し、避難する際の障害の発生を防ぐため、家具類の転倒・落下・移動防止対策の確認をお願いいたします。 また、広島市の土砂災害や福知山市の浸水など、本年は、集中豪雨による被害が各地で多発しています。今後、台風が接近した時の大雨や突風、集中豪雨などに備え、市やテレビ、ラジオなどからの気象や土砂災害に関する情報を入手するよう努めていただくとともに、危険を感じた場合には、安全な場所や頑丈な建物の2階以上などに早めに避難することを心がけ、事前に避難場所や避難経路なども確認しておきましょう。 ◆問い合わせ先 八王子市 生活安全部防災課 042-620-7208 市では、東京都が主催する耐震キャンペーンの一環として、ビル・マンション・木造住宅の安全を考える「八王子市耐震フェア」を開催します。木造住宅の倒壊から身を守る耐震改修工法・防災ベッドや防災用品の展示を行うほか、建築士による「耐震診断相談会」、工務店等による「耐震改修工事相談会」を無料で開催します。 申し込みは不要ですので、直接会場へお越しください。 日時:9月1日・2日 午前8時30分から午後5時(2日は、午後4時まで) 相談会は、午前9時から午後4時 会場:八王子市役所本庁舎1階市民ロビー ◆問い合わせ先:八王子市 まちなみ整備部住宅政策課 042-620-7260 後半の夏休みの水泳指導開始休みも残り10日間ほどです。宿題の追い上げと共に体調管理・交通事故や怪我が無いようににも十分、気を付けて過ごしてほしいものです。 『食育』で水分の取り方を学ぶ食育は、担任が普段から行っている給食指導、特設に設けた担任と栄養士による授業等、年間を通して行っています。また、給食委員会の児童が行う食育もあります。今回は、給食委員会が給食の時間に一学級ずづ回り、飲み物のとり方についてお話をしました。児童たちは分担を決めて、絵を見せたり、クイズ形式で楽しく話したりして、水分の大切さについて話しました。 「甘い飲み物は、かえってのどが渇くので、麦茶とか水を飲んだ方がいいこと。一度に沢山水分を飲むより、こまめに飲んだ方が吸収がいいこと。のどが渇く前に飲んだ方が熱中症にならないことなど。…」を話していました。7月の中旬に順番に各クラスを回ったものですが、大切なことなので、今載せます。 子どもも教師も学びの夏また、教員は「パワーアップ研修」として、授業力向上・学級経営力向上のために、ユニバーサルデザインを通して、各自が授業案を持ち寄って研修を行ったり、大学の教授を招いて講演をしてもらったりして、2学期からの授業に生かそうと、こちらも鍛えの夏を送っています。子どもたちも教員も頑張ろう! 『地震災害から身を守る』平成23年3月11日に発生した東日本大震災から3年4か月経ちます。多くの犠牲者を出し、いまだに避難をされている方々が大勢いらっしゃる現状を私たちは、忘れてはならにと思います。そして、地震はいつ来るかわかりません。ひょっとして教員がそばにいない休み時間に起こることもあります。そのため、学校では月に1回、避難訓練を行っています。私は訓練後の話の中で、校内のどこにいても、家や登下校の途中でも自分で考えて自分の身を守れるように「自分の命は自分で守る」と言うことを何度も話しています。犠牲者が少なかった学校の児童は、訓練で学んだ『高台に避難する』と言うことを忘れずに地震が起こった時に行動したそうです。自分で考えて正しい判断をして行動することの大切さを痛感します。 さて、赤十字社の方からは、低学年へは、地震が起きた時に自分で身を守ることの大切さを。高学年へは、自分の身を守ることにプラスして自分が他の人のためにできることをしようと言う話をしてもらいました。自助と共助の重要性を学びました。また、保護者・地域の方には、学校と家庭・地域が連携して災害発生時の危険と各自がとる行動について話しがありました。その中で私が大切だと思った点は、 ・災害が発生した時の避難場所を家族で決めておくこと。…決めた場所に行けば家族に会える。 ・災害に備えて非常持ち出しの準備をしておくこと。…ライフラインが復旧するには時間がかかります。数日間の水や食料等を備えておくと安心です。 ・普段から近所づきあいをしておくこと。…近所が仲良くしておけば、災害発生時にお互いに被災した場合、助けてもらえます。まさに近助ですね。 夏休みにご家庭でも災害時にどうするか話し合ってみてはいかがでしょうか? 熱中症にならないために
本格的な夏を迎え、猛暑日が続く毎日です。この時期は熱中症になり、重篤な状態になる場合もあります。楽しく元気に夏休みを過ごすために厚生労働省から出されている「熱中症を防ぐために」という資料を*『子どもの安全と安心のために』に掲載しましたので、ご覧になり熱中症にならないようにしましょう。
自転車の乗り方は大丈夫?さて、当日は八王子警察署と交通安全協会の方にご指導いただきました。校庭では、自転車に乗る実技練習を行いました。体育館では学科を勉強しました。終了後、試験を受けて、合格者には後日、免許証が渡されます。ポイントは、 1 自転車に乗る前の点検です。『ぶたはしゃべる』と覚えてください。 ○ブ…ブレーキがちゃんと効くか。 ○タ…タイヤの空気は入っているか。パンクしていないか。 ○ハ…ハンドルがぐらついたり、中心からずれていないか。 ○シャ…車体(サドル・ライト・反射器材・ペダル・チェーン・スタンド)は壊れてい ないか。 ○ベル…ベル(鈴)は鳴るか。 2 自転車に乗る時に注意することです。 ○交通ルールを守る。(2人乗り・横に並んで乗ることは禁止。・自転車は車と同じな ので車道の左側を走る。傘をさしたり、携帯電話をかけたりしながらの運転は禁止。 ヘッドホンやイヤホンを付けたままの運転は禁止など) ○子供はヘルメットを着用する。 ○交差点では信号を守り、青でも一時停止して『右・左・右・右後』を確認する。 以上の2つを守り、交通事故にあわないようにしましょう。 また、小宮小学校の地域の特徴として、坂道が沢山あります。スピードの出しすぎは、大変危険です。交通事故のない安全な自転車の乗り方をしましょう。 久しぶりにアップする時間が取れました。夏休みには、ためた分をアップしていきます。よろしくお願いします。 小宮小学校長 井上 正彦 『大雨や台風から身を守る』
西日本では、大雨の影響で多くの被害が出ています。今後、関東地方も大雨の心配があります。梅雨入りすることだと思います。また、台風の時期も近づいてきました。そこで、「大雨から身も守る」「台風から身を守る」という資料を*『子どもの安全と安心のために』に載せました。ぜひ、ご覧になりご家庭でもお子さんと話し合ってみてください。
交通事故にあわないために
例年、6〜7月にかけて子供の交通事故が増える傾向があります。本年度も6月4日に都内の小学生が大型の貨物車と衝突事故を起こし、亡くなる重大事故が発生しました。何よりも大切な命、かけがえのない命を守るために、「横断歩道の渡り方や自転車の乗り方、歩行の仕方等」について再度、ご家庭でも交通ルールについて話し合ってください。学校でも指導します。ご協力をよろしくお願いいたします。
*『子どもの安全と安心のために』に警視庁から来た「こどもこうつうあんぜん」を載せますので、ご覧ください。 気持ちよく、事故のない水泳指導まずは、安全が一番。そして、自分で目標を立てて取り組むことが大切であることを話しました。今年、一番最初にプールに入ったのは、二年生です。ギラギラと照りつける太陽の下、子供たちが一生懸命に練習する姿がまぶしかったです。安全に自分の立てた目標が達成できることを祈っています。 さて、私は、プールに入る前の上履きの片付け方がきれいに整然とできているかが、とても大切であると思っています。きれいに並んでいる上履きが心を表しているのではないでしょうか?教員の指導も大切ですが、子供たちにとって言われなくても当然のことのようにできるようになって欲しいと思います。一事が万事。これができれば、掃除道具の片付け・給食の食器の片付け・勉強道具の片付けなどもしっかりできるのではないかと思います。『自立』『共生』した姿をプールでも見られることを夢見ています。 『共生』を感じた体力テストさて、子供たちは、異学年で体力テストを協力しながら行っています。6年生は1年生の面倒をみながら、優しく丁寧に一緒に取り組んでいます。5年生は2年生と、4年生は3年生と組んで協力しながら実施しました。また、今年も、保護者の方にはボランティアで、お手伝いをしていただき、ありがとうございました。 まさに、子供たちの助け合い、協力する姿・保護者の応援は今年の教育目標のテーマ『共生』に通ずると思いました。これからも、沢山の『共生』する姿を目指していきたいと思います。 『平成26年度 学校要覧』で本年度の教育活動を紹介します。
本校は、本年度創立40周年を迎えます。40周年をお祝いするのは、子供たちの成長した姿をお見せすることが一番だと思います。そのためにも子供たちに「生きる力」を身に付けてもらうために平成26年度のテーマを『自立』と『共生』にしました。
『自立』『共生』する子供たちを目指すために、どんな教育活動をするのかを「学校要覧」にまとめましたので、下にアップしてある「学校要覧」の抜粋をご覧ください。 『自立』『共生』と『感謝』の運動会2また、当日も、徒競走や団体競争、表現でもそして、係の仕事や後片付けにも『自立』『共生』した生き生きとした姿を沢山見ました。この運動会を通して得たものは、きっと今後の子供たちの成長にプラスになることでしょう。 これからも『感謝』を心の基底部にして、『自立』『共生』した子供たちを目指して、教育活動を進めてまいります。 *写真は4〜6年生です。 『自立』『共生』と『感謝』の運動会1さて、私は開会式のあいさつで、『感謝』と『自立』と『共生』について話しました。運動会当日を迎えるまでには、ご家族の方に健康管理や衣装、持ち物等でお世話になりました。子供たちにも『感謝』の気持ちをもって演じることを伝えました。私は、子供たちの姿から「ありがとう」と言うメッセージをもらいました。帰宅した後、子供たちからお家の方に『感謝』の言葉があれば、さらに嬉しいです。運動会のアンケートでは、帰宅後、お子さんから「ありがとう」と言う言葉をもらったという内容の物もあり、大変嬉しく思いました。 これからも『感謝』の気持ちを忘れず、成長してほしいと願っています。『感謝』の心をもっている人は、自分に対して謙虚になり、相手のため力を貸してあげる人になると思います。 『自立』『共生』については、次号でお話しします。 *写真は、運動会の表現です。1〜3年生です。 『履物をそろえる子』に!さて、最近、私が目にしてとても心に残った詩を紹介します。 『はきものをそろえる』 はきものをそろえると心(こころ)もそろう 心(こころ)がそろうと はきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心(こころ)がみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえてあげよう そうすればきっと 世界中(せかいじゅう)のひとの心(こころ)もそろうでしょう 藤本邦雄 と言う詩です。この詩はお寺の住職さんが書かれたものです。この詩から、私は、感謝の気持ちと自分の生き方の足元をそろえる大切さ、そして、人を大切することが平和を築くと言う趣旨が伝わってきます。 ○感謝の気持ち…毎日、自分の足を守ってくれる外履き、上履きに「僕の、私の足を守ってくれて、ありがとうございます」と思いながら、学校の靴箱やお家の玄関にそろえてしまって欲しいと思います。やがて、その感謝しながら靴をそろえることは、自分の持ち物、身に着けるもの、学習道具、掃除のときに使う箒や雑巾などそして、家族・友達・地域に感謝する心を芽生えさせてくれることでしょう。 ○生き方の足元をそろえる…『履物をそろえる』とは、自分の生命の基盤を安定させ、ゆるぎない強さをもった人生観・相手を包み込む境涯・信念をもっていることが大切であると伝えているように思います。自分の足元・基盤がしっかりとしていれば、どんな障害が来ても揺るがない生き方ができるのではないでしょうか? ○人を大切すること…自分の履物でもなくても、そろえてあげることができる子供は、きっと、相手の立場に立ったり、公共物を大切にできる人になるんだろうと思います。『…だまってそろえてあげよう』という言葉には、困っていたら手を差し伸べてあげる優しさや悪いことだなと思ったら「それは、いけないことだよ」と言えることに繋がると思います。やがて、一人のその思いは、次々と他の人に広がり、みんなが楽しく、平和に暮らせる社会を築いていくことになるはずです。 私は、今度、テレビ朝会があったら、子供たちにお話ししようと考えています。ずっと前ですが、ある大きな組織の副会長さんがお客さんが利用するトイレの乱れたサンダルをニコニコしながら丁寧にそろえている姿を見ました。私はそんな人になりたいと思います。小宮小学校の子供たちも、『はきものをそろえる』子供であって欲しいと名がいます。 「図書室を学びの場に」(学校図書館サポーター事業)本校は、図書室を以下のように活用していきます。 1「読書センター」…子供の読書活動を多様に展開し、豊かな感性をはぐくみます。 2「学習・情報センター」…学び方を学ぶ場として、学校図書館を整備します。また、 授業と連携した情報提供・活用を図っていきます。 3「子供の居場所づくり」…ほっとする居心地の良い空間を作ります。 また、本年度も多くの「図書ボランティア」の方による読み聞かせや本の修理や図書室の整備を継続して行ってもらいます。本当にありがたいことです。 さて、本日5/8(木)は、サポーターの新居さんに子供たちへ「図書室の使い方、約束」としてのオリエンテーションをしていただきました。その時の様子を少しだけ紹介します。子供に分かりやすく絵を使って指導してもらいました。まず、「本が汚されて泣いている絵」を示し、手を洗ってから本を読む大切さを教えてもらいました。次に「破れて本が泣いている絵」で本は丁寧に扱うこと。そして、「耳をふさいでいる絵」を示して、周りの人のことを考えて、図書室では静かにすること。最後に「迷子になって泣いている本の絵」を使って、借りた本は、元のあった所へ返しましょうというお話がありました。子供たちもうなずいたり、「かわいそう」と言う声が出て、真剣に聞いていました。 また、本を大切に扱う具体的な方法を教えていただきました。本棚から本をどう取るのか?ページのめくり方は?返却の仕方は?本の背表紙に貼ってあるラベルの見方は?などです。例えば、「E…絵本、その字の下にある平仮名は作者名の頭文字」と言うように。 その後、読み聞かせをしてもらい、子供たちの目がキラキラと輝いていました。本を通して、豊かな感性をはぐくみ、物語の世界で疑似体験をし、図鑑などでは知らない世界と出会って未知の知識を得ます。また、さらに自分の生き方なども振り返り、これからの人生に生かすことができる本との出会いを沢山して欲しいと願っています。 本年度の教育活動についてNO4早速ですが、上にある写真は4月22日(火)に3・4年生が滝山城址公園に遠足に行った時の様子です。私も引率しましたので、そこで見た子供が『自立』し『共生』した姿を少しですが、紹介します。 1 4年生と3年生がグループを作り、4年生が班長や副班長として3年生をリードしていました。立派です。 2 4年生は、遠足の実行委員会を作り、自ら進んで企画や運営、初めの会・終わりの会を取り仕切っていました。休み時間も使ってみんなのためにお仕事をすることは、素晴らしいです。 3 3年生もみんな協力して追跡ハイクをやり遂げました。長い距離を歩いたので、大変でしたが、達成感は味わえたと思います。 *余談ですが、お昼ご飯のときに、私のところに来て、「校長先生、私たちの班と一緒に食べていただけませんか?」と誘いに来た子供がいました。嬉しかったです。こういうことができる子は、教室で一人でいる子にも声をかけられるんじゃないかと思います。これも『自立』『共生』した姿かなと思いました。 1番良かったのは、昨年は雨で体育館での昼食になりましたが、今年は、山頂で昼食を食べて、帰校できたことです。 本年度の教育活動についてNO3ご家庭や地域でも『自立』『共生』できる子供を育成するためには、例えば、 1家庭でのお手伝いで役割を与える。そして、手を出して教えるのは最初だけにし、できた時は認め、できなかった時は、どうすればいいのか考えさせる。 2ゲームやテレビを観る時間を話し合って子供自ら決めて、守らせる。 3家庭学習をする習慣を付けるために、言われなくてもできるように家庭学習する時間を決めさせる。○○してから勉強する…など。約束を決める。 4兄弟や姉妹と仲良く過ごす約束を決めて、良いことでの競争をさせる。できなかったことを人のせいにしないように言って聞かせましょう。 5親が敷いたレールの上を走らせる(トレーニング…決まった練習方法をそのまま行い、目標を達成すること)のでなく、目標を子供自身が決めて、進ませ、見守ることです(コーチング…馬車という意味で、目的地に向かって決まった道ではなく、様々な難所「坂や川、山など」を越えて自分の足で到達させる)。失敗はこの時期の子供にとって財産です。また、やり遂げた時の達成感が味わえます。 どうかよろしくお願いいたします。続きは、また次回、書きます。 本年度の教育活動についてNO2○この世の中には、千差万別の人格をもった人が暮らしています。10人いれば10人の様々な個性や考え方の違いがあります。みんな同じ個性や考え方では反対に恐ろしいです。その違っている個性や考え方をお互いに認め、わかり合い受け入れているからこそ、社会は成り立っています。『共生』とは、互いに良さを出し合い、また、補いながら共に生きていくことではないでしょうか?小学校も社会の一つです。小学校という社会の中で子供たちが互いの違いを認め合い、良さを発揮しながら生きていくことができたら、素晴らしいことです。 『自立』と同じように具体的に学校生活や普段の生活の場面での『共生』した子供の姿を考えてみたいと思います。 ・みんなと同じ目標に向かって、自分の役目を果たしていくこと。 ・困っている友達がいたら、そっと手を貸してあげること。 ・あいさつが進んででき、お礼の「ありがとうございます」や謝る時の「ごめんなさい」などが素直に言えること。 ・みんなのために係や委員会の仕事、掃除を責任をもって行うこと。ゴミが落ちていたら、そっと拾うこと。 ・行事や集会等を行う時は、協力して、助け合うこと。 ・友達を大切にし、いじめや差別をしないこと。友達の良いところを認めること。悪いことは悪いと注意できること。…など沢山、あります。 東日本大震災ではこの『共生』ができる日本人の素晴らしさを痛感しました。また、グローバル化の成果では、大切なことです。ご家庭・地域も小さな社会です。家族、地域で『共生』できる一人ひとりでありたいと思います。 |
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