本日2月6日(金)、前日の降雪から一変して温かな日差しの中、小宮小学校40周年記念式典を無事行うことができました。大勢のご来賓の方に小宮小の希望に輝く子供たちの姿を見ていただきました。私は、開校記念式典をお祝いする上で最も大切なことは、子供の姿であると思います。まずは、子供たちが開校50周年の10年後を目指して自分の夢に向かって羽ばたいて欲しいと思います。子供たちの姿勢、呼びかけの声、歌声、素晴らしかったです。子供たちにお礼を言います。「ありがとうございました。」
当日私が話した式辞を以下に掲載します。1〜3年生にも私の気持ちを伝えたいです。子供たちが目にする機会があれば、幸いです。
○式辞
本日は、ご多用の中、また、寒さ厳しい中、日頃より本校にご支援・ご指導をいただいております八王子市教育員会教育長 坂倉ひとし様を始め、大勢のご来賓の方々にお越しいただき、心からお礼を申し上げます。
今日は、青空に恵まれ、お天気も記念式典をお祝いしてくれています。
さて、児童の皆さん、本校は昭和五十年四月、八王子市の北東にオープンスペースを各階に備えた東京都のモデル校として開校しました。本年度、開校四十周年という節目の年を迎えることができたのは、本校を誇りに思い大切にする地域の方々や保護者、卒業生の温かな支えがあったからです。登下校時の見守り、雪かき、行事や学習のボランティア等、様々なご支援をいただいています。こうした大勢の方々に感謝の気持ちをもってください。小学校の誕生日のお祝いは10年毎です。今日という日を小宮小の児童として式に参加できたことをしっかりと、心にとどめてください。
校長先生から、これからの小宮小を更によくするため、皆さんにお願いが2つあります。1つ目が、自分を大切にする人になることです。後で皆さんが歌う「ふるさと」の歌詞にある『僕のふるさと、ここはふるさと』とあるように、自分の学校を愛する人、自分の住んでいる町を愛する人、この八王子を愛する人になって欲しいと言うことです。そのことは、私たちの国を愛すること、世界の国々を愛することになり、世界の平和にもつながります。
2つ目が、皆さんの成長した姿を保護者・地域の方にお見せすることです。皆さんがまずは、十年後の開校五十周年を目指して、自分の夢に向かって、希望をもち自分の力で未来を築いてください。皆さんはちょうど20〜22才になっています。立派な大人です。未来へ羽ばたくためには、今日からは、弱い心に勝ち、自分の課題から逃げずに挑戦してください。そして、他の人と協力し助け合ってください。そのことは本校の教育目標「・かしこい子 ・たくましい子 ・ゆたかな子 ・みんなと仲良く生き抜く子」に通じます。皆さんの活躍する姿を楽しみにしています。
最後になりましたが、小宮小の子供たちのより良い成長のために、これからも全教職員が一丸となり、教育活動に邁進することを今日の記念式典に参加してくださった方々にお誓い申し上げます。今後ともご支援とご指導をよろしくお願いします。
以上で式辞といたします。
平成二十七年二月六日
八王子市立小宮小学校 校長 井上正彦