1月8日(木)3学期始業式講話本年も城山小学校ホームページをよろしくお願いいたします。 以下、始業式の講和になります。 ◎1月8日(木)3学期始業式講話 皆さん、今朝のあいさつは「新年明けましておめでとうございます」です。いよいよ3学期が始まりました。廊下も教室も先生方や用務員さんがワックスをぬってくださったのでとてもきれいですね。寒くなって道が凍り、みなさんが滑らないようにと、氷を融かす薬をまいたり、いつでもまけるように準備してくださっていたりしてくださっているのです。目立たないところでも学校をがっちりと支えてくださっている人がいることをいつでも忘れないでくださいね。 13日間の冬休みでしたが、規則正しい生活ができましたか。休み時間や担任の先生が作ってくれる時間の中で休み中にあった様々な楽しいことをみんなで伝え合ってください。楽しい話は分けても減りません。周りの人も嬉しい気持ちにさせることも多いですよ。ただ、悪ふざけは他の人の迷惑になるだけなのでやめてください。 今年は乙未(きのとひつじ)という年に当たり、干支では60通りの組み合わせの32番目に当たります。皆さんも良く知っている十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」ですね。これに木・火・水・金・土「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、みずのえ、みずのと、かのえ、かのと、つちのえ、つちのと」の十干を組み合わせて60通りになるということは去年もお話ししたと思います。 羊なのに未来の未を書いて「ひつじ」と読みますが、この字のもとになったものは木のまだ伸びきらない部分なのだそうです。ですからこれから伸びていく状態を表しているのですね。校長先生は、このことを調べている時に、ちょうど皆さんがそれに当たるなと思いました。これからどうやって自分を伸ばしていくか、それも良い人間になるためにどうしていったらいいのかチャレンジしていくことが、とても大切な勉強だと思います。 羊は仲間と群れを成して行動するので、家族の安らぎや、平和をもたらす縁起がいい動物とされることも多いです。 せっかくの未年なので、羊にまつわる話を二つしましょう。一つ目は未年に誕生したロボットがいるのです。それは鉄腕アトムです。2003年に誕生したという設定で描かれた手塚治先生の漫画ですね。「なーんだ、たいしたことないじゃん」なんて思わないでください。この漫画は、校長先生が小学生の頃、つまり50年以上前に書かれたものなんです。50年たって、まだアトムのようなロボットは実際には誕生していないのですが、アシモのように、二本足で歩くロボットや話ができるロボットは作られています。きっと皆さんが大人になるころは、人間とロボットがもっといろいろなところで付き合うようになるかもしれませんね。 羊にまつわるようことわざで結ぼうと思っていたのですが、探してもなかなかいいものがなかったので、こんな話を・・・。眠れないときに目をつぶって羊の数を数えると眠れると言われています。それはなぜか調べましたら、イギリスがもとでした。イギリスではもちろん英語が国語です。羊は英語で「シープ(sheep)」と言います。そして眠るは「スリープ(sleep)」と言います。なんとなく似てますよね。これを繰り返すことで「スリープ」、眠れという暗示をかける作用があるとか、また「シープ」が寝息に似ているから、息を吐くことでリラックスできて眠れるんだとかも言われています。じゃあ「羊が一匹、羊が二匹・・・」の日本語ではだめ?ではないみたいです。羊のいる情景を思い浮かべると牧場のような広いところを考えることや、数を数えるという単純な作業で眠くなるからといった説もあります。なかなか眠れないときに安心してトライしてみてください。 6日は「小寒」でした。寒の入りを過ぎて、これから寒さも一段と厳しくなってきます。インフルエンザの流行の季節でもあります。寒さの中、健康の管理も大切な学習の一つですが、心の健康管理もしっかりお願いします。「周りの人に迷惑をかけないようにがんばること」をいつでも意識して行動してみましょう。適度な運動と食事&休養で心も体も元気よく大切な時期を乗り切っていきましょう。 これで始業式のお話を終わります。 |
|